ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

後方支援・・ vol.90

2011年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

相も変わらず、冒頭の書き出しが「寒い朝を迎え・・・」となりそうで、発想の乏しさが暴露されてしまい、情けない気分のヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

でも今週あたりから、やっと春めいてきそうですね。

私みたいな鈍感な人間は感じなくても、自然界はしっかりと春を感じているらしく、一週間前くらいから、ヒバリが舞い上がりながら、きれいな声でさえずっていました。

それと、先日の日曜日には三男の引っ越しで、大阪府岸和田市にいましたが、朝の散策で桜の花がほころんでいるのを見つけましたよ。

さらに、菜の花も咲き始めているのを見て、斐川にも春が早く来てほしいな~って、つくづく感じました。

そして、春が来ると言うことは、恒例の「春のリフォーム祭り」が訪れると言うことにつながるのですよ。

ただ、本音を言えば、来月の16(土)と17(日)の二日間に予定しているお祭りも、東北の震災や原発事故の事もあり、中止も考えました。

がしかし、すべてが萎縮してしまっては、何も良い結果を生み出さない。

せめて、私達だけでも元気な声をあげるべきではないか?との思いから、例年通りの開催を決定しました。

この時期の強行開催には、否定的な意見もあるとは思いますが、それらの批判を承知の上での決定です。

たぶん、震災から1ヶ月以上たったお祭り当日であっても、現地の状況はあまり進展していないかも知れません。

それでも、小さいながらも、一歩一歩前に進んで行くことでしょうし、進むことを信じています。

そして、そのための後方支援のひとつが、義援金を送ることだと思っています。

遅ればせながら、本日、弊社も送らせて頂きました。

もちろん、お祭り当日も義援金への呼びかけをしていくつもりです。

でも、このブログを見た人は「行くとお金取られそうでやだなー」って思われるかも知れませんね。

でも、それでも構わないと思っています。

「必要なことは必要!」と誰かが声を上げない限り、解らない人たちだってたくさんいるのでしょうから。

それに、西工務店のお客様達は、と~っても優しい方達ばかりなので、きっと協力してくれると信じています。

エコキャップだってあんなに集まったんだから~~っ!

と、他力本願の、今日のヒゲ専務でした。

それはそうと、オール電化が、原発のおかげで成り立っているのは、うすうす気づいてはいましたが、ここまで恐ろしい現実を見せつけられると、考えてしまいますね。

私達は何を信じ、何に向かって行けばいいのでしょうか?

これからも、皆さんと一緒に考え、進むべき道を探していきましょうね。

ではまたっ!


いま確実に出来ること! vol.89

2011年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の雪の朝から、今朝の高霜と続き、気温も上がり快晴のいま(お昼過ぎ)となる。

まさしく三寒四温のここ斐川町であり、それはいっこうに構わないが、東北をいじめるのだけは、やめてほしい。

寒気なんぞが、いま行くべきではないし、しつこく揺らすのもいい加減にしてほしい。

ましてや、原発なんぞ・・・

とんでもない災いが日本中を震え上がらせた。

もちろん、一週間経過したのに、何も解決していないし、悪化している事実もある。

それにしても、木造の建築物とは、あれほどたやすく水に浮き、さらわれ、瓦礫になる物なのか。

確かに、あの津波のエネルギーは爆大だったとはいえ、残ったのは鉄骨の骨組みと、コンクリートの建造物のみ。

百年なのか千年なのかは知らないが、確実に起きるプレートのひずみによる災害。

そこに生活していた人々の命を含め、すべてを洗い流してしまった。

「家」はそこに住む人々の生命を守るシェルターとしての機能も持たなくてはいけない。

決して、装飾や、快適さだけを求めてはいけないのだ。

かといって、大地震にも大津波にも負けない、核シェルター並みの機能を持たせれば、我々一般市民には高価すぎて、手も出せなくなる。

凡人の私達には、いまは何も出来そうもないが、とりあえず出来るのは、危険な場所には家を造らない事ぐらい。

危険でない場所が何処なのか、日本に有るのかないのか、それさえも解らないまま・・・

いま確実に出来ること!

被災地に出かけるすべも、物資を送る手段も何も持たないが、被災していない我々一般国民が、唯一出来る事。

東北を、関東を応援できる唯一の、いま出来ること。

それは「義援金を送ろう!」と叫ぶこと。

そして、小さな善意が集まれば、きっと日本を元気にしてくれると信じること。

仙台にいる義妹の家族は、奇跡的に全員無事を確認した。

足の悪い義父と同居であることと、海岸線から2.5キロに自宅が有るのをマップで確認したとき、無理だと思った。

身元確認だけでもしたいと、そんなあきらめも頭をよぎった。

三日間の音信不通は、さすがにこたえた。

避難所暮らしではあるが、生意気なメールが届くようになってきたのが、夢のようだ。

でも、そうでない家族がたくさんいることを、決して忘れてはいないし、忘れてはいけない。

暴動も、略罰も起きない国民性を誇るのもいいが、いまやるべき事はそんなことではない。

被災していない我々一般国民が、唯一出来る事。

それは、義援金を送ろうと叫ぶこと!!


