昨年末のツイートが、多くの方に共感していただきました。「リスニングが苦手なんです」「リスニングで点が取れません」と言う英語学習者は、例外なくリーディングもできていません。リスニングが出来るようになるには、リーディング(=「読む」力)をまずは徹底して鍛えるしかないのに、英語が聞き取れるようになるための魔法があるかのように思ってしまうのは、英語学習者であれば誰もが一度はあるでしょう。私もそうでした。確かに、リエゾンなどで音が連結して聞こえたり、聞こえない文字があるのは事実ですが、それを知ったところで、英文を英文として理解できなければ、何の意味もありません。
精読して、完璧に理解したある程度の長さの英文を声に出して音読する。スラスラと音読でき、同時に頭の中では日本語に訳していく。よく言われることですが、自分で発音できない音は聞き取れません。このトレーニングを地道に積むことで、英文を英語の語順で理解できる“直読直解”の速読力が養われ、ようやくリスニング力もついてくるのです。聞こえた端から消えていってしまう英語を英文構造のカタマリでとらえ、英語の語順通りに解釈していく・・・。リスニング力は、瞬時に英文構造をとらえる速読力とも言えるでしょう。
語学習得に楽な方法はありません。でも、地味で時間もかかりますが、確実な方法は存在します。
精読して、完璧に理解したある程度の長さの英文を声に出して音読する。スラスラと音読でき、同時に頭の中では日本語に訳していく。よく言われることですが、自分で発音できない音は聞き取れません。このトレーニングを地道に積むことで、英文を英語の語順で理解できる“直読直解”の速読力が養われ、ようやくリスニング力もついてくるのです。聞こえた端から消えていってしまう英語を英文構造のカタマリでとらえ、英語の語順通りに解釈していく・・・。リスニング力は、瞬時に英文構造をとらえる速読力とも言えるでしょう。
語学習得に楽な方法はありません。でも、地味で時間もかかりますが、確実な方法は存在します。