ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

本日の作業は浴室手摺!  No.165

2013年04月30日 | 住まい

やっと春らしくなってきて、気温も上がった途端、弊社の周りも随分にぎやかになってきましたよ。

「田んぼの中の一軒家」みたいな立地条件であるため、農繁期になると農耕機械達が稼働し始め、忙しく動き回り始めます。

春のこの時期の機械といえば、水田を耕す耕運機と、そのあとに続く田植え機といったところでしょうか。

共にエンジンで稼働するので、それなりににぎやかなのです。

時々、まるでその機械音が、春を呼んでいるかのような、心地よい響きに感じることがあります。

今年も例年に違わず、寒い冬を乗り切り、やっとめぐってきた春~っ!て感じなのですよ。

それ故、象徴的なその機械達に出会えたことが、なんとなく嬉しくなってしまうのです。

まあ単純といえば単純そのものの、とっても平和なヒゲ専務なのでしょうね。

などなど・・・。

さてそれでは、少し間隔が開いてしまいましたが、手摺シリーズを再開することにしましょう。

前回はトイレ内部の手すり設置の話でしたが、皆さん覚えていますか?

トイレ空間には、棒状の縦手摺と、板状の横手摺の組み合わせが有効であるとお話ししましたよね。

それでは次に、浴室内部の手すりについての話題です。

奇しくも本日、浴室内手すり設置工事を、朝から行っていました。

脳卒中により、右足と左手にマヒのある、60代男性のお宅での工事でした。

お風呂は20年ほど前に弊社で工事をした、タイル張りの、しかも窓も大きいちょっと寒いお風呂です。

思い返してみれば、そのころにはまだユニットバスではなく、左官さんに浴槽を設置してもらい、床や壁にタイルを張った、いわゆる湿式タイプが主流でした。

しかしそれは、マヒのあるなしにかかわらず、転倒などすれば大事故に繋がりかねない危険なお風呂であることは、言うまでもありません。

ですから特に、手すり設置の必要性が出てくるのです。

ここで注意したいのは、お風呂内部に設置するのは、手摺本体が水に強い、樹脂系の材質が必須であること。

そしてその中でも、濡れた時になるべく滑りにくいタイプであることが大切になってきますよね。

手摺の表面がツルツルしているのではなく、小さな凹凸のある形状で、滑り止めになっているほうが良いですね。

そしてもう一つ重要なのは、やはり取り付け方法のこと。

タイル張りのおふろではほとんどの場合、壁内下地の状況が、上半分と下半分では違っているということ。

全面タイル張りなので、見た目ではわかりませんから、私の場合はこぶしで叩いてみます。

そうすれば、ほとんどの場合床から1メートルくらいで、明らかに音が変わります。

要するに、そこまでの下地はコンクリートブロックであり、そこから上は木製下地で内部が空洞となっていると判断できるのです。

それらを踏まえた上で、取り付けの方法を考えていかなければなりません。

それを間違えると、安全のために設置したはずの手摺が、凶器となってしまいかねませんので、特に注意してくださいね。

しかし、今回ご紹介したお風呂の手すりは、注意すべき点が多ぎる様に感じます。

それに、タイルに穴をあけたりと、専用の工具も必要になってきますので、ここだけはプロに任せたほうが確実だと思ってください。

もしそれでも心配な方は、ぜひ一度ヒゲ専務に相談してみましょう。

きっと良いアドバイスをくれるはず・・・なんですが?!

さてさて次回は、今では主流のお風呂である、組み立て式ユニットバス内部に設置する手すりについてお話しします。

また違った注意点がありますので、楽しみにしていてくださいね。

それでは又っ!!


恒例強風「リフォーム祭り」 No.164

2013年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム

寒かったり暑かったり、風が吹いたり雨が降ったり!

当たり前なのですが、気まぐれお天気の自由気ままな自然さに、なんとなく振り回されている感じがありますよね。

10日前の「リフォーム祭り」は、初日は少々肌寒く、二日目は天気は良いものの、トンデモ強風に見舞われました。

駐車場に設置していたテントの屋根シートを、2台とも外したのは初の出来事。

強風が恒例となったとはいえ、前代未聞の嵐だったといえるのかも知れません。

そんな強風の中でも、たくさんの勇気と根性ある方々においで頂きました。

特に、小学生の孫二人とともに、激しい向かい風の中を、自転車を押してまで来ていただいたT様。

その必死さに感激するとともに、長い付き合いとはいえ、いつも気にかけて頂き、只々感謝するばかりです。

西工務店って、そんな素敵な人たちに支えられているのだと、改めて感じる良い機会だったのだのかも知れませんね。

さてさて今回のリフォーム祭りは、初参加の「薪ストーブ屋さん」や、初企画の「マイ箸作り」など、新鮮な話題も多く提供できたと思っています。

特に、玉湯町から来ていただいた、薪ストーブ店である「Rustic Craft」の戸谷様には、土曜日だけとはいえ、薪割会の準備等でお忙しい中を、展示車両と共に出かけて頂きました。

ついでに戸谷様のブログでも、私共のリフォーム祭りに出店することまでも載せてもらっていたのを知り、またまた感激してしまいました。

この場を借りて、心よりお礼申し上げますと共に、次回にも是非おいで頂ければと思っていますので、検討してみて下さいね。

さて、もう一つの新鮮企画「マイ箸作り」は、2日間で30名の方の参加を頂きました。

子供は工作教室で、その時間に大人が退屈しないように「箸作り」なんてどうかな?

