寺社縁起研究会・関東支部

@近畿大学東京センター

第76回例会

2008年01月25日 | 例会履歴

2008.01.25 早稲田大学西早稲田キャンパス

【研究発表】亳州太清宮年代記  酒井規史
【要旨】亳州太清宮は、道教の教主である老子の出身地(とされる場所)に位置する道観(道教の寺院)である。歴代の道教徒や皇帝から信仰を集めたため、関連する資料が多く残されている。本発表では、碑文や霊験譚などをもとに、亳州太清宮の変遷をたどる。それは同時に、中国北方の道教史を描くことにもなるであろう。また、道観に関する資料調査の方法についてもふれる事にしたい。