新日本宗教団体連合会(新宗連)主催による戦没者慰霊祭に出席してきました。
夕暮れを控えた時間帯から、17教団による拝礼が行われ、気がつけば夜になっていました。
青年部代表によるスピーチでは、沖縄の巨大な塹壕の中での悲劇を語る場面で思わず眉間にしわが入ってしまいました。塹壕の中で泣き出す乳児の声を、米兵に気づかれないように母親が窒息死させて止める場面の話は子を持つ身として、言葉にならない悲しさを感じました。
仕事柄、このような行事に招かれることも多いのですが、悲劇を起こさぬよう平和に破綻を来さぬよう取り組まなくてはならないと感じさせられます。勿論、備えがあればこそ平和を保つことができます。人間としての平衡感覚を失わないように取り組んでいきたいと思います。