今日は、少し真面目に文法の話しを・・・。
私は大学で言語学を修めたわけではないので学術的なことは詳しく分かりませんが、小6の時から現在までの28年間、中・高を除いてほぼ独学で勉強してきた結果、文法についてある結論めいたものを自分の中にもっています。
それは、“英語は主語と動詞があって成り立つ言語である”というものです。当たり前のように聞こえるかも知れないことですが、意外とこの大原則に気づかずに、辞書で調べた英単語の意味をくっつけて、何となく解釈して済ましている学習者が如何に多いことか。
日本語の「が・は・て・に・を」のような助詞がない英語は、語順を重要視します。そのため、文頭の名詞はほぼ間違いなく主語となり、その主語の人称と時制により、動詞の形が決まります。そして、その動詞が、後ろにどのような文型を成立させる決定権を持っています。よって、ノンネイティヴが英語を習得する際、主語と動詞を見抜けることが、最大のポイントとなります。
しかし、英語も言葉ですので、いくつか例外があります。
昨日読んだ、ある私立大学で出題された英文では、動詞を省略してしまう副詞 hence の用法が出てきましたので紹介します。
hence は、「それゆえに、したがって」という意味で覚えている方も多いと思いますが、動詞なしで文頭に使われることがあります。
そういえば、去年受けたTOEICでは anyway の相関的な構文が出題されていました。
私は、こういった類の文法事項の例外が大好きです。昨日も hence の用法を調べていたら深夜1時を回ってしまいました。
魅力的な文法の奥深さ。でも、それを極めるには、やはり基本である「主語と動詞」を瞬時に見抜ける構文把握力が大前提です。
私は大学で言語学を修めたわけではないので学術的なことは詳しく分かりませんが、小6の時から現在までの28年間、中・高を除いてほぼ独学で勉強してきた結果、文法についてある結論めいたものを自分の中にもっています。
それは、“英語は主語と動詞があって成り立つ言語である”というものです。当たり前のように聞こえるかも知れないことですが、意外とこの大原則に気づかずに、辞書で調べた英単語の意味をくっつけて、何となく解釈して済ましている学習者が如何に多いことか。
日本語の「が・は・て・に・を」のような助詞がない英語は、語順を重要視します。そのため、文頭の名詞はほぼ間違いなく主語となり、その主語の人称と時制により、動詞の形が決まります。そして、その動詞が、後ろにどのような文型を成立させる決定権を持っています。よって、ノンネイティヴが英語を習得する際、主語と動詞を見抜けることが、最大のポイントとなります。
しかし、英語も言葉ですので、いくつか例外があります。
昨日読んだ、ある私立大学で出題された英文では、動詞を省略してしまう副詞 hence の用法が出てきましたので紹介します。
hence は、「それゆえに、したがって」という意味で覚えている方も多いと思いますが、動詞なしで文頭に使われることがあります。
No one helped him. Hence his failure.hence は格式語ですので、あまり会話では使わないと思われますが、副詞の意外な用法はTOEICでも出題されますので、覚えておいた方がいいかもしれません。
(誰も彼を手伝わなかった。それゆえ、彼の失敗ということになったのだ。)
Hence the phrase “bell the cat”.
(したがって「猫に鈴をつける」という句が出た。)
He said nothing, hence her anger.
(彼は黙っていた。それで彼女が怒った。)
そういえば、去年受けたTOEICでは anyway の相関的な構文が出題されていました。
anyway
[通例but節で文尾に置いて]
とはいうものの、それでもやはり《◆neverthelessより口語的》
I'm tired, but I'm going anyway.
私は、こういった類の文法事項の例外が大好きです。昨日も hence の用法を調べていたら深夜1時を回ってしまいました。
魅力的な文法の奥深さ。でも、それを極めるには、やはり基本である「主語と動詞」を瞬時に見抜ける構文把握力が大前提です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます