英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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センター試験のTOEIC的試み

2013年01月22日 | TOEIC・英検など
2013年大学入試センター試験が終わりました。今年の英語は例年と大きく変わったところはありません。文法問題は素直な問題ばかり、長文問題も紛らわしい選択肢はありませんでしたが、読ませる量が増えたので、難易度としては“変わらず”といった感じです。

私が気になっていたのが、センター試験に見るTOEIC的出題です。2007年の第4問でエコツアーへの募集広告が取り上げられたのが初めてで、TOEICのPart7そのものでした。以来、TOEIC的出題を試みてきたセンター試験。以下に、今年のTOEIC的出題をまとめておきます。

第2問(文法空所補充)
代名詞(2問)、時制(3問)、前置詞(1問)、イディオム(4問)が出題され、いずれもTOEICでも問われる内容。

第4問A(英文と表)
Part7のDPと同内容。

第4問B(広告文)
Part7のNo.153~160あたりで出題される広告文そのもの。ちょっとした計算をさせる問題もTOEICを意識している。
さらに、この広告の問い合わせ先電話番号が「555-456-0721」。TOEICに登場する電話番号は、市外局番が「555-」で始まるものがほとんど。これは絶対に意識しているはず!

第5問(二人の映画講評)
Part7No.180から始まるDPを意識した出題。


センター試験の英語は素直な良問ばかりなので、TOEICや英検の勉強をされている方はチャレンジしてみる価値大です。TOEIC900点以上を目指すのであれば、60分で解いてみるといいと思います。また、指導経験上、英検2級に合格するとセンター試験で150点以上の力があると言えます。


コメント (2)
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