ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

上野鈴本演芸場で落語を見る

2006-02-22 23:15:15 | Weblog
初めて寄席に行く。東京に住んでずいぶんと経つが寄席には行ったことがなかった。
もともと落語に対する造詣もないし、伝統芸能というものに対する気後れみたいなものもあって、寄席は敷居が高いところだと思っていた。
ただ、ずっと行ってみたいと思っていたのだ。
今回、「寄席は楽しいよ」という友人に連れられて初めて出かけることにした。
場所は上野鈴本演芸場。

寄席というのはもっと張り詰めた空気が漂っているのかと思ったが、決してそんなことはなかった。
席でお弁当を食べたり、ビールを飲んだりするのは自由。
腕を組んで聞き入っている常連がいるかと思えば、
会社のレクレーションで来たと思しきグループがいたり、と思い思いにのんびりと夜のひとときを楽しんでいる。
なんだ、こんなことならもっと早くくればよかった。

落語を六席。マジック、紙切りに曲独楽、三味線漫談と楽しんだ。
一口に落語といっても、長さはそれぞれで枕もあったりなかったり。
とりわけ古典落語に疎い私などにとっては、枕によってゆっくりとその噺家の世界へといざなってくれるのがうれしい。

中にはどうしても噺が硬くて客が乗っていないな、という噺家もいれば
ぐいぐいと無骨に押してくるタイプの噺家もいる。なるほど落語は寄席で聞いてみるものだ。

今日のトリは柳家小三治師匠の弟子で柳家はん治師匠の「鯛」という噺。
これは桂三枝の創作落語だそうで「第60回芸術祭演芸部門新人賞」を受賞したのだそう。
帰ってから調べてみると、この「鯛」は師得意の演目のようです。

4月には三枝が鈴本演芸場で初めてトリを務めるそうで、これは初めての快挙なのだとか。
是非行ってみたいものだけど、今からチケット取れるかな?

いずれにせよ、新しい世界に飛び込んだ新鮮なひとときだった。

2/22のランニング

2006-02-22 22:27:32 | ジョギング
晴れ。

月曜日は休養して、昨日は朝寝坊して3日ぶりに走る。
日曜日の疲れはほとんど取れた。
フィギア・スケートの合間に走ったので、早く見たくてついついペースが速くなる。

今日の距離:3キロ
タイム:16分30秒
体重:62.3kg 体脂肪:15.1%