白人学生が黒人の大学職員に尿入りの料理を食べさせ、その場面を写したビデオを公開した (内容については、昨日の記事を参照してください)。その後、ビデオを見た同大卒業生からThe Times紙にメールが届いた。
Bigoted Afrikaner students always got away with murder at this universityより引用
オランダ系学生は、やりたい放題だった
大学は、黒人の学生を苦しめる白人の学生を常に保護していました。このような屈辱的な事件は以前から多数発生していたのです。
私は、アパルトヘイトがなくなった後、人種差別主義者がどこへいったのかと考えていました。
彼らは跡形もなく消えたのでしょうか?
それとも、我々の中に潜んでいるのでしょうか?
私がこの大学に来たのは2003年。そしてその年に私は答えを知りました。
2004年のある夜、図書館から出てきた一年生数人が、今回の事件が発生した学生寮に住んでいた白人学生に襲われました。
襲われた一年生たちは、学部長に事件を報告し、警察に届けを出しました。しかし、驚いたことに犯人たちは罰せられませんでした。
警察署で、事件の記録簿がなくなったのです。
この話は、人種差別的な白人学生が常に何でもし放題だったことの一例にすぎません。
私は、今回の事件について学部長を徹底的に取り調べるべきだと考えています。
以前から学生たちは大学で発生する人種差別に関する問題について調査してくれるように教育大臣に要求していたのですが、教育大臣は学生たちの要求をことごとく無視してきました。
教育大臣は、学生ではなく、大学側の話を聞くのです。
大学Tシャツには、"Only a kovsie knows the feeling."というセリフが書かれています。私はいつもこう翻訳していました。
「この大学では、黒人だけが圧迫され差別される感覚を知っている。」
卒業生(電子メールによる投書)
Bigoted Afrikaner students always got away with murder at this universityより引用
そんな学生たちは、グアンタナモでアフガン人に屈辱的な拷問を繰り返していた米人憲兵の言葉「自分の中のモラルにしたがっていればよかった。」をどう聞くのでしょう?