ヒロ前田先生の『TOEICテスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人』を読んでから、『TOEICテスト新公式問題集 Vol.5』のパート3・4の音読に熱が入ります。毎日各パート1セットずつ10回音読をするようにしていますが、一文一文に気持ちを込め、その人になりきったつもりで音読暗唱する“アクティング”を心がけています。(アクティングについては、本著の138ページをお読みください。)
音読の最終段階がアクティング。実際にその英文を使う場面に自分を落とし込み、英文が自然と口から出てくるようにしなければならないため学習者には相当の負荷がかかりますが、この壁を越えると“英語が話せる”という感覚がつかめます。音読は英語を話せるようになるために避けては通れない道、つまり、語学習得においては不可欠なものであるということを身を持って証明したいと思います。そして、TOEICで培った英語力が実用的な英語力になるということも示したいと思います。それにしても、公式問題集はやればやるほど新たな発見があり、使い方によって様々な英語力の強化につながります。「TOEICは公式問題集に始まり公式問題集に終わる」というどこかで耳にした格言に意義が、今よく理解できます。