高校生たちの夏休みが始まりました。都会よりも短い夏休みのイメージがある信州ですが、高校生たちはほぼ一ヶ月の夏休みがあります。
毎年思い出すのが、私自身が高校生だった時の夏休み。
1年時、朝から晩までバレー部の練習漬けで体力が持たず、朝から栄養ドリンクを飲んでいました。成績は学年最下位層で、そんな部活中心の生活に疑問を抱き始めました。
2年時、部活を辞め、東京・高田馬場の早稲田予備校で夏期講習。2週間の予定が、ゲームセンター漬けになってしまった自分に嫌気がさし、1週間で都落ち。
3年時、2年時と同じく早稲田予備校で夏期講習。すべて出席したものの、出席することだけで満足してしまい、ろくに予復習もせず。
振り返ってみると、何かが身についた夏休ではありませんでした。
大学生も含めた学生諸君には、夏休みが終わった後、「今年の夏は〇〇に集中できた」「〇〇で結果を出せた」というような、形に残る時間を過ごしてもらいたいと思います。
筋トレに特化して、体を一回り大きくするのも良し。英単語集を一冊、完璧に丸暗記するのも良し。興味のある分野の新書を読み漁るのも良し。
その後の自分の成長につながり、数年後に振り返った時に「あの年の夏は〇〇だったなぁ」と、記憶に残る時間を過ごしてもらいたい。