Such a Beautiful Feeling

　なんとなく自炊モードに入りつつある今日この頃。先日、およそ2年振りにくらいに卵を買ってきた。僕はそれでプレーン・オムレツを作ったし、今朝は目玉焼きを作った。フィフス・アベニュー・バンドを聴きながら食べる目玉焼きは、なんだか懐かしい味がした。

　まともに働き出して（つまり毎朝出勤するようになって）2年ほどがたつけど、それ以来、僕はそれまでこまめにやっていた自炊をいっさいやめてしまった。でも体はちゃんと覚えていたのか、カレーもオムレツも目玉焼きも、なにも考えずに作ることができた。まぁ、どれも簡単なものだし、そもそも僕は簡単なものしか作っていなかったわけだけど。でも、卵を片手じゃ割れなくなってたりしてね。ちょっと悔しかった。

　そんなわけで、目玉焼きとチーズ・トーストにコーヒーの朝食。しあわせなり。フィフス・アベニュー・バンドが終わって、エリック・カズの『1000 years of sorrow』を聴く。“Such a Beautiful Feeling”は、きっと久しぶりに目玉焼きを食べた朝の気分を歌っているのだと思う。

　自炊楽しいね。最近、もうちょっとお金を稼ごうかなぁと思っているのだけど、なかなかすぐにはそうもいかないだろうから、ひとまずは自炊でもして節制しようかな。

　伊坂幸太郎の『重力ピエロ』を買った。でもまだ1ページも読んでない。これから少しつづ読みすすめていこう。自炊をしたり本を読んだりレコードを聴いたり…。焦らない時間が僕のペースなんだと思う。