あやういところで

今日は雨が降っていたけど、どうしても外に出ないといけない用事があり、バイクでカッパを着て出かけた。
もうほんと今日のような日は最悪。雨が降っている上に寒い！
すぐに手袋は雨が染みこんできて、まるで氷嚢を手に巻いて走っているような感覚。
用事も終え、家に帰っていると、下りながらの急カーブにさしかかった。
こういうカーブは雨降りのときは特に危ないので、慎重に減速して通り過ぎようと思ったが、寒くて手が言うことを聞かなくなってて、知らず知らずとブレーキの感覚が鈍り、前輪がロックして転びそうになった。こういうときは、そのままロックさせていると、逆に危ないので、かじかむ手でブレーキをどうにか緩め、ロックを解除し、とっさに右足を着いて転倒を阻止。すかさず、左足も出し、バランスを取りながら、難を逃れた。
踏ん張るために、右足を思いっきり地面に着いたので、ちょっと足が痛かったが、転倒より随分マシだ。
この、「前輪がロック→ブレーキを緩める→転倒を回避するため右足を出す→バランスを取るため左足も出す」まで、ほんの1秒もかかってないと思う。0.5秒くらいかな。自分でもよくこんな事が出来たなぁ。バイク歴が長いから出来たのかも。たぶん、スーパーへ買い物へ行く程度のおばちゃんとかだったら、間違いなく転倒してただろう。
あーでも、ほんと怖かった！去年転倒して、かなり痛い目に遭っているだけに、もう転ぶのは懲り懲りだ。