英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

パート5の原点

2014年02月19日 | TOEIC・英検など
Rabbitさんが旧TOEICの公式ガイド本を買われた記事を読み、私も10年以上も前に購入した英語版の旧TOEIC公式ガイド『TOEIC OFFICIAL TEST-PREPARATIONA GUIDE』を書斎から引っ張り出してきました。
これは2001年のワシントン大学留学時代、エクステンションコースで「TOEIC Preparation」という授業をとっていたのですが、その指定テキストでした。

昨日久しぶりにやり直しました。当時は何度も繰り返した覚えがあるのですが、今の公式本ほどはやりこんでいなかったので、どの問題も初めて解く感じでした。

旧TOEICは現在の新TOEICとは傾向が違うのであまり参考にはなりませんが、パート5については検証の価値大と判断します。例えば、Practice Test 1 の104番の問題。
Because we value your business, we have ------- for card members like you to receive one thousand dollars of complimentary life insurance.

(A) arrange
(B) arranged
(C) arranges
(D) arranging
答えは現在完了形(B)で簡単なのですが、注目すべきは arrange for 人 to do の語法。これは昨年のTOEICで出題されました。この問題にパート5の原点を見た気がします。

122番の問題では、allow for が出ており、TOEICerにとっては珠玉の表現がてんこ盛りです。
Passengers should allow for ------- travel time to the airport in rush hour traffic.

(A) addition
(B) additive
(C) additionally
(D) additional
この他にもパート5の後半に何度の高い語彙を試す問題が出ていたりして、それは新TOEICにも受け継がれている伝統のような気がしました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする