Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

どんとこい

2006年07月16日 | diary
 なにやら秋から僕的来日ラッシュがあるようでして…。ポーグス、ブライアン・セッツァー(ほんとに3ピースなのかな?)と、せいぜいこれっくらいのつもりでいたのだけど、なんとジョアン・ジルベルトの再来日が決定。これはなにがなんでも行く。で、噂されていたビリー・ジョエルの来日も決定。これもやっぱり行っちゃうんだな。で、クラプトンもきっと来るだろうし、延期になってるU2だってそろそろ来かねない。他だってさ、きっと予想だにしないような人達がさ、何人か来る気がするんだよね。

 というわけで、貯金です。ビリーの『ニューヨーク物語』を聴きながら、貯金です。

 僕はけっこうお歳をめした方々のライヴを観に行くことが多いのだけど、これに関して「もうピークを過ぎてるわけでしょ?今さらクラプトンなんか観てもさぁ」とか言われることがたまにある。いいんだよ、そう思うなら観に来なくて。僕は自分にたくさんの幸せを与えてくれた愛する人達の音楽を聴きに行く。創造性に溢れた偉大な歌の数々を聴きに行く。今なお歌いつづける彼らの姿を目に焼きつけに行く。彼らが生きていることを実感し、同じ時代に自分もまた生きていることの喜びを確認しに行く。

 ポールやストーンズを観れるだけで僕は嬉しい。そして、そんな彼らのライヴを観る方が、ちっぽけな旬を迎えているであろうその辺のバンドのライヴを観るよりも、遥かに大きな感動を僕に与えてくれる。それは偉大な人生に触れるということだし、自分が大切に心や体を重ね合わせてきた歌達の存在を強く感じる瞬間でもある。そこには言葉を超えた心の交流があって、なにものにもかえがたい気持ちがちゃんとある。

 というわけで、貯金です。ジョアンの『三月の水』を聴きながら、貯金です。

 さぁ、どんどん来いよ。かたっぱしから会いに行くから。