寺社縁起研究会・関東支部

@近畿大学東京センター

第60回例会

2005年06月02日 | 例会履歴

2005.06.02 早稲田大学戸山キャンパス

【研究発表】長谷寺観音信仰とその造像―中世律宗の関与について―  瀬谷貴之
【要旨】大和長谷寺の本尊十一面観音像は、霊験像として信仰され、全国各地には「長谷寺」という同名の寺院が存在する。本発表では、その長谷寺観音信仰の流布と、長谷寺式とされる形制の本尊の造像・安置について、西大寺流を中心とした中世律宗が大きく関与していることを明らかにしたい。