寺社縁起研究会・関東支部

@近畿大学東京センター

第48回例会

2004年01月29日 | 例会履歴

2004.01.29 早稲田大学戸山キャンパス

【研究発表】『聖徳太子伝暦』の新羅侵攻譚―四天王寺の護国思想と新羅に関する言説の展開―  松本真輔
【要旨】『伝暦』には、殺生を避ける太子像が繰り返し描かれているが、実は、これに全く相反する記述が存在する。それが、新羅侵攻である。こうした記述が『伝暦』に取り込まれた背景を、四天王寺の護国思想から考えてみたい。