● 急用が生じたため、2~3日お休みいたします。 m(_ _)m
ある日、とつぜん1通の封書が送られてきて、次回からの支払いが、17万円から
26万円に増えると知らされた。利率がそれまでの9.4%から、一気に18%に
あがったためだだという。
フエンテス夫婦は、なんとなく【preferential treatment】優遇措置期間があると
いうことは聞いたことがあるが、それ以上に、【mortgage(モーゲッジ) broker】
〔住宅ローンブローカー〕から、住宅の価格がどんどん上がっており、3年たった
時にはその増えた資産をもとに 、さらに有利な【refinance(リファイナンス)】〔ローン
の借り換え〕がおこなえるので、なんの問題もない、と強く説得されたのを覚えて
いる。
そのことを、ブローカーに訴えたが、ブローカーは、『・・今は当時と状況がちがう
んだから仕方がない。契約は契約だから・・』と、いっこうに取り合ってくれない。
それでも、夫のペドロ(Pedoro)が、『そんなこと言っても、あなたが大丈夫だと
言うから契約したんじゃないか・・』、と粘ったが、その後はパソコンに向かって
別の仕事をはじめたという。
Pedoro 【 He began to turn a deaf ear. 】 と言う。
メグミ 【......まわす?.....デフイヤァ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 turn a deaf ear (to) 】→〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 turn 】→この場合は〔 向ける 〕
【 deaf 】→〔 耳が聞こえないひと 〕
【 ear 】→〔 耳 〕
つまり、直訳すると、
⇒〔 耳が聞こえないひとの耳を向ける 〕
ということは、
⇒〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕
ですよね。
(^^)v
● (明日はお休みの日です) m(_ _)m
26万円に増えると知らされた。利率がそれまでの9.4%から、一気に18%に
あがったためだだという。
フエンテス夫婦は、なんとなく【preferential treatment】優遇措置期間があると
いうことは聞いたことがあるが、それ以上に、【mortgage(モーゲッジ) broker】
〔住宅ローンブローカー〕から、住宅の価格がどんどん上がっており、3年たった
時にはその増えた資産をもとに 、さらに有利な【refinance(リファイナンス)】〔ローン
の借り換え〕がおこなえるので、なんの問題もない、と強く説得されたのを覚えて
いる。
そのことを、ブローカーに訴えたが、ブローカーは、『・・今は当時と状況がちがう
んだから仕方がない。契約は契約だから・・』と、いっこうに取り合ってくれない。
それでも、夫のペドロ(Pedoro)が、『そんなこと言っても、あなたが大丈夫だと
言うから契約したんじゃないか・・』、と粘ったが、その後はパソコンに向かって
別の仕事をはじめたという。
Pedoro 【 He began to turn a deaf ear. 】 と言う。
メグミ 【......まわす?.....デフイヤァ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 turn a deaf ear (to) 】→〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 turn 】→この場合は〔 向ける 〕
【 deaf 】→〔 耳が聞こえないひと 〕
【 ear 】→〔 耳 〕
つまり、直訳すると、
⇒〔 耳が聞こえないひとの耳を向ける 〕
ということは、
⇒〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕
ですよね。
(^^)v
● (明日はお休みの日です) m(_ _)m
フエンテス夫婦が、家を失う危機におちいったのは、入居してから3年たったとき
だった。
その3年間は、たしかに毎月の支払いは約17万円だった。ところが、3年を過ぎ
ようとした昨年秋に、突然、次回からの支払いから26万円なるという通知が送ら
れてきたのである。
通知書には、3年間の【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間がすぎたので
利率がそれまでの9.4%から、一気に18%にあがったためだと書いてあった。
あわてて、【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕に連絡をとり
説明を求めたが、ブローカーは、すこしバツの悪そうな表情はしたが、それでも
『・・契約書に書いてあるとおりさ・・読んで知ってるだろう・・』、と関わりた
くない様子だったと言う。
夫のペドロ(Pedoro)によれば、
Pedoro 【 He said it nonchalantly ! 】 と言う。
メグミ 【......ノン?.....シャラントゥリィ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 nonchalantly 】→〔 平然と、無頓着に、無関心なように 〕
という意味ですよね~ (^o^)
この、【 nonchalant 】〔無頓着な、無関心な、冷淡な〕
は、もともと古いフランス語から派生してできた言葉なの
で、発音が英語っぽくなく、フランス語っぽいんですよね。
発音は、〔ノンシャラントゥリィ〕で、真ん中の〔ラン〕
を強く発音します。
(^^)v
だった。
その3年間は、たしかに毎月の支払いは約17万円だった。ところが、3年を過ぎ
ようとした昨年秋に、突然、次回からの支払いから26万円なるという通知が送ら
れてきたのである。
通知書には、3年間の【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間がすぎたので
利率がそれまでの9.4%から、一気に18%にあがったためだと書いてあった。
あわてて、【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕に連絡をとり
説明を求めたが、ブローカーは、すこしバツの悪そうな表情はしたが、それでも
『・・契約書に書いてあるとおりさ・・読んで知ってるだろう・・』、と関わりた
くない様子だったと言う。
夫のペドロ(Pedoro)によれば、
Pedoro 【 He said it nonchalantly ! 】 と言う。
メグミ 【......ノン?.....シャラントゥリィ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 nonchalantly 】→〔 平然と、無頓着に、無関心なように 〕
という意味ですよね~ (^o^)
この、【 nonchalant 】〔無頓着な、無関心な、冷淡な〕
は、もともと古いフランス語から派生してできた言葉なの
で、発音が英語っぽくなく、フランス語っぽいんですよね。
発音は、〔ノンシャラントゥリィ〕で、真ん中の〔ラン〕
を強く発音します。
(^^)v
フエンテス夫婦が、新築の家に住みはじめて毎日は夢のような日々をすごした時期
は、ちょうど3年間だった。
3年間が過ぎると、低い支払いですむ【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間
が終わることはフエンテス夫婦もなんとなく知っていた。
しかし、【mortgage broker】〔住宅ローンブローカー〕が言うには、さらに有利な
