自身55回目の受験となる第208回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。会場は松本医療福祉専門学校、フォームは4MIC6のメジャー(マークシートのA面がピンク色)でした。今日もいつも通りに難しく、満点を取っていたとしても安心して受験できる回がないのがTOEICの奥深さです。だからこそ、終わった後の達成感と爽快感は最高ですね。
以下、個人的な感想です。
【パート1】
選択肢を一つずつふるいにかけていけば100%解答でき、特に難しいと感じる問題はありませんでした。
【パート2】
中盤から後半にかけてに長い英文が出ましたが、質問の本質をとらえていれば問題ないでしょう。否定疑問文、付加疑問文が少なかったように感じました。
【パート3と4】
いつも通りの難易度のように思いました。「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを、20セット(60問)崩さずに続けられる速読力とスタミナが必要です。
【パート5】
文法はいつも通りの難易度に感じましたが、語彙問題は難しかったように思います。No.140は「蛇口」と勘違いしてしまい、ミスしました。こういうところで自分の語彙力の浅さを教えてくれるのがTOEIC。まだまだです。
【パート6】
標準的なレベルだと思います。多くの学習者が他動詞で覚えている動詞の自動詞用法を問う、日本人の苦手なところをついてくる問題もありました。
【パート7】
パート5とパート6を合わせて約17分で解き終わり、14:02頃にパート7に突入しました。SPの前半は長めの文章を読ませながらも2~3問のセットの問題が多く、コスパが良くない問題が多かったように思います(笑)。細部まできちんと読んでいないと正解が導き出せないのも、いつも通りです。SPの最後の記事も内容が難しく、時間もとられて後からボディーブローのように聞いてくる問題でした。DPに突入したのが14:28頃。内容を推測しづらい問題はありませんでしたが、問題に直接関係なくても本文中に格式語が使われていて語彙のレベルが上がっているように思いました。14:50に全問を解き終わり、11分間で見直しもできました。
毎回の感想で述べておりますが、時間内にパート7まで全問を解き終わるには、パート5の40問をいかに速く正確に解くかにかかっています。パート5を速く解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。もし、リーディングで最後まで解き切れない方は、徹底的にパート5を鍛えることをお勧めします。
現形式のTOEICとしては、長野県では今回が最後でした。来月のTOEICは都市部でしか行われませんが、私の英語力はTOEICに育ててもらったので、現形式のTOEICの最後を見届けるべく、東京まで受けに行ってきます。
今回も多くの学びと気づきがありました。それらを自分の中で完全消化し、授業を通して還元していこうと思います。