ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

2/5のランニング

2006-02-05 18:20:22 | ジョギング
晴れ。昨日に続き今日も寒い。

アキレス腱の痛みのため昨日は大事を取って練習を中止。
だいぶ痛みは取れてきたが、無理をしないように距離を落とすことにした。
娘と3キロを軽くジョギング。

5月末に行われる山中湖一周ロードレースのハーフ・マラソンにエントリーした。
これから4ヶ月はそれを目標にがんばるということになる。
とりあえず目標ができたので、怪我に気をつけてこつこつと走っていこう。

今日の距離:3キロ
体重:62.1kg 体脂肪:17.3%

ゴッド・ファーザー

2006-02-05 15:18:16 | 映画
昨日はもう一本、「ゴッドファーザー」も見た。初めて見たのは高校時代だったと思うので数十年ぶり。

この映画は一人の男の成長の物語とも言える。それは言うまでもなく、ドン・コルリオーネ(マーロン・ブランド)の三男マイケル(アル・パチーノ)である。

第二次大戦から戻ってきたエリート軍人のマイケルは父が率いる"血のファミリー"とは一線を画していた。
しかし、父ドン・コルリオーネが対立するタッタリア・ファミリーとつながりのある麻薬組織、ソロッツォの一味に襲撃され瀕死の重傷を負ったころから、
マイケルは少しずつ変わり始める。自らの宿命を受け入れようと覚悟するのだ。
そのころから線の細いエリート青年マイケルの顔つきが変わり始める。心なしか体型までが逞しくなったように見えるから不思議だ。
対立組織のボスを暗殺し、(このシーンはまさに圧巻といっていい。本当にドキドキする)ファミリーの故郷、シチリアに身を隠す。
美しいシチリアの風景が画面に広がって、このとき初めてあの有名なニノ・ロータのテーマ曲が流れてくる。
このシチリアでの日々がマイケルにとって至福のそして最後の穏やかな日々だったのではないか。
そして、兄ソニーが暗殺されるにいたってマイケルはついに実質ともに自らがゴッドファーザーとなるべき運命を受け入れていく。

私たちはマイケルのファミリーの一員としての成長の姿を見ながら、同時にまた一人の役者の成長の過程をも見ることになる。
どこか所在無げだったアル・パチーノの演技が次第に確固としたものになっていくことによって、
彼自身が俳優としてこの映画を通して成長していくさまを見ることになるのだ。