新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

あい・あむ・れじぇんど

2008年01月08日 | 映画
今日は、映画「アイ・アム・レジェンド」を観た。

あらすじ
「2012年、人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビルだけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら、愛犬サムとともにほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続ける。太陽の光が消え去ると、いっせいにうごめき出す不気味な影、“ダーク・シーカーズ”の脅威と闘いながら、途切れそうになる希望をたぐり続ける日々。そんなある日、ネビルは、ある驚くべき事実に気づく。」

始めは観るつもりはなかったけど、公式サイトの予告編を観て、面白そうだったので、つい観てしまった。
あー、めちゃくちゃ面白かった!
この映画を観た人たちのネット上での感想は、賛否両論に分かれているみたいで、僕としては、もちろん「賛」の方。
「否」の感想をよく読んでみると、「騙された」とか「想像と違った」とか、大半が全くの予備知識なしで観に行った人たちのようだ。
僕は、ゾンビっぽいのが出るのも解ってたし、主人公が地球上で最後の1人ではないことも解った上で観に行ったので良かったが、知らないで観てたら、僕もそういう「否」の感想だっただろうなぁ。だって僕も、「キャスト・アウェイ」のような孤独を書いた映画かと思ってた。まあ良い意味で期待を裏切られたけど。
ただのゾンビ映画、もしくはホラー映画じゃないか!と書いてる人がたくさんいて、まあそう言えなくはないが、そんな単純な映画ではない、起こりうるであろう近未来を予測した実にリアルなSF映画だと思う。
内容自体も、ただ淡々とストーリーが展開するのかと思いきや、途中からのスリルと緊張感に、かなりドキドキ。緊張と緩和のバランス、「動」の部分と「静」の部分のコントラストが素晴らしい。
あと、広い街中に、ずっと独りで取り残されたら、僕だったらどうするんだろう?
始めは、勝手に好き放題するかもしれないが、きっと孤独に耐えられなくなると思う。
この映画の主人公のように、マネキンに名前付けて、話しかけたりするのかもなぁ。

最後に、結局一人じゃなかったじゃないか!とか、クリーチャーが紫外線に弱いと判ってるから、なんで紫外線ライト持って戦わないのか?とか、紫外線ライトを家の周りに絶えず照らしておけば、家は襲われなかったのでは?等、いろいろと突っ込みたくなるところもある多々あるが、僕としては、なかなか面白かったと思う。
今年一発目の映画としては、かなりの手応え。今年の映画運は良さそうだ!

この映画の評価
10点満点中 …「8点」
妥当だと思う鑑賞料金 …「2500円」