6月20日は国連の定めた「難民の日」です。
毎年この時期には難民映画祭などのイベントが開かれています。
通常は、「難民」といえば、海外途上国の戦争避難民であったり、
政治的な理由や貧困による難民であったりするわけですが、
今年の日本にとっては、意味がちょっと違ってきました。
津波による大規模被害やいまだ続く原発事故による放射能汚染のせいで
私たち日本国民自身が国内避難民となっているからです。
これまで、海外の難民支援に向かっていたNGOも
3月11日以降はのきなみ東北に支援に向かいました。
イラクで小児がんの子どもたちへの医療支援を行っている
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)http://www.jim-net.net/もそのひとつです。
イラクで白血病などの子供たちの治療を行いながら、
そこに劣化ウラン弾による被爆の可能性を見て調査を続けてきた彼らにとって
今回の福島の原発事故は、より重い事実としてのしかかっています。
アメリカ政府や国連はがん発症への劣化ウラン弾の影響を認めていません。
しかし、イラクで小児がんの子どもが増えているのは事実です。
では、何が原因なのか・・・。怒りをどこにぶつければいいのか・・・。
こうした状況を将来の日本で生まないために私たち日本人はどういう行動を起こせばいいのか。
そういう思いの中、国際支援をしてきたNGOは、
今あらためて自分の足下日本の現状を考える事から世界を見ようとしています。
そんななか、このJIM-NETのメンバーとパレスチナの子供達を追うジャーナリストが、
トークライブを行います。
難民の日に考えよう
「イラクと東北、難民、放射能、子ども達」緊急トークライブ
日時:6月21日(火)(難民の日の翌日ですお間違えなく)
18:30開場 19:00スタート
場所:高田馬場 鉄板焼き「大都会」B1ミーティングルーム
高田馬場駅を下車。早稲田通りを中野方向へ3分歩くと右手に西友があり、向かい側です。
http://daitokai.net/access/index.html
定員:20名(+地べた席10)先着順です。(まだ空きがあるそうです)
参加費:無料
申込はmaki_sato@jim-net.net
03-6228-0746
当日はユーストリーム中継します。詳しくはHPで告知します。
http://ustre.am/zVLv
当日参加できない方でも、質問等メールで送ってください。
以下のテーマでトークを繰り広げます。