【refinance(リファイナンス)】〔ローンの借り換え〕がおこなえるので、まったく心配ない
とのことだった。
現在、このフエンテス夫婦のように、低所得者向けの【subprime loan】〔サブプライム
ローン〕を借りて家を購入し、途中でローン返済が困難となり自宅を手放した人々の
なかには、優遇措置期間があることも知らされないで契約した人々も多くいたそうだ。
なにぶん、過去1年間だけでも、この種のローン返済が困難となり自宅を手放した
世帯が、アメ リカ全土で約200万世帯にも及ぶというからすさまじい。前にも
メグミが計算したとおり、日本にあてはめてみると 大阪市の全世帯と、神戸市の
全世帯を足した家庭数にひってきするのだ。
シャロン(Sharon)は、なにも知らされなくて被害にあった人々のことをメグミに説明
しようとして、
Sharon 【 They were bit by the loan sharks. 】 と言う。
【loan shark】=〔悪徳金融業者〕
メグミ 【....悪徳金融は分かるけど?.....ビットって??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 bit 】ここでは→〔 (サメに)咬まれた 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 bite 】が ⇒〔 かみつく 〕で
【 bit 】はその過去形で→〔 かみついた 〕
この、【 a bit of 】は→〔 ちょっとの 〕
という意味でよく使われるので、ネイティブ
との会話や、映画、ドラマ、ニュースなどで
急にでてくると、一瞬意味がつかめない場合
もありますよね。
(^^)v
は、ちょうど3年間だった。
3年間が過ぎると、低い支払いですむ【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間
が終わることはフエンテス夫婦もなんとなく知っていた。
しかし、【mortgage broker】〔住宅ローンブローカー〕が言うには、さらに有利な
【refinance(リファイナンス)】〔ローンの借り換え〕がおこなえるので、まったく心配ない
とのことだった。
現在、このフエンテス夫婦のように、低所得者向けの【subprime loan】〔サブプライム
ローン〕を借りて家を購入し、途中でローン返済が困難となり自宅を手放した人々の
なかには、優遇措置期間があることも知らされないで契約した人々も多くいたそうだ。
なにぶん、過去1年間だけでも、この種のローン返済が困難となり自宅を手放した
世帯が、アメ リカ全土で約200万世帯にも及ぶというからすさまじい。前にも
メグミが計算したとおり、日本にあてはめてみると 大阪市の全世帯と、神戸市の
全世帯を足した家庭数にひってきするのだ。
シャロン(Sharon)は、なにも知らされなくて被害にあった人々のことをメグミに説明
しようとして、
Sharon 【 They were bit by the loan sharks. 】 と言う。
【loan shark】=〔悪徳金融業者〕
メグミ 【....悪徳金融は分かるけど?.....ビットって??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 bit 】ここでは→〔 (サメに)咬まれた 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 bite 】が ⇒〔 かみつく 〕で
【 bit 】はその過去形で→〔 かみついた 〕
この、【 a bit of 】は→〔 ちょっとの 〕
という意味でよく使われるので、ネイティブ
との会話や、映画、ドラマ、ニュースなどで
急にでてくると、一瞬意味がつかめない場合
もありますよね。
(^^)v
フエンテス夫婦は、新築の家に住みはじめてからの毎日は夢のようだったという。
ふたりで月に約44万円の収入があったので、そのなかから約17万円の支払いは
それほど負担には感じられなかったそうだ。子供がいないし、大きな買い物はほと
んなかったので、手元にのこる27万円は、2人がつましく暮らしていくには充分
だったという。
27万円のなかから毎月すこしずつおカネを残して、1年後には待望の大型テレビ
を手に入れ、毎週末には、2人で【family room】〔リビングルーム〕のカーペットの
上に、枕と毛布をならべて映画チャネルの映画を楽しんだという。
もともと仲のいい夫婦だったが、家を手に入れてからは、子犬のようにいつも一緒
に家の中で過ごしたという。
さきほどは、妻のトーニャ(Ton'a)が、そのころは良かったと言って、【draw a
sigh】〔ため息をつく〕をしたが、こんどは夫のペドロ(Pedro)が、夢のような日々
だったと、【drew a sigh】〔ため息をついた〕。そして、
Pedro 【 We were as happy as a clam. 】 と言う。
メグミ 【......幸せ....クラァムって??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 as happy as a clam 】→〔 とても幸せで 〕という意味ですよね~ (^o^)
直訳すると、〔 ハマグリのように幸せで 〕、となり
ますが、これだけでは何のことか分かりません。
この表現は、昔からある次のたとえからきています。
【 as happy as a clam in the mud 】または、
【 as happy as a clam at high tide 】
【 clam 】は→〔ハマグリ、アサリなどの二枚貝〕
【 mud 】 は→〔泥、ぬかるみ〕
【 high tide 】は→〔満潮〕
つまり、→〔ドロのなかのハマグリのように幸せ〕
となりますが、まだ説明が必要です。
潮が満ちたときや、ドロのなかに隠れているときは
人間などに見つかることが少ないので、安心していら
れる。 だから → 〔とても幸せ〕ということになるん
ですよね。
(^^)v
ふたりで月に約44万円の収入があったので、そのなかから約17万円の支払いは
それほど負担には感じられなかったそうだ。子供がいないし、大きな買い物はほと
んなかったので、手元にのこる27万円は、2人がつましく暮らしていくには充分
だったという。
27万円のなかから毎月すこしずつおカネを残して、1年後には待望の大型テレビ
を手に入れ、毎週末には、2人で【family room】〔リビングルーム〕のカーペットの
上に、枕と毛布をならべて映画チャネルの映画を楽しんだという。
もともと仲のいい夫婦だったが、家を手に入れてからは、子犬のようにいつも一緒
に家の中で過ごしたという。
さきほどは、妻のトーニャ(Ton'a)が、そのころは良かったと言って、【draw a
sigh】〔ため息をつく〕をしたが、こんどは夫のペドロ(Pedro)が、夢のような日々
だったと、【drew a sigh】〔ため息をついた〕。そして、
Pedro 【 We were as happy as a clam. 】 と言う。
メグミ 【......幸せ....クラァムって??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 as happy as a clam 】→〔 とても幸せで 〕という意味ですよね~ (^o^)
直訳すると、〔 ハマグリのように幸せで 〕、となり
ますが、これだけでは何のことか分かりません。
この表現は、昔からある次のたとえからきています。
【 as happy as a clam in the mud 】または、