そんなつもりでいましたが、なぜか半数以上が子供たち!

好奇心の旺盛な子供たちが、いつもの工作だけで満足する筈もなく、親さんよりも積極的にチャレンジしていましたよ。

ただ、最後はカンナ掛けにも疲れてしまい、随分こちらがお手伝いをすることにはなったのですが。

それでも、出来上がった箸を持ってうれしそうに笑顔を見せてくれました。

もちろん、大人は大人で、真剣そのもの。

形にこだわり、さらには仕上の「斐川町特産ひまわり油」を丁寧にすり込み、たっぷり時間をかけて楽しんでいらっしゃったようでした。

ただ、冒頭に申し上げた通り、強風の中でしたので、箸を削った鉋屑が風に舞い踊り、服にまとわりついていました。

さらに屋根のないテントでは、強い紫外線の直射日光を浴びて、肌が日焼けをされたのではないでしょうか?

でもそんな過酷な環境の中での作業が、余計に完成後の満足感を増幅させたのか、とても喜んでいただきました。

皆様も今後出かけるときは、たっぷりの時間を確保したうえで、何があっても驚かないだけの覚悟と服装にてご参加くださ~~い、ナンテ。。。

もしかして西工務店のフェアって、徐々にサバイバルの様相を強めていくのでしょうか?

ちょっと怖いですね~!ナドナド。。。

それでは次回、半年後の「秋のリフォーム祭り」を、お楽しみに~!!


リフォーム祭り開催しま~す! No.163

2013年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム

梅の花が終わった途端、桜の花が散り始め、同時にチューリップが鮮やかに花を咲かています。

ツバメがやっと飛び始めたばかりなのに、誰かが山でタラの芽を摘んできて、テンプラにして食べたという噂が・・・。

そういえば、ツクシが影をひそめたばかりの日当たりの良い土手には、さっそくワラビが顔を出していましたよ。

なのに、なのに、ここ数日のこの寒さはいったい何なのだろうと、季節感の狂いに戸惑うヒゲ専務ですが、みなさんの思考回路は戸惑っていませんか?

今年は木の芽や春の花が、何もかも一緒に芽吹き始めましたね。

冬の寒さが緩かったためか、桜の開花が早まるなど、春が急ぎ足でやって来たように感じています。

しかし、心まで浮かれそうになった途端に寒さがぶり返し、「春爛漫」とは、なかなか行かないようですね。

そんな変な季節の真ん中で、三日後に「春のリフォーム祭り」を控え、あわただしさが徐々に心をむしばみ始めている弊社の事務所内。

当日のための準備品が届き始めて、事務所の床の上には、様々な段ボール箱が並び、同時にプレッシャーもかかり始めました。

明日はショールームに展示用キッチンが座ったり、大鍋用の東北野菜も届く予定になっていますよ。

さてさて今回は、リフォーム祭りの新企画として、古材を利用して「マイ箸」を作ってもらおうと考えています。

古材は十数年前、弊社近所の解体現場で出た、古い縁側の板を小さく割り込んだものを使用。

それを、深さの違う溝を切り込んだ角材の中に入れ、小さいカンナで削り、ある程度形ができたら、サンドペーパーで形を整え、最後にオイルをしみこませて完成させます。

その時に使うオイルは、JA斐川町さんに提供いただいた、斐川特産「ひまわり油」という設定なのです。

いかがですか?聞いただけでも楽しそうで、きっと皆さんも作ってみたくなったでしょう?

更に、今回の新企画はもう一つ、「ラスティッククラフト」経営者、戸谷様による「薪ストーブ」の展示と、土曜日だけですが、実際に薪を燃やしての実演もして下さいますよ。

それだけでも一見の価値ありってところですが、更にさらに、ストーブクッキングの実演もあるという噂が・・・。

これは絶対来なきゃ損ですよ~と叫びたくなる気分の「ヒゲ専務の無料リフォーム相談会」もお忘れなく!!

それでは、週末は天気も良くなりそうですので、お花見がてら、ぜひ足をお運びくださいませマセ。

スタッフ一同、笑顔いっぱいで、お待ちいたしておりますデス!

では当日、お会いしましょうね~!!