6月8日午前10時30分気温25度。晴天。
子供の付き添いで、田んぼに行った。区が小学生のために用意した善意の田んぼだ。小学生が地元のお百姓さんに手伝ってもらいながら田植えをし、秋には実った稲穂を刈り取る。
昭和5年生まれのおじさんの話がおもしろい。ここは、江戸川区だけれども、かつては千葉県だったそうだ。今は大きな鉄橋の上を東西線の電車が通る。「おじさんが子供のころは、旧江戸川を泳いで千葉県にいったんだよ。」
「タニシだ。あ、カエルもいるよ。」子供たちは声をあげる。向こうにいた別の学校の3年生が大きな魚を網でとった。「ふっこ。スズキのあかちゃんなんだよ」、とおじさんは言った。おじさんは、子供たちに、笹笛や笹船を作ってやった。
いつの間にやら、子供たちはおじさんのことを「名人」とよんでいる。
12時。もう学校に帰る時間だ。いやがる子供たちをむりやり学校につれていく。
うしろを振り返ると、子供たちのお母さんが名人に笹船の作り方を教えてもらっていた。
お母さんも夢中だ。
子供の付き添いで、田んぼに行った。区が小学生のために用意した善意の田んぼだ。小学生が地元のお百姓さんに手伝ってもらいながら田植えをし、秋には実った稲穂を刈り取る。
昭和5年生まれのおじさんの話がおもしろい。ここは、江戸川区だけれども、かつては千葉県だったそうだ。今は大きな鉄橋の上を東西線の電車が通る。「おじさんが子供のころは、旧江戸川を泳いで千葉県にいったんだよ。」
「タニシだ。あ、カエルもいるよ。」子供たちは声をあげる。向こうにいた別の学校の3年生が大きな魚を網でとった。「ふっこ。スズキのあかちゃんなんだよ」、とおじさんは言った。おじさんは、子供たちに、笹笛や笹船を作ってやった。
いつの間にやら、子供たちはおじさんのことを「名人」とよんでいる。
12時。もう学校に帰る時間だ。いやがる子供たちをむりやり学校につれていく。
うしろを振り返ると、子供たちのお母さんが名人に笹船の作り方を教えてもらっていた。
お母さんも夢中だ。
米ってもっとも身近なものですけど、どういう風な形をしているかとか、どうやって食卓に運ばれるのかっていうのは、今の子供には分かりづらいですものね。田植えの経験ってとても良いことだと思います。
どんなに大変な作業を経てお米が作られるのかを知る、という意味でもイイ経験でしたね きっと