自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

マオリの故郷ホキアンガの伝説 カウリの森は再生するか?第1章

2008-06-22 07:50:32 | ニュージーランド

オークランド国際空港に33名が到着した。
10ヶ月前と同じく、約束どおり、待っていたのは、
マオリのコロ・カーマンさん。
語感がいい、彼自身愛嬌があるので「コロ!コロ!」とついつい言ってしまう。
今回は唯一の日本人スタッフアイさんも来てくれた。
 初NZの参加者がほとんどだったので、カウリ博物館でまず、
NZの歴史(特に森林伐採とカウリを中心としたNZ固有の樹木の過酷な運命)を
知ってもらった。今回のツアーは普通のエコツアーではない。
約1000年前にハワイキ(ハワイ方面の島)から渡ってきた
先住民マオリの聖地に滞在し、
森の神と崇められるNZ最大のカウリの巨木「タネ・マフタ」を中心とした
ワイポウアの森での第1回”Waipoua Forest Run & Walk 2008”を
楽しむことが大きな目的だった。距離はランもウォークも12km。
森のエネルギーを体で吸収させてもらおう・・・という意味も含めて、
順位を競わない、森林レクリエーションとしてのイベントだった。
日本からの参加者が全員完走、完歩したのは言うまでもないが、
スタート、ゴール前後の様々な場面で地元住民(マオリを中心)との
交流を楽しんでいた。
運営ボランティアとしても参加していた老若男女も加わって、
カウリなどの在来種を植林したが、
共通の思いを胸に真剣に取組む子供たちの目をみると、将来の希望が見えてきた。







余裕の3シニア


コース案内ボランティアの少女達


日本人1位のタバルさん




裸足の二人はトラスト代表と頑張った少女


あまりに硬い地表といばらに悩む筆者 
キングさん、小林さんのサポート感謝




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