EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

ムボーなココロミ

2018-04-09 | report
テレビで観た岩手県の郷土料理「へっちょこだんご」を作りたくて、
自然食品のお店で「たかきび」を買いました。

    

しかし、これは炊飯用の硬い粒状態。
(どこにも「高きび粉」を売っていなかったので・・・)

    
    ▲自分で、擦ったらどうだ??

    
    ▲かなり硬い粒でしたが、なんとかこんな状態に
     (すりごまみたいな感じ)

    
    ▲きび団子状にして茹でたのち、市販のあずき缶詰とあわせて完成
     (お鍋でぐつぐつしています)

肝心のお味は・・・美味しい・・のだけど、ほのかににがい。苦みがある!
おそらくは、たかきびの玄米の皮(?)のせいだと思うのですが。
擦る前に、いわゆる「精米(白)」が必要だったのでしょうか~。
ちなみに昔の人々はどうやって「高きび粉」を作っていたのでせう。。

  「雑穀の精白は、「木臼」や「水車の臼」で搗いて行うのが一般的であるが、
   ヒエやアワは小粒で硬く、キビの実は卵形をして滑らかなため大変難儀した。」

            岩手県農業研究センターホームページ
            第24回企画展 「穀物を脱穀し、精白・製粉する」 より抜粋

むむむ。。これは簡単には真似できない技です。水車小屋から作らねば。。(汗)
そういえば児童文学『クラバート』の小麦の粉ひき工房も「水車場」って呼ばれていたなぁ。
人力では無理な工程なのだなぁ。昔の人たちって、えらいなぁ。すごいなぁ。

幸いにも(?)ほんの少しだけ擦って団子にしたので、残りの「たかきび」は
玄米と一緒に混ぜて土鍋で炊いていただきます (^-^;

しかしながら、完成した「へっちょこだんご」ならぬ、「へなちょこだんご」は
これはこれで、素朴でありがたい味がするので(甘いあずき汁とよく馴染んでいる)
きちんと最後まで、いただきます!