最近、浪人生から「夏休みの英語の勉強をどうしたらよいか」という相談を受けます。
彼らの英語の偏差値は、マーク・記述模試とも65を超えています。着実に力がついてきていて、「この夏にもっと飛躍を!」と考えて、相談に来てくれるのです。
そんな彼らに、私は「基礎を固めろ」とアドバイスします。皆、レベルの高い難しいことをやりたいと考えているのですが、偏差値70を超えるには、ここで今一度足元を固める勉強が必要です。
具体的には・・・
夏休みと言っても、暑かったり、誘惑があったりして、意外と勉強の能率は上がりません。
背伸びをせずに、足元を固める単調で辛い勉強に、如何に固執できるか?秋以降の飛躍は、ここにかかっています。
彼らの英語の偏差値は、マーク・記述模試とも65を超えています。着実に力がついてきていて、「この夏にもっと飛躍を!」と考えて、相談に来てくれるのです。
そんな彼らに、私は「基礎を固めろ」とアドバイスします。皆、レベルの高い難しいことをやりたいと考えているのですが、偏差値70を超えるには、ここで今一度足元を固める勉強が必要です。
具体的には・・・
①文法知識の虫食い状態を無くす以上のことを徹底してやれば、2学期以降、英語の偏差値は70以上で安定します。センターの英語なら、軽く190点以上は取れるでしょう。
浪人生といえども、これまで習得した文法知識は断片的なものです。そこで、山口俊治著『英文法講義の実況中継(上)』『同(下)』を読破します。口語調の平易な文体で書かれた本著で、文法知識を基礎から系統的に整理できます。
②瞬時の英文構造把握力の錬成
少し古いですが、伊藤和夫著『英語構文詳解』を使います。私の受験生時代から定評ある本著ですが、この一冊を繰り返せば、英文構造を見極める力は揺るぎないものになり、読解力・速読力の礎となります。
③既習英文の音読
教材は、1学期中に受けた模試の長文、第1志望の大学の過去問、予備校等の授業で既習済みの長文を使います。英文構造は当然のこと、ひとつひとつの単語の発音・アクセントにまで気を配り、1つの英文を少なくても30回、声に出して音読します。
夏休みと言っても、暑かったり、誘惑があったりして、意外と勉強の能率は上がりません。
背伸びをせずに、足元を固める単調で辛い勉強に、如何に固執できるか?秋以降の飛躍は、ここにかかっています。
少し質問なのですが、今、自分も英語の基礎からの見直しを行っているのですが、中学校の英文法部分は、NHKラジオ講座のスクリプトを用いながら音読を行い、復習を行っているのですが、高校レベル以降のスクリプトの導入もスムーズに行いたいので、先んじて高校文法をおさらいしておきたいのですが、何か良い本はありますのでしょうか?
いきなり、実況本で良いのやら悪いのやらと思いまして・・・。不躾とは思いますが、質問させて頂きました。
ご質問ありがとうございます。
高校英文法の導入として『英文法講義の実況中継』は最適だと思います。
口語調で書かれているのでサラッと読めますし、解説も丁寧で論理的です。
基本は本当に本当に本当に大事ですね。
模試の採点をしていると、その基本がおざなりになっている人がいかに多いかを痛感します。
基本を制してこそ、英語を制する、ということを私も生徒たちに伝えていきたいと思います。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、基本はいくら繰り返しても損はありません。
応用力とは、基本を徹底的に追究できる力だと思っています!