チャリママと併走

猫社長の玄関先のちょい横にいつも自転車が止められている。チェーンをまいてしっかり鍵を
かけている。後ろには子供の補助いすがついている。猫社長想像するに若いママで
通勤用に使っているんだろうけど、ほぼ毎日止まっているので何となく気になっていた。
ところがある日ついに自転車ママと遭遇できた。ママ？それにしちゃあだいぶ年増にみえる。
チャリママは仕事帰りみたいだ。よーし、しばらく併走してみよう。チャリンコママの向かった道は
しばらくは上り坂が続いているからいけるかも。猫社長も大股で早足のピッチをあげる。
日頃の運動不足がたたってけっこうきつい。
ところがチャリママはスイスイスーダラダッと坂道をあがっていく、よくみたらチャリママのは
電動なのだった。どんどん二点の差が開いていく。バイバイチャリママ、こっちは息切れだ。
これが高橋尚子かアべべなら楽勝なんだろけど。
それにしてもチャリママはどうよく見積もっても補助いすに乗せる小さな子供がいるようには
みえない。
だからあの補助いすは荷物を乗せるためのだと猫社長はかってに判断した。実は若かったらゴメンね。