大東文化大学の藏中しのぶさんからの依頼により、シンポジウムのご案内を掲出いたします。
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◆開催日時 2013年10月27日（日） 10:00～17:30
◆場 所 大東文化会館ホール （東武東上線 東武練馬駅から徒歩3分）
◆プログラム
【午前の部】
講演「アジア共生時代における日本語教育の国際戦略」
分科会（Ａ～Ｅ）
【午後の部】
基調講演：第Ⅰ部（仏教東流と東西世界）第Ⅱ部（仏教東流と日本）第Ⅲ部（パネルディスカッション）
主催：大東文化大学大学院 外国語学研究科 日本言語文化学専攻
共催：大東文化大学 外国語学会 日本語部会
詳細は以下参照
http://www.daito.ac.jp/education/graduate_school/news/details_7227.html
大阪大学の中山一麿さんからの依頼により、資料展観のご案内を掲出いたします。
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科学研究費補助金 基盤研究（B）22320049（平成22～25年度）
「随流寺院間に於ける経蔵形成とその位相に関する研究」成果公開
瓶井山禅光寺安住院 研究者限定特別展観
■日時：
2013年10月18日（金）14:00～17:00
2013年10月19日（土）10:30～13:30・17:00～18:00
2013年10月20日（日）9:00～10:30・12:30～14:00・16:00～17:30
※会期中の時間外観覧ご希望の方はご相談下さい。
■会場：
瓶井山禅光寺安住院 書院 岡山市中区国富3-1-29
■お問い合わせ：科学研究費補助金 基盤研究（B）22320049
「随流寺院間に於ける経蔵形成とその位相に関する研究」研究代表者：中山一麿
TEL：090-6236-8348 / Email：nakyamaro◆gmail.com ※メール送信の際は◆を@に置き換えてください。
《注意》お寺への直接お問い合わせはご遠慮願います。
■安住院の沿革と特別展の主旨
岡山県中南部地域には、「備前四拾八ケ寺」と総称される寺院が点在している。それらは室町後期には観音巡礼の霊場として成立していたと思われ、その多くが天平勝宝年間（749～756）、清水寺を創建した延鎮の師とされる報恩大師によって、創建されたとしている。禅光寺も報恩開基を謳う備前四十八ヵ寺の一つであり、安住院はその本坊にあたる。
平安期の醍醐寺聖宝を第一の中興とし、室町初期の増吽を第二の中興と伝える名刹は、その後も宇喜多・小早川を経て江戸期の池田藩に至るまで手厚い庇護を受けてきた。幸いにも文明年間以降、戦禍や天災による焼失を免れてきたこともあって、寺内には優品が現存している。
県指定の重要文化財、仁王門・本堂・多宝塔の他、門前の小川沿いに見られる石垣からは、谷沿いに塔頭が建ち並ぶ典型的な宗教空間があった事が忍ばれるしかし一方で、現在真言宗善通寺派に属する安住院の寺誌や法流等、寺院としての活動の歴史はあまり解っていない。安住院の歴史の再発見は当地の信仰・文化を考える上でも少なからぬ影響を持つと考えられる。
安住院には、貴家からの施入と思われる工芸品・書画の他、典籍類が3,000点（版本を除く）ほど所蔵されており、これらについての調査を足掛け7年程細々と続けてきた。今回科研費の最終年度ということと、中世文学会が岡山で開催されるという機会を捉えて、これまで内容的にはほぼ未紹介の資料が、大方の目に触れることによって研究資料として遡上する事を期待している。また、博物館での展示とは違った、生の寺院資料の展示を通して、保存・管理の困難さや混沌とした経蔵の実態に思いを馳せて頂ければ幸いと考える。
■出品リスト（抜粋）
◎文学系資料
・『源氏物語』夕顔巻断簡［鎌倉中後期写］
・絵入り『西行記』二巻［室町写］
・古筆切れ［伝後醍醐天皇筆新浜木綿集断簡、他］
・『地獄草紙』［複製］
◎郷土資料
・『安住院古文書集』一巻
・瓶井山禅光寺勧進帳
・『牛王大事』［會陽関連］
・『修正会法則』［會陽関連］
◎真言資料
・書籍目録 数点
・伝法潅頂関連聖教 数点
・安住院歴代書写聖教 数点
◎旧領主施入資料
・『徒然草』第七段掛幅［池田光政筆］
・『大智度論巻第二十五』［中尊寺経］
・『地獄草紙』［複製］
・朝鮮製革箱［豊臣秀吉公施入］
・金軍扇［徳川家康公施入］