【 as happy as a clam at high tide 】
【 clam 】は→〔ハマグリ、アサリなどの二枚貝〕
【 mud 】 は→〔泥、ぬかるみ〕
【 high tide 】は→〔満潮〕
つまり、→〔ドロのなかのハマグリのように幸せ〕
となりますが、まだ説明が必要です。
潮が満ちたときや、ドロのなかに隠れているときは
人間などに見つかることが少ないので、安心していら
れる。 だから → 〔とても幸せ〕ということになるん
ですよね。
(^^)v
シャロン(Sharon)が、メグミにもう一度わかりやすい英語で説明してくれた。
つまり、フエンテス夫婦は、最初の3年間は毎月約17万円払えばよいだけという
条件で、18万ドル(約2000万円)もする新築の家を手に入れたのだった。
ふたりで月に約44万円の収入が あったので、その中から17万円払っても、手元
に27万円がのこるので、ゼイタクをしなければ暮らしてける支払いだった。
まさか新築の家がもてるなど、考えてもいなかったので、それからの毎日は夢の
ようだったという。
新築の家は、やや貧しい人々が住んでる場所のちかくにあり、あたらしく建てられ
たピカピカの家並みが100軒以上つづいているという。そのなかの1軒がフエン
テス夫婦が購入した家で、平屋だが3つベッドルームがあり、居心地のよい【family
room】〔リビングルーム〕で、くつろいだ毎日が過ごせたという。
フエンテス夫婦の夫のペドロは、『・・まるで、青春をとり戻したようだった・・』、と
言い、美しい妻のトーニャ(Ton'a)は、なつかしそうな表情で、
Ton'a 【 Those were the days...】 と言う。
メグミ 【......それらは?.....日々だった??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 Those were the days. 】→〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕
という意味ですよね~ (^o^)
直訳すると、『それらは日々だった』ですが、言いかえると
『あの頃は……の日々だった』、ということで、その後ろに
楽しかった想い出や、良かったころのイメージが続きます。
ということで、単に、【Those were the days.】と言うだけで
〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕という意味になるん
ですよね。
ちなみに、メリー・ホプキンが歌った 『Those were the days』
は、全世界で500万枚以上の大ヒットを記録。
(^^)v
つまり、フエンテス夫婦は、最初の3年間は毎月約17万円払えばよいだけという
条件で、18万ドル(約2000万円)もする新築の家を手に入れたのだった。
ふたりで月に約44万円の収入が あったので、その中から17万円払っても、手元
に27万円がのこるので、ゼイタクをしなければ暮らしてける支払いだった。
まさか新築の家がもてるなど、考えてもいなかったので、それからの毎日は夢の
ようだったという。
新築の家は、やや貧しい人々が住んでる場所のちかくにあり、あたらしく建てられ
たピカピカの家並みが100軒以上つづいているという。そのなかの1軒がフエン
テス夫婦が購入した家で、平屋だが3つベッドルームがあり、居心地のよい【family
room】〔リビングルーム〕で、くつろいだ毎日が過ごせたという。
フエンテス夫婦の夫のペドロは、『・・まるで、青春をとり戻したようだった・・』、と
言い、美しい妻のトーニャ(Ton'a)は、なつかしそうな表情で、
Ton'a 【 Those were the days...】 と言う。
メグミ 【......それらは?.....日々だった??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 Those were the days. 】→〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕
という意味ですよね~ (^o^)
直訳すると、『それらは日々だった』ですが、言いかえると
『あの頃は……の日々だった』、ということで、その後ろに
楽しかった想い出や、良かったころのイメージが続きます。
ということで、単に、【Those were the days.】と言うだけで
〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕という意味になるん
ですよね。
ちなみに、メリー・ホプキンが歌った 『Those were the days』
は、全世界で500万枚以上の大ヒットを記録。
(^^)v
フエンテス夫婦は、ある【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕
から、サブプライム・ローンを借りれば家が購入できて、しかも初期の支払いが
安いので、生活にもなんら支障は生じない、と言われたそうだ。
このようにして、サブプライム・ローンを利用して家を購入した人々は、アメリカ
全体で何百世帯にもなるとシャロン(Sharon)は言う。
フエンテス夫婦の夫ペドロによれば、3年前にこぎれいな新築の家を見せられて
18万ドル(約2000万円)だが、フエンテスたちの収入で十分買えるとすすめ
られたそうだ。
最初の3年間の利率は9.4%で、毎月約17万円払えばよいだけとの説明だった。
もちろんボーナス払いなどとううものはない。フエンテス夫婦の収入は、2人あわ
せて週に1000ドル、日本の月給に換算すると、ふたりで月に約44万円の収入が
あったので、その中から17万円払っても、27万円がのこる。夫婦ふたりで何と
か暮らしていける金額だったと言う。
いろいろ英語で数字が出てきて、メグミにはよく理解できない。だんだん頭が痛く
なってきた。飲み物をトレイにのせて戻ってきたシャロン(Sharon)が、その様子を
察したのか、
Sharon 【 A lot of number crunching ! 】 と言って笑う。
メグミ 【......ナンバー?...クランチング??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 number crunching 】→〔 大量の計算を必要とすること 〕
という意味ですよね~ (^o^)
〔数値データをバリバリかみ砕くこと〕 というのが
直訳で、つまりは、
→〔 大量の計算を必要とすること 〕 ですよね。
昔、コンピュータが発明されて、商用のものが出始め
たころには、これらのコンピュータのことを、
【 number crunching machine 】と呼ぶ人たちもいました。
(^^)v
から、サブプライム・ローンを借りれば家が購入できて、しかも初期の支払いが
安いので、生活にもなんら支障は生じない、と言われたそうだ。
このようにして、サブプライム・ローンを利用して家を購入した人々は、アメリカ
全体で何百世帯にもなるとシャロン(Sharon)は言う。
フエンテス夫婦の夫ペドロによれば、3年前にこぎれいな新築の家を見せられて
18万ドル(約2000万円)だが、フエンテスたちの収入で十分買えるとすすめ
られたそうだ。
最初の3年間の利率は9.4%で、毎月約17万円払えばよいだけとの説明だった。
もちろんボーナス払いなどとううものはない。フエンテス夫婦の収入は、2人あわ
せて週に1000ドル、日本の月給に換算すると、ふたりで月に約44万円の収入が
あったので、その中から17万円払っても、27万円がのこる。夫婦ふたりで何と
か暮らしていける金額だったと言う。
