縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

春よこいの替え歌で

2006-09-10 | Weblog
春よこい、早く来い、歩き始めたみいちゃんが
赤い鼻緒のじょじょ履いておんもへ出たいと待っている
そのみいちゃんも今じゃすっかり梅干しばばあ、冬はこたつの中で食っちゃ寝、食っちゃ寝で
春よこい、早く来い、膨張しきったみい婆が
作ったばかりのカツラ付け、おんもへ出たいと待っている。
やがて春が過ぎ、暑い夏がやってきて、日がな一日、扇風機の前でごろごろしていたみいちゃん、
秋よこい、早く来い、消耗しきったみい婆が
赤い木綿の婆シャツでおんもへ出たいと待っている。
待っているのは猫社長も同じだよ。去年のブーツを磨いてる。