***本日の写真***
重さ約12トン!「曳けるもんなら、曳いてみな!」

■日曜日、稲取の港前で「御石曳まつり」と言うのをやっていると言うので
出掛けてみました。
■江戸時代、徳川公は江戸城の城壁を作るため
各地に石を提供するように命じました。
伊豆にある通称「伊豆石」は城壁に適した非常に丈夫な石で
しかも、その時代から稲取の港が整備されていたこともあり
多くの石が切り出され、人々の手で港まで運ばれ
海路、江戸へと運ばれました。
そんな史実を元に
平成元年に始まったのがこのお祭り。
その後、様々な大人の事情によりお祭りは中止となりましたが
昨年、稲取若者会により復活し、今年は第二回目。
皆で力を合わせて、巨大な石を曳く事で
稲取の町に再び活気を取り戻そう!ということらしいです。
■稲取の港の前には町役場があり
広い道路があります。
そこに、地元の特産品や姉妹都市岡谷市の出店、
骨董品屋やスーパーボールすくいなどの屋台、
なんと、あの「石窯や」さんまで!
一時間半待って食べたピザがこれ。
地海苔とワカメのピザとベーコンのピザ。
待った甲斐がありました。やっぱり美味しい。
なぜかまた自衛隊の隊員輸送車が。。。。。
運転席に座ってハンドルを握ってみました。
カッコいい!!!
時速100kmは出るそうです。
■太鼓の演奏やよさこい踊りなどが披露され
いよいよ「御石曳き」の始まり。。。。
この12tある畳石を皆で曳きます。
石の上には稲取伝統の「馬鹿囃子」の人たちと
扇子を持った人。
馬鹿囃子は、気の抜けた感じでひょろひょろ~~~ひょろひょろ~~と
演奏を続けます。
そしてたまに
「曳けるもんなら、ひいてみなぁ~~~」とおどけたようにつぶやきます。
頑張ってる曳き手と扇子の男、
脱力系の馬鹿囃子。
この対比がまた可笑しい♪
扇子の合図で
一斉に曳きます、
さらに曳きます。
がんばって曳きます。
真ん中の日に焼けたおじさんは
稲取の「シントコ美容室(老舗の床屋さん)」のおじさん。
ひろし行きつけの床屋さん
たまに、はつねもカットしてもらっていつも可愛がってもらっています。
町の超有名人です。
はつねに、「幸せの黄色い飴」をたくさんくれました。
石が動き出すと
下に敷いた木から摩擦で煙が立ち上ります。
■ひろしもはつねも(私はちょっとだけ)曳き手となって曳いてみました。
そして二百人ほどの人たちの力が合わさって
12tの畳石は役場前の道路を移動しました。
何がしかの神様と関係のあるお祭りとはまた一味違う
楽しいお祭りでした。
■来年も、同じくらいの時期に開催予定(だと思います)。
地元密着型のお祭りですが
稲取の港町ならではの活気を楽しみに
いらしてみませんか?
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