いろいろ英語で数字が出てきて、メグミにはよく理解できない。だんだん頭が痛く
なってきた。飲み物をトレイにのせて戻ってきたシャロン(Sharon)が、その様子を
察したのか、
Sharon 【 A lot of number crunching ! 】 と言って笑う。
メグミ 【......ナンバー?...クランチング??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 number crunching 】→〔 大量の計算を必要とすること 〕
という意味ですよね~ (^o^)
〔数値データをバリバリかみ砕くこと〕 というのが
直訳で、つまりは、
→〔 大量の計算を必要とすること 〕 ですよね。
昔、コンピュータが発明されて、商用のものが出始め
たころには、これらのコンピュータのことを、
【 number crunching machine 】と呼ぶ人たちもいました。
(^^)v
ここアメリカで、いま比較的貧しい人たちが、どんどん住んでいた家を失っている
のだとシャロン(Sharon)が言い、きゅうに転がりこのできた南米コロンビア出身の
フエンテス夫妻も、その中のひとりだという。
メグミは、これは一部の人たちだけの問題かと思っていたら、じつはこれが世界中
に波紋を投げかけているのだとシャロンが説明する。このシャロンは、みかけはただ
の人の良さそうな普通のおばさんだが、彼女はいろんなことを知っていて、ことある
たびにメグミに教えてくれる。
そういえばメグミも、先日のテレビのニュースで、この【subprime loan】〔サブプ
ライム・ローン〕問題で、日本の銀行も7000億円近い損失をすでに出していると
聞いたことがある。
アメリカで、家を【foreclosure】(フォークロージャー)〔差し押さえ〕された人が発生した
ことが、なんで世界中の経済に影響をあたえることになったんろう? と、メグミは
不思議に思う。
そのことをシャロンにそっと聞こうとしたら、息子のジェフ(Jeff)が、シャロンに
【Mom,let's have some refreshments.】〔母さん、何か飲みのも出してよ〕 と
言ったので、質問のタイミングを失ってしまった。
シャロンは、【O.K...】と気さくに立ち上がって、
Sharon 【 What'll it be ? 】 と、みんなの顔を見ながら言う。
メグミ 【......ワルゥビー?.....悪い蜂??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 What'll it be ? 】これは決まり表現で→〔 何にしましょう? 〕
という意味ですよね~ (^o^)
この表現は、気兼ねのないレストランなどに立ち寄った
ときなどに、店員がお客に、〔何にしましょうかぁ?〕と
たずねるときのひとつの言い方ですよね。
【 What'll be? 】だけでもいいし、
【 What'll it be today? 】などのように、
〔今日は何になさいますか?〕と親しみを
こめて言う場合もありますよね。
(^^)v
のだとシャロン(Sharon)が言い、きゅうに転がりこのできた南米コロンビア出身の
フエンテス夫妻も、その中のひとりだという。
メグミは、これは一部の人たちだけの問題かと思っていたら、じつはこれが世界中
に波紋を投げかけているのだとシャロンが説明する。このシャロンは、みかけはただ
の人の良さそうな普通のおばさんだが、彼女はいろんなことを知っていて、ことある
たびにメグミに教えてくれる。
そういえばメグミも、先日のテレビのニュースで、この【subprime loan】〔サブプ
ライム・ローン〕問題で、日本の銀行も7000億円近い損失をすでに出していると
聞いたことがある。
アメリカで、家を【foreclosure】(フォークロージャー)〔差し押さえ〕された人が発生した
ことが、なんで世界中の経済に影響をあたえることになったんろう? と、メグミは
不思議に思う。
そのことをシャロンにそっと聞こうとしたら、息子のジェフ(Jeff)が、シャロンに
【Mom,let's have some refreshments.】〔母さん、何か飲みのも出してよ〕 と
言ったので、質問のタイミングを失ってしまった。
シャロンは、【O.K...】と気さくに立ち上がって、
Sharon 【 What'll it be ? 】 と、みんなの顔を見ながら言う。
メグミ 【......ワルゥビー?.....悪い蜂??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 What'll it be ? 】これは決まり表現で→〔 何にしましょう? 〕
という意味ですよね~ (^o^)
この表現は、気兼ねのないレストランなどに立ち寄った
ときなどに、店員がお客に、〔何にしましょうかぁ?〕と
たずねるときのひとつの言い方ですよね。
【 What'll be? 】だけでもいいし、
【 What'll it be today? 】などのように、
〔今日は何になさいますか?〕と親しみを
こめて言う場合もありますよね。
(^^)v
メグミは、ここアメリカで、過去1年間だけでも、ローン返済が困難となり自宅を
手放した世帯が、約200万世帯にのぼるという話をシャロン(Sharon)から聞いた。
200万世帯といえば、日本の大阪市の全世帯と、神戸市の全世帯を足した家庭
数なのだ。
かりに一世帯に、4人家族で住んでいたとすれば、じつに800万人が1年間で住
む場所を失っていることになる。そして、その数は現在でもどんどん増え続けてい
るのだそうだ。
事実、シャロンの家には、息子のジェフ(Jeff)が別の州で働いていたころの友達が
【foreclosure】(フォークロージャー)〔住宅を差し押さえ〕によって住宅を失い、一時しの
ぎの宿をもとめて泊まりにきている。
このフエンテス夫妻の話を、ジェフやシャロン、それに今日はじめて紹介された
メグミが聞いていたら、赤ん坊を寝かしつけに行っていたジェフの若い妻のエマ
(Emma)が戻ってきた。また話に加わろうかどうしようかと迷っている様子をみて
とったジェフが、
Jeff 【 Pull up a chair. 】 と声をかける。
メグミ 【......椅子を?.....引っ張りあげる??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 Pull up a chair. 】口語表現で→〔 さあ座りなよ、かけなよ 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 pull up a chair 】は、直訳すればメグミが思ったように
⇒〔 椅子を引っ張りあげる 〕ですが、日常会話では
だれかに、〔 さあ座りなよ〕または〔 かけてください 〕
という意味で使われます。
【 Have a seat. 】と同じような表現。
日本人がよく口にする、【 Please sit down. 】は使わない
ようにしましょうね。これだと、『何で立ってんだよ!?』
というような意味合いに受け取られることがあって、高飛車
なイメージになる場合があるんですよね。
(^^)v
手放した世帯が、約200万世帯にのぼるという話をシャロン(Sharon)から聞いた。
200万世帯といえば、日本の大阪市の全世帯と、神戸市の全世帯を足した家庭
数なのだ。
かりに一世帯に、4人家族で住んでいたとすれば、じつに800万人が1年間で住
む場所を失っていることになる。そして、その数は現在でもどんどん増え続けてい
るのだそうだ。
事実、シャロンの家には、息子のジェフ(Jeff)が別の州で働いていたころの友達が
