WBC優勝の余韻に浸っていますが、決勝戦直前の円陣での大谷選手の声出しが話題になっています。
「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。まあ野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがやっぱりいると思うんですけど。今日一日だけは、やっぱ憧れてしまったらね、超えられないんで。僕らは今日超えるために、やっぱトップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ行こう!」
野球日本代表 侍ジャパン(@samuraijapan_pr)より
アメリカの Talkin'Baseball 公式ツイッター(@TalkinBaseball_)がこの言葉を英訳して紹介しており、アメリカの野球ファンからも「史上最も礼儀正しい鼓舞スピーチだ」「この男は野球の神様だ」といったコメントが集まっているようです。
以下にその英訳を紹介します。
“Let's stop admiring them… If you admire them, you can't surpass them. We came here to surpass them, to reach the top. For one day, let's throw away our admiration for them and just think about winning.”
「憧れる」にどの英単語を選択するか・・・?long for ~ や yearn for ~ など考えられますが、ネイティブはなるほど admire ~ を使うんですね。
侍JAPANは間違いなく、憧れられる存在になっています。Now they are being admired!