大学受験界に燦然と輝く名著『英文解釈教室』の著者・伊藤和夫先生の映像をYouTubeで何回も見直しました。
この映像では6分を過ぎたあたりから、伊藤先生が「学習のポイント」を力説されています。
以上の3点がポイントですが、英語の指導者として、そして一学習者としてとても感銘を受けた部分を以下に記します。
英語力の基礎とは何か?それは、基本を徹底的に追求できる力、そして、その基本知識の出し入れを瞬時にできる力です。安易な方法論や受験テクニック的なものを求める風潮が強い昨今だからこそ、本物の英語力を生徒たちに伝えていきたいと思います。
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この映像では6分を過ぎたあたりから、伊藤先生が「学習のポイント」を力説されています。
①基礎を大切に
②筋道の通った学習を
③考える力の養成を
以上の3点がポイントですが、英語の指導者として、そして一学習者としてとても感銘を受けた部分を以下に記します。
「多読が大切だ。特に東大の場合は小説をたくさん読みなさい。そのうちきっと力がつくから」というような教える方法の無さを暴露しているだけのアドバイスが、今年も氾濫することと思いますが、ゆっくり読んで分からない文章を速く読もうとしても学習は空回りするだけです。
正確な読みに支えられて初めて多読が生きる。その意味で基礎を大切にし、言葉としての英語を支えるルールを知って下さい。
ただ、「基礎が大切だ」と言う人は多くても、何が基礎かということを明快に教えてくれる人は少ない。「中学の英語を復習しろ」のような曖昧極まるアドバイスではなく、経験に裏打ちされた自信を持って基礎とは何かを明らかにしてくれる指導者か参考書を見つけて下さい。
英語力の基礎とは何か?それは、基本を徹底的に追求できる力、そして、その基本知識の出し入れを瞬時にできる力です。安易な方法論や受験テクニック的なものを求める風潮が強い昨今だからこそ、本物の英語力を生徒たちに伝えていきたいと思います。