【foreclosure】(フォークロージャー)〔住宅を差し押さえ〕によって住宅を失い、一時しの
ぎの宿をもとめて泊まりにきている。
このフエンテス夫妻の話を、ジェフやシャロン、それに今日はじめて紹介された
メグミが聞いていたら、赤ん坊を寝かしつけに行っていたジェフの若い妻のエマ
(Emma)が戻ってきた。また話に加わろうかどうしようかと迷っている様子をみて
とったジェフが、
Jeff 【 Pull up a chair. 】 と声をかける。
メグミ 【......椅子を?.....引っ張りあげる??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 Pull up a chair. 】口語表現で→〔 さあ座りなよ、かけなよ 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 pull up a chair 】は、直訳すればメグミが思ったように
⇒〔 椅子を引っ張りあげる 〕ですが、日常会話では
だれかに、〔 さあ座りなよ〕または〔 かけてください 〕
という意味で使われます。
【 Have a seat. 】と同じような表現。
日本人がよく口にする、【 Please sit down. 】は使わない
ようにしましょうね。これだと、『何で立ってんだよ!?』
というような意味合いに受け取られることがあって、高飛車
なイメージになる場合があるんですよね。
(^^)v
自分たちと収入レベルがあまり変わらない、多くの人々が新築の家を購入している
事実を知らされて、フエンテス夫婦たちは、世の中が変わってきたのだと思ったと
言う。
それまでは、家が買えるなんて思いもしなかったが、話を聞いてからは、手元にお
カネがなくても、収入が低くても、新しいローンの仕組みによって家の購入が可能
なアメリカになったのだと信じたそうだ。
【mortgage broker】〔住宅ローンブローカー〕が言うには、【subprime loan】〔サ
ブプライム・ローン〕という住宅融資システムがあって、はじめの何年かは低額な金
利で借りられるので、支払いが楽なのだそうだ。
それに加えて、ここ10年以上、住宅価格は右肩あがりで伸びており、いま住宅を
買っておいて、数年たてば住宅の価格がさらに上がるので、その増えた資産をもとに
さらに有利な【refinance(リファイナンス)】〔ローンの借り換え〕がおこなえるので、たとえ
手元におカネがなくても心配ないのだ、と説明されたという。
ブローカーは、【subprime loan】とは、そうしたものなんだと自慢げに話、さらに、
Broker 【 That's the beauty of "variables" ! 】 と言う。
メグミ 【......ヴァリアブル??..バリアフリーのこと??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 variables 】ここでは→〔 変動型の(金利) 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 variable rate mortgage loan 】
→〔変動型の金利型住宅ローン〕のことで
その一番はじめの【 variable 】だけ取って、あ
とは略した表現。
その逆に、【 fixed-rate mortgage 】といえば
→〔固定型の金利型の住宅ローン〕
という意味。
やさしく経済のお勉強もしましょうねぇ。(^^)v
事実を知らされて、フエンテス夫婦たちは、世の中が変わってきたのだと思ったと
言う。
それまでは、家が買えるなんて思いもしなかったが、話を聞いてからは、手元にお
カネがなくても、収入が低くても、新しいローンの仕組みによって家の購入が可能
なアメリカになったのだと信じたそうだ。
【mortgage broker】〔住宅ローンブローカー〕が言うには、【subprime loan】〔サ
ブプライム・ローン〕という住宅融資システムがあって、はじめの何年かは低額な金
利で借りられるので、支払いが楽なのだそうだ。
それに加えて、ここ10年以上、住宅価格は右肩あがりで伸びており、いま住宅を
買っておいて、数年たてば住宅の価格がさらに上がるので、その増えた資産をもとに
さらに有利な【refinance(リファイナンス)】〔ローンの借り換え〕がおこなえるので、たとえ
手元におカネがなくても心配ないのだ、と説明されたという。
ブローカーは、【subprime loan】とは、そうしたものなんだと自慢げに話、さらに、
Broker 【 That's the beauty of "variables" ! 】 と言う。
メグミ 【......ヴァリアブル??..バリアフリーのこと??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 variables 】ここでは→〔 変動型の(金利) 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 variable rate mortgage loan 】
→〔変動型の金利型住宅ローン〕のことで
その一番はじめの【 variable 】だけ取って、あ
とは略した表現。
その逆に、【 fixed-rate mortgage 】といえば
→〔固定型の金利型の住宅ローン〕
という意味。
やさしく経済のお勉強もしましょうねぇ。(^^)v
フエンテス夫婦は、ある【realtor(リールター)】〔不動産屋〕 と出会い、今の収入があ
れば我が家がが手に入ると言われたときは、耳をうたがったが、支払い関してある
住宅ローンブローカーを紹介されて、さらに話を聞くうちの信じるようになったと
いう。
さいきん、この【subprime loan】〔サブプライム融資〕を利用して住宅を購入した
人々の【profile analysis graph】〔プロファイル分析グラフ〕なるものを見せら
れた。名前などは伏せてあったが、収入のレベルはフエンテス夫婦たちとあまり変
わらない人々が多かった。
『・・それでも、私たちはクレジットの信用度も高くないし・・』、と不安を示すと
彼らは、それも心配ないという。
この国では、クレジットの信用度がものを言う社会なのだ。メグミが、引っ越して
きたときに、銀行へノコノコ出かけていって、口座をつくろうと思ったら、クレジット
の信用度を示すものがないとの理由で断られたことがある。ある高級チェーン店で
クレジットカード付の会員カードを募集していたので申し込んだら、ずいぶんたって
から、やはりクレジット履歴がないのでダメだと断られたこともある。
クレジットカードがないから作りたいのに、クレジット履歴がないと作れない国な
のだ。会社などが、保証してくれれば別だが。
とにかく、【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕たちによると
『今がチャンスなのだ』、と言い、その理由は、『現在の住宅価格は・・』、
Broker 【 It's jumping higher by leaps and bounds..】 と言う。
メグミ 【......リープス バウンズ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 by leaps and bounds 】→〔 急速に、うなぎのぼりに 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 leap 】→〔 ピョンと飛ぶこと 〕
【 bound 】→〔 跳ねること、はずむこと 〕
合わせて、〔 飛ぶように、また跳ねるように 〕
