アマチュア無線家のお祭り、ハムフェアーなるイベントが東京ビッグサイトで
開催されました。興味のない方から見ればあやしげなオタクの集まりでしょう。
開会直後の人ごみを避け、午前中は会場近くで行われた某メーカーのSDR技術セ
ミナーに参加しました。電子回路をソフトウエア処理に置換える技術ですが、数
学的な知識も必要で難しかったです。開発者が自ら語るお話に、新しい技術への
興味が強烈に刺激されます。
午後は、フェアー会場のブースまわり、見るだけでなく、会話を通して得る情報
が貴重です。目的のブースの一つ、スタッフのみなさんが忙しくなかなか声がか
けられません。手が空きかけたおじさん?になかば強引に声をかけると親切に対
応していただけました。イメージがつかめないと見ると場所を変えて実演までし
てくれました。あとで名刺を頂くとなんと社長さんでした
尋ねたブースで誰とお話しするかで情報に大きな差があるのも運・不運、偶然の
出会いがあります。今回はいろいろと収穫大でした。また、お空で知合ったOM
(先輩)のブースを訪ね、久しぶりの再会に話の花が咲きました。
帰り際、家の近くの友人にぱったり、ご一緒だったみなさん(初対面)と新橋に
出て楽しい交流を持ちました。なんとQEX(専門誌)に記事を書いたOMさん
とも知り合いになれました。幸運
又、運良く需要の激減から販売が無くなったTNC(パケット通信を行う為の装
置)のジャンク品を1,500円で入手しました。本体のみで付属品はなし、底の
足も取れている状態なので動くかどうかは?です・・・
これを使って、さっそく国際宇宙ステーション(ISS)を経由したAPRS通信に
挑戦しようと思いが膨らんでいる時、日本の「こうのとり」がISSにキャッチさ
れたというニュースが流れて来ました。これも偶然~
今年のハムフェアーは心豊かな人との出会いの場でした
若者に技術への興味を持ってもらえる工夫が必要
ジャンクのTNC
2013年に倒産した東京ハイパワーの製品でしたが、中身は米国のカントロニクス