2007.06.08 早稲田大学戸山キャンパス
【研究発表】水の信仰と供儀 土橋由佳子
【要旨】和文『粉河寺縁起』に見られる「沙門良心粉河田因縁第四」には、「葦毛の馬」と「墨染の衣着せる少僧」が同趣の役割を持つ存在として描かれている。この二つの表象から、粉河寺の背景に見える信仰の歴史について、初穂論と、祈雨をめぐる節供や田の行事に見られる童の意味を水の儀式を中心として読み解いていきたい。
2007.06.08 早稲田大学戸山キャンパス
【研究発表】水の信仰と供儀 土橋由佳子
【要旨】和文『粉河寺縁起』に見られる「沙門良心粉河田因縁第四」には、「葦毛の馬」と「墨染の衣着せる少僧」が同趣の役割を持つ存在として描かれている。この二つの表象から、粉河寺の背景に見える信仰の歴史について、初穂論と、祈雨をめぐる節供や田の行事に見られる童の意味を水の儀式を中心として読み解いていきたい。