つまり、⇒〔 急速に、うなぎのぼりに 〕ですよね。
(^^)v
れば我が家がが手に入ると言われたときは、耳をうたがったが、支払い関してある
住宅ローンブローカーを紹介されて、さらに話を聞くうちの信じるようになったと
いう。
さいきん、この【subprime loan】〔サブプライム融資〕を利用して住宅を購入した
人々の【profile analysis graph】〔プロファイル分析グラフ〕なるものを見せら
れた。名前などは伏せてあったが、収入のレベルはフエンテス夫婦たちとあまり変
わらない人々が多かった。
『・・それでも、私たちはクレジットの信用度も高くないし・・』、と不安を示すと
彼らは、それも心配ないという。
この国では、クレジットの信用度がものを言う社会なのだ。メグミが、引っ越して
きたときに、銀行へノコノコ出かけていって、口座をつくろうと思ったら、クレジット
の信用度を示すものがないとの理由で断られたことがある。ある高級チェーン店で
クレジットカード付の会員カードを募集していたので申し込んだら、ずいぶんたって
から、やはりクレジット履歴がないのでダメだと断られたこともある。
クレジットカードがないから作りたいのに、クレジット履歴がないと作れない国な
のだ。会社などが、保証してくれれば別だが。
とにかく、【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕たちによると
『今がチャンスなのだ』、と言い、その理由は、『現在の住宅価格は・・』、
Broker 【 It's jumping higher by leaps and bounds..】 と言う。
メグミ 【......リープス バウンズ??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 by leaps and bounds 】→〔 急速に、うなぎのぼりに 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 leap 】→〔 ピョンと飛ぶこと 〕
【 bound 】→〔 跳ねること、はずむこと 〕
合わせて、〔 飛ぶように、また跳ねるように 〕
つまり、⇒〔 急速に、うなぎのぼりに 〕ですよね。
(^^)v
お隣の家に、急に転がり込んできたフエンテスという名前の夫婦の妻のほうは、まだ
30代後半くらいに見え、びっくりするくらい美しかった。メグミは、南米のコロンビア
などでは、ヨーロッパから来た白人と、もとから住んでいた土着民との混血の血筋
をもつ人も多く、美人が多いと聞いたことがあるが、まさにそんな感じの女性だった。
なめらかな白い肌は白人から、また黒い大きな瞳と黒髪は、きっと土着民から受けつ
いだものと思われる。夫のほうは、ちょっと色黒だが、こちらも端正な顔立ちをして
いてなかなかのイケメンである。メグミは、そんな観察をしながら、夫婦とジェフ(Jeff)
の話を聞いていた。
ふたりは、コロンビアから別々にやってきて、2~3年したときに出会い、すぐに結婚
したのだそうだ。それから、2人で働きながら、つい最近までは、裕福まではいかなく
とも、アメリカ社会に溶け込み、つつましい幸せな生活を送っていたのだという。
そんな折に、ある【realtor(リールター)】〔不動産屋〕 と出会い、安アパート住まい
だったフエンテス夫婦でも入手できる物件があると、言われたのだそうだ。家を買
うなど、夢でしかできない相談だと思っていたところへ、意外にも、今の収入があ
れば家が手に入るという話だった。そして、支払い関してある【mortgage broker】
〔住宅ローンブローカー〕を紹介されたのだという。
しかし、にわかには信じがたい話だったので、『・・でも、私たちには貯金はほとん
どありませんが・・』と、あらかじめ知らせておこうとしたところ、そのブローカーか
ら、
Broker 【 Zero down ! Don't worry ! 】 と言われたとそうだ。
メグミ 【......ゼロダウン?.....ゼロが落ちた??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 zero down 】→〔 頭金ゼロ、手付け金 〕 という意味ですよね~ (^o^)
正確には、【 zero down payment 】で、
【 zero 】→〔 ゼロ 〕
【 down payment 】→〔 頭金 〕を合わせたもの。
【 down money 】とか【 initial deposit 】とも言います。
〔 手付け金 〕の意味が強い場合は、【earnest payment】
【bargain deposit】などとも言います。
(^^)v
30代後半くらいに見え、びっくりするくらい美しかった。メグミは、南米のコロンビア
などでは、ヨーロッパから来た白人と、もとから住んでいた土着民との混血の血筋
をもつ人も多く、美人が多いと聞いたことがあるが、まさにそんな感じの女性だった。
なめらかな白い肌は白人から、また黒い大きな瞳と黒髪は、きっと土着民から受けつ
いだものと思われる。夫のほうは、ちょっと色黒だが、こちらも端正な顔立ちをして
いてなかなかのイケメンである。メグミは、そんな観察をしながら、夫婦とジェフ(Jeff)
の話を聞いていた。
ふたりは、コロンビアから別々にやってきて、2~3年したときに出会い、すぐに結婚
したのだそうだ。それから、2人で働きながら、つい最近までは、裕福まではいかなく
とも、アメリカ社会に溶け込み、つつましい幸せな生活を送っていたのだという。
そんな折に、ある【realtor(リールター)】〔不動産屋〕 と出会い、安アパート住まい
だったフエンテス夫婦でも入手できる物件があると、言われたのだそうだ。家を買
うなど、夢でしかできない相談だと思っていたところへ、意外にも、今の収入があ
れば家が手に入るという話だった。そして、支払い関してある【mortgage broker】
〔住宅ローンブローカー〕を紹介されたのだという。
しかし、にわかには信じがたい話だったので、『・・でも、私たちには貯金はほとん
どありませんが・・』と、あらかじめ知らせておこうとしたところ、そのブローカーか
ら、
Broker 【 Zero down ! Don't worry ! 】 と言われたとそうだ。
メグミ 【......ゼロダウン?.....ゼロが落ちた??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 zero down 】→〔 頭金ゼロ、手付け金 〕 という意味ですよね~ (^o^)
正確には、【 zero down payment 】で、
【 zero 】→〔 ゼロ 〕
【 down payment 】→〔 頭金 〕を合わせたもの。
【 down money 】とか【 initial deposit 】とも言います。
〔 手付け金 〕の意味が強い場合は、【earnest payment】
【bargain deposit】などとも言います。
(^^)v
お隣のシャロン・ジョーンズ (Sharon Jones)家に、急に転がり込んできた息子の
ジェフ(Jeff)の友だちという南米系の夫婦は、フエンテスという名前だった。
中央アメリカのコロンビアから、今から20年近く前に、まだ17才くらいだった
ころにやってきたという。夫のほうは子供のころから多少コンピュータの知識が
あったので、【community college】〔地域の短期大学〕の無料教育コースを受け
ソフトエアのプログラミングを勉強し、その後、あちこちのソフト会社の下請けな
どをして生活をしてきたという。景気のよかったころなので、仕事はそこそこ見つ
かったそうだ。