本展観は、安住院第九十五代住職 生駒琢一師の格別なるご厚意により開催させていただいております。深く感謝の意を表するとともに、観覧者の皆様には寺務に支障をきたさないようご配慮のほどお願い申し上げます。
■安住院への交通アクセス
岡山駅より
◎バス
岡電バス 8系統 岡電高屋行きに乗車
「国富」停留所下車 徒歩約10分
※バスの乗車時間は10～15分
◎タクシー
片道約15分（1,500円前後）
※ノートルダム清心女子大学前から 乗車しても同様
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科学研究費補助金 基盤研究（B）22320049（平成22～25年度）
「随流寺院間に於ける経蔵形成とその位相に関する研究」成果公開
瓶井山禅光寺安住院 研究者限定特別展観
■日時：
2013年10月18日（金）14:00～17:00
2013年10月19日（土）10:30～13:30・17:00～18:00
2013年10月20日（日）9:00～10:30・12:30～14:00・16:00～17:30
※会期中の時間外観覧ご希望の方はご相談下さい。
■会場：
瓶井山禅光寺安住院 書院 岡山市中区国富3-1-29
■お問い合わせ：科学研究費補助金 基盤研究（B）22320049
「随流寺院間に於ける経蔵形成とその位相に関する研究」研究代表者：中山一麿
TEL：090-6236-8348 / Email：nakyamaro◆gmail.com ※メール送信の際は◆を@に置き換えてください。
《注意》お寺への直接お問い合わせはご遠慮願います。
■安住院の沿革と特別展の主旨
岡山県中南部地域には、「備前四拾八ケ寺」と総称される寺院が点在している。それらは室町後期には観音巡礼の霊場として成立していたと思われ、その多くが天平勝宝年間（749～756）、清水寺を創建した延鎮の師とされる報恩大師によって、創建されたとしている。禅光寺も報恩開基を謳う備前四十八ヵ寺の一つであり、安住院はその本坊にあたる。
平安期の醍醐寺聖宝を第一の中興とし、室町初期の増吽を第二の中興と伝える名刹は、その後も宇喜多・小早川を経て江戸期の池田藩に至るまで手厚い庇護を受けてきた。幸いにも文明年間以降、戦禍や天災による焼失を免れてきたこともあって、寺内には優品が現存している。
県指定の重要文化財、仁王門・本堂・多宝塔の他、門前の小川沿いに見られる石垣からは、谷沿いに塔頭が建ち並ぶ典型的な宗教空間があった事が忍ばれるしかし一方で、現在真言宗善通寺派に属する安住院の寺誌や法流等、寺院としての活動の歴史はあまり解っていない。安住院の歴史の再発見は当地の信仰・文化を考える上でも少なからぬ影響を持つと考えられる。
安住院には、貴家からの施入と思われる工芸品・書画の他、典籍類が3,000点（版本を除く）ほど所蔵されており、これらについての調査を足掛け7年程細々と続けてきた。今回科研費の最終年度ということと、中世文学会が岡山で開催されるという機会を捉えて、これまで内容的にはほぼ未紹介の資料が、大方の目に触れることによって研究資料として遡上する事を期待している。また、博物館での展示とは違った、生の寺院資料の展示を通して、保存・管理の困難さや混沌とした経蔵の実態に思いを馳せて頂ければ幸いと考える。
■出品リスト（抜粋）
◎文学系資料
・『源氏物語』夕顔巻断簡［鎌倉中後期写］
・絵入り『西行記』二巻［室町写］
・古筆切れ［伝後醍醐天皇筆新浜木綿集断簡、他］
・『地獄草紙』［複製］
◎郷土資料
・『安住院古文書集』一巻
・瓶井山禅光寺勧進帳
・『牛王大事』［會陽関連］
・『修正会法則』［會陽関連］
◎真言資料
・書籍目録 数点
・伝法潅頂関連聖教 数点
・安住院歴代書写聖教 数点
◎旧領主施入資料
・『徒然草』第七段掛幅［池田光政筆］
・『大智度論巻第二十五』［中尊寺経］
・『地獄草紙』［複製］
・朝鮮製革箱［豊臣秀吉公施入］
・金軍扇［徳川家康公施入］
本展観は、安住院第九十五代住職 生駒琢一師の格別なるご厚意により開催させていただいております。深く感謝の意を表するとともに、観覧者の皆様には寺務に支障をきたさないようご配慮のほどお願い申し上げます。
■安住院への交通アクセス
岡山駅より
◎バス
岡電バス 8系統 岡電高屋行きに乗車
「国富」停留所下車 徒歩約10分
※バスの乗車時間は10～15分
◎タクシー
片道約15分（1,500円前後）
※ノートルダム清心女子大学前から 乗車しても同様