
19世紀末に日本初の軽便鉄道として開業した伊予鉄道は、ドイツ製の小さな蒸気機関車が2軸の小さな客車を牽き松山市内を走っていたと言う…で、この軽便列車が夏目漱石の「坊ちゃん」に登場した事で後に「坊ちゃん列車」と呼ばれ親しまれた様で。
そして時は流れ2001年、松山観光の目玉として復活したのが現在走っている「坊ちゃん列車」なんだが、動力方式は環境の事を考えディーゼル機関になったとの事。
あとこの「坊ちゃん列車」、D1形機関車+ハ1形客車2両の第1編成とD2形機関車+ハ31形客車1両の第2編成があり、今回貼るのは2両編成の第1編成となります。
で、↑は今年1月に西堀端で撮った「坊ちゃん列車」第1編成。
そうそう、機関車次位の客車の屋根上にあるビューゲルが上がっているがコレは電気を撮るためのモノでは無く、分岐点のポイント操作をする架線上のトロリーコンタクターを作動させる車上コンタクタとの事…そんな訳でこのビューゲル、ポイント付近では上げられポイントの無いトコは下げた状態でした。

そして↑は西堀端で撮った「坊ちゃん列車」第1編成…いや〜、こんな街中を蒸機風DL+2軸客車が走っている違和感がたまりませんなあ♪

で、コチラは市役所前で撮った「坊ちゃん列車」第1編成…ご覧の様にポイントの無い区間はビューゲルが下がっておりますな。

そしてコチラも市役所前で撮った「坊ちゃん列車」第1編成…松山城と「坊ちゃん列車」と言うベタな画が欲しかったんで(苦笑)
おまけ
コチラは道後温泉で撮った「坊ちゃん列車」第1編成とJR松山駅前行きのモハ2100形2109…ご覧の様にコチラさん、意外と結構速かったりします(笑)
あと、蒸機っぽいギミックとして水蒸気の煙と車外スピーカーからドラフト音が流れてたりします。

で、↑は振り返って撮ったケツ撃ちカット…いやいや、テールライトも反射板も無い客車列車を見るのって何十年ぶりだろ!
しかし、このハ1形客車ってこの角度から見ると何かヨ8000みたいだなあ。

そして最後は道後温泉の駅前にある「坊っちゃん列車」展示線で佇む「坊ちゃん列車」第1編成…運行時間外の夜間はライトアップされた状態で展示(留置)されている様で。