銅板の弱体化 vol.88

2011年03月11日 | 住まい

相変わらず寒い朝を迎え、震えながら起き出す日々が続いていますね。

昨日に続き、今朝もうっすらと雪化粧の斐川町でした。

風は相変わらず冷たいとはいえ、昼になると晴れ間ものぞき、すぐに雪は消えてしまうのです。

「だったら降らなけりゃいいのに~」ナンテ思っている今日のヒゲ専務ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

それでも昨日は、大社町で屋根の谷樋を取り替えしました。

斐川町と大社町は、20キロ余りしか離れていないのに、海が近いからか、はたまた出雲大社のおかげなのか、こちらに雪があっても、大社町にはほとんど雪は降らないと言われています。

大社町の民たちに言わせると「大社さんのおかげだわね~」と、すべて神のおぼし召しのごとくに言うのです。

出雲大社の神々は、地元町民の独占物ではありませんから~っと、なぜか反論したくなるのは、ヒゲ専務の悪い癖!

それはそうと、谷樋の取り替えって解りますか?

向きの違う屋根同士ががぶつかり合うとき、そこには斜めに谷間が出来、そこに瓦の隙間が出来ます。

その瓦の隙間に落ちてくる雨を受けるため、瓦を取り付ける前に敷き込む鉄板の事を谷樋と言うのです。

20年前に建てられたそのお家は、平屋(1階建て)の建物なのですが、中庭を囲むようにロの字に建っています。

そのため、谷樋がやたらと多く、合計8カ所を取り替えしました。

ではなぜ、取り替えをしないといけなかったのでしょうか?

それは、雨を受けるための樋に穴が開いてしまったからです。

瓦と瓦の隙間に鉄板を入れると書きましたが、実はそこに銅の板を敷き込んでいたからです。

このお家は、弊社の施工ではないのですが、私たちも以前はそこに銅製の谷樋を設置していました。

銅は昔から、さびである緑青(ろくしょう)が本体を覆い、さびで腐食を防ぐとされ、外部には最適ということで、多用されて来ました。

でも最近では、酸性雨の影響か、それ以外なのか定かではないのですが、雨の「しずく」が叩くところは確実に銅が浸食され、やがて穴が開いてしまうのです。

銅板の代わりに、私たちはカラーステンレスの谷板を、最近では使用しています。

これであれば、後々のメンテナンスははいらなくなりますからね。

このお家は、たまたま谷の瓦が一カケラ落ちてきたので見てほしいという調査依頼から発覚した出来事。

雨漏りになる直前に修理完了した、いわゆるラッキーなケースと言えます。

皆さんも、一度点検してみください。

外部に出ている、屋根の軒裏部分に黒っぽいシミを見つけたら、要注意ですよ!

なんか今日のヒゲ専務って、ん~~専門的!!

では又っ。


後悔先に立たず!

2011年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

なぜか再び、さむ~~い朝を迎えたここ斐川町。

朝起きてビックリ!

外が妙に明るく、寝室窓の障子を開けると、そこは雪国だった!?

そういえば昨日の朝も、うす~く雪に覆われ、おやっと思ったのを思い出しました。

リフォーム予定のお家を、詳細調査しようと計画していましたが、来週以降に延期したのも、朝から降り出した雪のせいだったのだ。

お家の中だけがリフォームの対象であっても、電気や給水・排水などの設備工事はお家の外からのつながりが必ずある。

それらも含め、現場確認、現場調査がリフォームには欠かせないのです。

そんな大事な時に、地面や屋根なんかが雪に覆われているのでは、見える物も見えなくなってしまいます。

建築屋の私には建物の様々な部分が、隠れている構造材も含め、経験から見えて来る物がいっぱいあります。

それと同じく、電気屋には天井裏の配線が、水道屋には土中の配管が、経験則から見えるのです。

もちろん見えると言っても想像でしかないため、それを裏付ける証拠を探すために、様々な調査をすると言っても良いかも知れません。

でも、そんな経験から来る感覚、あるいは勘?を邪魔するのが雨や風、はたまた雪となるのです。

特に地面を覆う雪は、水道屋さんにとっては大敵なのかも知れませんね。

それくらい、リフォームの場合の現地調査には、かなりの神経を使うのです。

・・・以上

っと、いつもと違った視点から、ヒゲ専務のブログが書き込まれました。

いっつも、いっつも見てくださる皆さん(誰もいなかったりして・・・汗)にとっては、違和感が有るかも知れませんね。

でも、突然ですが、本日より、いや今週より、最低、毎週金曜日には必ず、ブログ更新をすることが決定しました。

いや、今朝、勝手に決めました!

字数が若干少ないかも知れませんが、継続のために必要と、自らの判断によるものだと理解してください。

ついでに、もう少し有益な情報を発信すべきと、心に決めました。

嘘かホントか、誰にも、神にも、ヒゲ専務にも解りません。

でもまっ、公言しちゃったからな~と、今更さっそく・・・後悔先に立たずっ!なのだ。

ではまたっっ!!