ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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Joy To The World/Three Dog Night

2006-01-05 23:35:11 | 音楽
晴れ。
長いこと独身を謳歌していた弟がついに結婚することになった。
披露宴で使うBGMを作ってくれと頼まれていろいろ想を練っていたのだが、弟が産まれた1969年と嫁さんの産まれた1971年の全米ヒットチャートからセレクトしてみることを思い立った。
こういうときに役に立つのが、図鑑のような分厚いハードカヴァーの「Billboard HOT Charts 100」のSixtiesとSeventiesの2冊。これデータの羅列ですけど眺めているだけで飽きません。

この二つの年のヒットチャートも眺めているといろいろといい曲がヒットしている。
70年代初頭はThree Dog Nightがヒットを連発していて71年には「Joy To The World」が全米No.1を獲得している。
1位になったのが71年4月17日付けのHOT100でこのときの2位がMarvin Gayeの「What's Going On」。この曲は結局「Joy To The World」に頭を抑えられて2位で終わっている。
そのほかPaul McCartneyの「Another Day」やJanis Joplin、CarpentersにTom Jonesなんかがベスト10に入っていて、実にカオスというか面白い時代だったのだ。

早速「Joy To The World」のコンディションのいいCDを求めて新宿のタワーレコードに出かけたところ、ないんですね、Three Dog Nightのオリジナル・アルバム。
そうかDunhillはまだCD化されていないのか。それにしてもという感じ。Three Dog NightがろくすっぽCD化されていないなんて・・・。
唯一音質的にも問題ないだろうと思われたのが、この上柴とおるさんがライナーを書かれた日本盤コンピ。今CDでまともに聞けそうなのはこれぐらい。
このコンピも数年前にフジテレビのドラマ「ランチの女王」で使われたのがきっかけで作られたようなやつで、こういうタイアップでもなければこんなかっこいいグループもまた歴史の彼方に埋もれていってしまうのだろうか。
早くDunhillを再発してください。長門さん!

さて69年、71年のヒット曲からそれぞれ5曲ずつ選んだ。結婚式のBGMだしかなりベタだけどそのリストはいずれ紹介したいと思う。