yamaはのん~びり

 マイペースで自然を、人生を楽しんでいます

美術館が変わる?

2013年01月15日 | インポート

 竹橋の東京国立近代美術館で60周年記念の特別展が開催
されています。「美術にぶるっ!」という題名、副題が「ベ
ストセレクション 日本近代美術の100年」とあります。著
名な作品が一度に公開されるとありましたので、日本画を目
当てに足を運びました。上村松園の「母子」は無垢の姿に心
が洗われます。小倉遊亀の「浴女」は生きている線と色使い、
表情の表現に清々しさを、久しぶりに目にした横山大観の「
生々流転」は細かく見て行くと、新しい発見がたくさんあり
ました。小さいですが人や動物がたくさん描かれています。
とても幸せな時間を過ごしました。
隣接の工芸館で 寿(ことほ)ぎの「うつわ」展が開催され
てましたので、漆を使った工芸品も大好きなので寄ってみま
した。精巧な漆や蒔絵や螺鈿の作品に出会えます。素人には
制作方法など、想像を超えています。きれい~感動
驚いた事がひとつ、美術館も工芸館も所蔵品については簡単
な手続きで写真撮影ができることです。美術館はお客さん
が多かったので撮影は控えましたが、人が少ない工芸館では
興味を引かれた作品を撮影させていただきました。展覧会の
図録は家に帰ってからゆっくり作品にふれることができるの
ですが、家で増え続けた為、最近では購入を控えています。
ゆっくり観賞したい作品が写真で持ち帰れるのは魅力です。
展示方法も含め美術館も大きく変わって来ているようです。
でも、本当の感動は足を運んで本物を見なければ得られません。

国立近代美術館 MOMAT
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60周年特別展 チケット表面には 上村松園「母子」
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工芸館の 蒔絵竹林文箱 竹の葉の重なりの美しさと可愛い雀
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