◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼油画茶屋にて~下岡蓮杖@下田

2013-01-27 | 下田観光
稲取の『雛の吊るし飾りまつり』始まりました!河津のサクラ祭り、もうすぐ始まります!お料理自慢の宿ペンションエルブルズでは、ランチやディナーのご予約も承っております。 (ランチ¥1575~、ディナー¥4200~)、シラヌタ・天城散策の合間のご会食などにお気軽にご利用下さい。 (*不可日あり。まずはお問い合わせ下さい。TEL 0557-23-4833)




 ■下田で行われたフォトツアー。
  最後は町内の『油画茶屋』さんへ。



    TEL 0558-22-4706
    営業時間 6時~ 火・金定休

  一風変わった屋号のカフェですが
  こんないわれがあります。

  (以下、お店で頂いた資料からの抜粋と、
   あちらこちらから引っ張ってきた解説です)
  
  まず『油画茶屋』とは・・・
   
  幕末から大正に生きた下田生まれの絵師であり、
  日本で初の商業写真家、といわれている
  下岡蓮杖
  明治時代の初めに浅草の境内裏山で開店した
  今で言う ギャラリー・カフェの屋号。

  このカフェは
  オーナーさんの郷土・下田出身の下岡蓮杖の
  自由な発想を引き継ぎ名づけた、とのことです。

  油絵を鑑賞ということ
  コーヒーを味わうということ

  2つの西洋文化の融合し、お客様に提供した最初の人、
  下岡蓮杖 とは、果たしてどんな人物なのか?!

   

     ↑下田公園にある蓮杖さんの銅像。

 ■江戸時代の末期のある日、
  蓮杖はオランダ船がもたらした銀板写真に見せられ
  写真技術を学ぶことを決心。

  色々な外国人と接触を試み、
  横浜開港の談判のために来日した
  タウンゼント・ハリスの通訳であるヘンリー・ヒュースケンから
  写真撮影を学ぼうとしたけれど、
  大したことを教えてもらえる前に
  ヒュースケンは暗殺されてしまう。

  その後、
  アメリカ人写真師ウンシンにカメラを譲ってもらうことができたけれど、
  現像に際し使用する薬品の名前や分量もわからずじまい。

  悪戦苦闘の末
  なんとか自己流か偶然か、技術を習得し
  1862年、横浜に日本初の写真館を開業。

  「写真を撮られると魂が抜かれてしまう~~~」という当時の日本人。

  お客様はもっぱら外国人。

  元々画家である蓮杖は絵に彩色をしたり
  外国人に着物を着せたり、
  背景に、いわゆる日本的、と思われる物を配置したりのコスプレ写真で
  一世風靡。
  ひと財産を築きます。
  
  この写真館で撮られた写真が
  外国におみやげ物として渡り
  その後長きに渡って
  誤った日本のイメージを外国の人々に植え付けた原因になったとも
  言われています。

  その後蓮杖は、写真以外の事業(乗合馬車、牛乳販売などなど)を
  色々始めますが
  時代の波に飲まれたり
  あるいは、時代の先取りをしすぎてか、
  晩年は、写真館で築いた財産も失い、
  静かに暮らしましたとさ。

 
  とこんな感じの波乱万丈人生を歩まれた方。

 ■そんなお話を、
  レトロな小物が山ほど展示されている店内で
  カフェのオーナーから面白おかしく伺うひととき。


  
  頂いたコーヒーも
  添えられていたチョコレートもとても美味しく
  店内も面白いものが沢山ありましたが
 
  熱弁されているオーナーさんばかりを撮ってしまい



  店内写真はこれ一枚。

  コーヒーもまた頂きたいし、
  店内ももっと見たい!

  再訪しなくちゃいけない場所が
  また増えました。

  ということは、またお楽しみが増えたって言う事。
  あ~~幸せ。





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