その後、【green card】〔永住ビザ〕も取得して、妻のパートタイムの収入と合わ
せて、週に1000ドル(日本のように月給になおすと、約44万円)くらいの収入が
あったという。
まあまあのアパートに住んで、すこしずつおカネを貯めようとしていたときに、あ
る住宅ローンブローカーに出会ったのだそうだ。そして、良い住宅物件があるから
検討してみてはどうかと言われたのだという。
南米系の夫婦の夫のペドロがジェフに説明しているのを、横でシャロンもメグミも
聞いていた。ペドロは、その住宅物件の話が夢のようなことに思えたと言う。そし
て、そのときのことについて、
Pedro 【 In hindsight, it was the biggest mistake. 】 と言う。
メグミ 【......ハインドサイト?.....隠れサイト??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 in hindsight 】→〔 あとになって考えてみれば 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 hind 】→〔 後ろの、あとの 〕
【 sight 】→〔 見えること、光景 〕
あわせた【 hindsight 】は、⇒〔 あとになって見えたこと 〕
つまり、〔 あとになって考えてみれば 〕
となるんですよねぇ。
(^^)v
ジェフ(Jeff)の友だちという南米系の夫婦は、フエンテスという名前だった。
中央アメリカのコロンビアから、今から20年近く前に、まだ17才くらいだった
ころにやってきたという。夫のほうは子供のころから多少コンピュータの知識が
あったので、【community college】〔地域の短期大学〕の無料教育コースを受け
ソフトエアのプログラミングを勉強し、その後、あちこちのソフト会社の下請けな
どをして生活をしてきたという。景気のよかったころなので、仕事はそこそこ見つ
かったそうだ。
その後、【green card】〔永住ビザ〕も取得して、妻のパートタイムの収入と合わ
せて、週に1000ドル(日本のように月給になおすと、約44万円)くらいの収入が
あったという。
まあまあのアパートに住んで、すこしずつおカネを貯めようとしていたときに、あ
る住宅ローンブローカーに出会ったのだそうだ。そして、良い住宅物件があるから
検討してみてはどうかと言われたのだという。
南米系の夫婦の夫のペドロがジェフに説明しているのを、横でシャロンもメグミも
聞いていた。ペドロは、その住宅物件の話が夢のようなことに思えたと言う。そし
て、そのときのことについて、
Pedro 【 In hindsight, it was the biggest mistake. 】 と言う。
メグミ 【......ハインドサイト?.....隠れサイト??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 in hindsight 】→〔 あとになって考えてみれば 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 hind 】→〔 後ろの、あとの 〕
【 sight 】→〔 見えること、光景 〕
あわせた【 hindsight 】は、⇒〔 あとになって見えたこと 〕
つまり、〔 あとになって考えてみれば 〕
となるんですよねぇ。
(^^)v
アメリカ全体では、すでに200万世帯以上の家庭が、【mortgage(モーゲッジ) loan】
〔住宅ローン〕が払えなくなって、せっかく購入した自宅を、【foreclosure】(フォーク
ロージャー)〔住宅を差し押さえ〕られたため、警官や保安官によって追い出されている
のだという。
その数は、さらに増え続けていると、シャロン(Sharon)は説明してくれる。この隣家
のおばさんは、見かけによらず、いろんなことを知っていて、それをメグミに教える
のを内心たのしんでいるようなのだ。いずれにしても、メグミにとっては有難いお隣
りさんが越してきたものだ。
シャロンは、『とにかく、あなたにも紹介しておくわ・・』と言い、自宅の方へ引き返
しながら、メグミについてくるように合図する。
家の中に入ると、【 family room 】〔居間〕に、ここの息子夫婦とその赤ん坊と
今日、初めて会う南米系の夫婦がいた。息子のジェフ(Jeff)の友だちと聞いたが
この南米系の夫婦は、ジェフたちよりずっと年上に見える。
ジェフがめざとくメグミを見つけて、【 Hey, Megumi ! 】と声をかけてきた。そして
【What's up?】〔どうしたの?〕と聞くので、なにか答えようとしたら、シャロンが
横から、『お客さんに紹介してあげようと思って・・』、と言い、すぐに南米系の夫婦
のそばに寄って、メグミに、【O.K....this is Mr. and Mrs. Fuentes (フエンテス).】と
紹介してくれる。そして、ちょっとユーモアを言うような口調になって、
Sharon 【 They hail from Central America ! 】 と言う。
メグミ 【......ヘイル?.....フロム??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 hail from 】→〔 ~の出身である 〕 という意味ですよね~ (^o^)
【 hail 】のもともとの意味は⇒〔 あられ、あられが降る 〕
なのですが、そうしたイメージから派生して、いろんな意味で
使われます。
雨あられと降り注ぐ、というイメージから、
「称賛の声を浴びせる」「歓呼の声で迎える」とか
そのほかにも、
「ヘイ!と手を上げて挨拶する」
「ヘイ!とタクシーを呼び止める」
「ヘイ!とどこかからやってくる(出身)」
というのは、半分冗談ですが、そう考えたら覚えやすいかも。
シャロンは、ユーモアっぽく言おうとして、わざわざ
【 hail from 】〔 ~の出身である 〕を使ったんですよね。
(^^)v
● (明日はお休みの日です) m(_ _)m
〔住宅ローン〕が払えなくなって、せっかく購入した自宅を、【foreclosure】(フォーク
ロージャー)〔住宅を差し押さえ〕られたため、警官や保安官によって追い出されている
のだという。
その数は、さらに増え続けていると、シャロン(Sharon)は説明してくれる。この隣家
のおばさんは、見かけによらず、いろんなことを知っていて、それをメグミに教える
のを内心たのしんでいるようなのだ。いずれにしても、メグミにとっては有難いお隣
りさんが越してきたものだ。
シャロンは、『とにかく、あなたにも紹介しておくわ・・』と言い、自宅の方へ引き返
しながら、メグミについてくるように合図する。
家の中に入ると、【 family room 】〔居間〕に、ここの息子夫婦とその赤ん坊と
今日、初めて会う南米系の夫婦がいた。息子のジェフ(Jeff)の友だちと聞いたが
この南米系の夫婦は、ジェフたちよりずっと年上に見える。
ジェフがめざとくメグミを見つけて、【 Hey, Megumi ! 】と声をかけてきた。そして
【What's up?】〔どうしたの?〕と聞くので、なにか答えようとしたら、シャロンが
横から、『お客さんに紹介してあげようと思って・・』、と言い、すぐに南米系の夫婦
のそばに寄って、メグミに、【O.K....this is Mr. and Mrs. Fuentes (フエンテス).】と
紹介してくれる。そして、ちょっとユーモアを言うような口調になって、
Sharon 【 They hail from Central America ! 】 と言う。
メグミ 【......ヘイル?.....フロム??】.....(・o・?) ハア?
