自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

2008年は「森の息吹」を感じよう

2008-01-13 13:04:53 | 
たいへん遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

書き込みもないし、あまり見てる人もいないから・・・などと
ブログ更新を怠けていましたが、昨夜、カリマンタンにリンカランの森
植林ツアーにいった皆さんと同窓会をやった際、
「クレヨンハウスの後はどうですか?」などと言われました。
ほかの人も時々見てるとのこと。実は、気になっていたのですが、
年末年始、ずっと忙しくしていたので、ほっかむりしていました。
昨夜のお店が原宿にあるツリーハウスの小林崇さんのHIDEAWAY。
今年はご縁がありそうです。


この写真は昨年暮れに行った栃木県岩舟の小林さん作成のツリーハウス。
このツリーハウスのコンセプトが原宿の店に十分生かされていました。
何せ、家の中を成木(ヒマラヤスギ)が屋根まで突き抜けているのですから。

先週の初仕事はそんな小林さんたちと取り組む予定の「森の息吹」イベントの
下見と会議。会場予定のマザー牧場に泊り込みでロケハンしました。



冬だから房総の山々の稜線がくっきりと見えて、清清しい1年が始まりました。
牧場は森を切り開いて作られた場合が多いですが、やりようによっては、
人間と自然の共生を学ぶ場所として貴重な機会を提供してくれるともいえます。
里にある自然はほったらかしにされては荒れ果ててしまっています。
森を利用しながら(遊びながら)森を守っていけないものかと
林業従事者ではないこの身としては、できることを提案・実践したいと思います。
北海道、九州、高尾でやっている森林マラソンやノルディックウォーキングを
やれないものか・・・?多くの支持と協力があれば実現できるでしょう。



牧場の周りには国有林、県有林、私有林が広がっていました。
林道はゴミもたくさんあり、路面は大きな石ころや豪雨などでできた溝が
いたるところにありましたが、利用すればするほど、いいものになっていく
と思います。ほったらかし・・・がダメになる。
お金、労力、意欲・・・必要なものはたくさんありますが、
「森の息吹」を吹き返すためには少しづつでも地道にやっていくことが大事だと
思ってます。
 今年は、これも含めてしっかり息をしていきたい。
  壱岐、息、生き、行き・・・