ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

シロアリと黒アリの関係?

2007年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム

夏日になったと思ったら、涼しいを通り越して、肌寒い天気が続いたりと、不安定な天気が続くこのごろですが、皆さんいかがお過ごしですか?

私の廻りにも、風邪で咳をしている人が増えています。

黄砂にのどをやられたとか、中国からの汚染された大気が流れ込んだとか、皆さん色々と言い訳をしていますが、基本は自身の体調管理の悪さであることは、気づいているんですよね。

梅雨を前にしたこんな時期には、潜んでいた虫たちが動き出すものです。

前回のシロアリに続いて、黒アリの話を少し・・・

先日有るお客様より、家の中に黒アリが出てきて困っていますと電話を受けました。昨年軒下であった場所に、トイレを作りちょうど一年ほどになります。

早速おじゃましてみると、トイレの隣の、和室と縁側の境の柱の元に、殺虫剤で退治された黒アリの死骸が無数に転がっていました。

畳を取り、床板をはぐり、のぞき込んでみましたが、アリたちがどこから出没し、何処に隠れたのかは知りませんが、床下はとても状態が良く、まさしく“アリの子一匹いない”状態なのです。

殺虫剤は身体に良くないし、一時的な“その場凌ぎ”にしかなりません。ホームセンターに売れている、巣ごと退治するアリノスコロリでも置いて、様子を見て下さいと言って帰りました。

シロアリの生態はそこそこ知識があるのですが、黒アリに関しては全くと言っていいほど知識が無く、会社に帰りインターネットで<黒アリ>を検索してみました。

そこには多数の情報が散乱していましたが、幾つかのサイトを覗いてみて、始めてシロアリの天敵が<黒アリ>で有ることを知りました。

シロアリの巣ごと黒アリが征服することもあるようです。

「虫一匹いない世界は、人間の住める場所ではない」との書き込みにうなずき、薬剤による虫ゼロの世界より、天敵を上手く利用した、共存(シロアリとはしたくないが・・・)の方策を探るべきかも知れないと、社内で一人納得した、ヒゲ専務なのでした。