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 hail from 】→〔 ~の出身である 〕 という意味ですよね~ (^o^)
【 hail 】のもともとの意味は⇒〔 あられ、あられが降る 〕
なのですが、そうしたイメージから派生して、いろんな意味で
使われます。
雨あられと降り注ぐ、というイメージから、
「称賛の声を浴びせる」「歓呼の声で迎える」とか
そのほかにも、
「ヘイ!と手を上げて挨拶する」
「ヘイ!とタクシーを呼び止める」
「ヘイ!とどこかからやってくる(出身)」
というのは、半分冗談ですが、そう考えたら覚えやすいかも。
シャロンは、ユーモアっぽく言おうとして、わざわざ
【 hail from 】〔 ~の出身である 〕を使ったんですよね。
(^^)v
● (明日はお休みの日です) m(_ _)m
シャロン(Sharon)は、いまアメリカではサブプライム・ローンという【mortgage(モー
ゲッジ) loan】〔住宅ローン〕を借りていた人たちが、【foreclosure】(フォークロージャー)
〔住宅差し押さえ〕の危機にさらされているという。
つまり、ローンが払えなくなって、家も、今までつぎ込んだ資金も、すべてを失う人
たちだ。
すでに、過去1年間だけでも、ローン返済が困難となり自宅を手放した世帯は、アメ
リカ全体で、約200万世帯にのぼるという。200万世帯を日本にあてはめてみると
大阪市の全世帯と、神戸市の全世帯を足した家庭数にひってきするのだ。
大阪市と神戸市に住んでいる全世帯の規模の人々が、とつぜん家を失うということが
メグミには、なかなか想像できない。
メグミは、そんな多くの人たちがローンを払えなくなって、家も財産も失っていると
シャロンから聞いても、まだその数の多さも想像を超えていたし、また話全体が半信
半疑だった。でも、シャロンは見かけによらずいろんなことをよく知っているので、
そうかも知れないとも思った。
そこで、『・・でも、そんなにたくさんの人たちが、どうしてローンくらい払えないの?』
と質問してみた。そのとき、うっかり、【such a small money】〔そんなちょっとの
金額〕と言ってしまったのだ。すると、シャロンは、急にキッとした表情になって、
メグミの目を覗き込みながら、首を少しふって諭(サト)すように、
Sharon 【 Don't you dare make light of the world ! 】 と言う。
メグミ 【......デアァ?.....メイク・ライト??】
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 make light of 】→〔 軽く考える、甘くみる 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 make light of the world 】で
⇒〔 世の中を甘く見るんじゃないよ 〕
という意味ですよね。
【 dare 】→〔あえて~する、大胆にも~する〕という意味で
【 don't 】がついているので、〔あえて~しないで〕となり
【 Don't you dare...】で、
⇒〔そんなバカげたことはしないでよ、決して~しないでよ〕
という表現になります。
また、うしろに文章が続かない形もよく使われます。
【 Don't you dare ! 】→〔絶対やめてよ!〕
【 How dare you?! 】 →〔よくもやったわね!〕
(^^)v
ゲッジ) loan】〔住宅ローン〕を借りていた人たちが、【foreclosure】(フォークロージャー)
〔住宅差し押さえ〕の危機にさらされているという。
つまり、ローンが払えなくなって、家も、今までつぎ込んだ資金も、すべてを失う人
たちだ。
すでに、過去1年間だけでも、ローン返済が困難となり自宅を手放した世帯は、アメ
リカ全体で、約200万世帯にのぼるという。200万世帯を日本にあてはめてみると
大阪市の全世帯と、神戸市の全世帯を足した家庭数にひってきするのだ。
大阪市と神戸市に住んでいる全世帯の規模の人々が、とつぜん家を失うということが
メグミには、なかなか想像できない。
メグミは、そんな多くの人たちがローンを払えなくなって、家も財産も失っていると
シャロンから聞いても、まだその数の多さも想像を超えていたし、また話全体が半信
半疑だった。でも、シャロンは見かけによらずいろんなことをよく知っているので、
そうかも知れないとも思った。
そこで、『・・でも、そんなにたくさんの人たちが、どうしてローンくらい払えないの?』
と質問してみた。そのとき、うっかり、【such a small money】〔そんなちょっとの
金額〕と言ってしまったのだ。すると、シャロンは、急にキッとした表情になって、
メグミの目を覗き込みながら、首を少しふって諭(サト)すように、
Sharon 【 Don't you dare make light of the world ! 】 と言う。
メグミ 【......デアァ?.....メイク・ライト??】
どういう意味なんでしょうかぁ?
(・・?)
('。')
(-_-;)
(´ー`)
Bingo!
【 make light of 】→〔 軽く考える、甘くみる 〕
という意味ですよね~ (^o^)
【 make light of the world 】で
⇒〔 世の中を甘く見るんじゃないよ 〕
という意味ですよね。
【 dare 】→〔あえて~する、大胆にも~する〕という意味で
【 don't 】がついているので、〔あえて~しないで〕となり
【 Don't you dare...】で、
⇒〔そんなバカげたことはしないでよ、決して~しないでよ〕
という表現になります。
また、うしろに文章が続かない形もよく使われます。
【 Don't you dare ! 】→〔絶対やめてよ!〕
【 How dare you?! 】 →〔よくもやったわね!〕
(^^)v