自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

赤道直下でソーラークッキング実験

2007-09-19 15:20:16 | ボルネオ
インドネシア側ボルネオ(カリマンタン)では?

7年前の森林火災で焼け野原になった草原。雄大で気持ちのいい風がふいていましたが、
森に戻すには辛抱強い活動が求められています。

ボルネオオランウータン協会BOSの新しい施設は広大な敷地にできていました。
宿泊施設も充実していましたが、何より、主役のオランウータンが以前とは
天地の差の環境でノビノビと過ごしていました。野生に帰るには相当厳しい
現実がありますが、地道な関係者の努力が期待されます。
 ここで束の間の昼食時間を利用して、足利工大中條教授考案のソーラークッカーを
試してみました。たった約30分で熱湯(沸騰はしませんが、容器に触ったら
火傷しました)になり、レトルトのカレーを作りました。残念ながら調理する
時間がなく、マレーシア側に行っている別班に期待しました。
それでも施設のスタッフは喜んで食べていましたので、器材を寄贈しました。




一方マレーシアでは?


同じ時期に同じボルネオ島のマレーシア側サバ州のキナバタンバン川上流の村に
ホームステイしていたリボーンの別のツアー。同行したMISOに同じソーラークッカー
を持たせましたが、大学生たち中心のこちらのツアーは時間的余裕もあり、各家庭に
ステイしていたため、ソーラークッカーを使って地元の食材でのカレー作りに成功したようです?味はまあまあ、製作時間は約4時間だったとか。水から野菜などの具が
煮込まれるには相当時間がかかったようです。それでもスローな時間が余るほどあったので できるまで  じっくり 待っていたようです。

最新の画像もっと見る