ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

石見銀山に見た「究極のリフォーム」

2007年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

年の瀬が近づくに連れ、寒くなってきましたね。北西の季節風が吹き荒れ、更に曇天の日が多く、悲しいかな、さすが山陰って感じですね。

そんな中、自転車通勤もしばらく控えめにしていましたが、今日は久しぶりに頑張ってペダルをこいで出かけてみました。

薄手の手袋では近距離でも手がかじかんでくるようになりましたよ。冬ですね~!

なんだかんだと言っても、高価なガソリンは極力消費したくないですものね。その方が地球にも優しいし、家計にも優しいし・・・などなど。

さてさて、今月初めの日曜日、建築士会・出雲支部の企画で開催された「石見銀山を訪ねて」に、小6の娘と久しぶりに帰っていた長男の三人で参加させて頂きました。

特に建築家を目指し、来年春には東京の建築会社に就職の決まっている短大生の長男には、何らかの刺激があるかも知れないと誘ってみたのです。

当日の石見銀山は、強い風が紅葉を終えた葉っぱ達を吹き飛ばし、美しい里山の風景を見せてくれました。

到着後、最初に訪れたのは、なんと築230年と言う旧阿部家。

この街に経営基盤を持つ「bura.house(ブラ・ハウス)」の経営者、松場登美さんご夫婦の住まいと言うことで、一般公開はされていませんでしたが、建築士会のコネ?で内部を見学させて頂きました。

これぞ<究極のリフォーム>と言えるのでしょうか、古い物を古いまま、嫌それよりも、古さを強調したようなリフォームがなされており、驚かされました。

奥の土蔵に通され待っていると、当の本人「松場登美」さんが現れ、スライドを上映しながら大森の町との出会いから、現在にいたる経過をお話しして下さいました。

話の巧さもさることながら、ご夫婦の強い信念に基づいた生き様、行動力に圧倒され、時間を忘れ聞き入っていました。

ふと横を見ると、長男だけでなく、退屈するかと心配していた小学生の娘が、目を輝かせて聞いていたのには、父親として、この子達の成長を見たようで、とても嬉しかったのですよ。

親ばかですね!すいません。

そのあと、登美さんの案内で「ろうそくの家」や従業員の為の建物を見学させて頂きました。

最後は当然「ブラ・ハウス」

息子達にせがまれ、おみやげもたくさん買わせて頂きましたし、マスコット猫の「きむち」と戯れることも出来、親子共々、久しぶりに充実した時間を過ごさせて頂きましたよ。

この場を借りて?この企画を立案された出雲支部の女性部会には感謝したいと思います。

お世話様でした。有り難うございます。ホントホント!!

この体験を無駄にせず、これからのリフォームに生かしていきたいと、つよく心に刻み込むヒゲ専務なのでした。

長くなりましたが、まあこんな所で今年も終わりにしたいと思います。

又来年も、出来うる限りブログ更新をしていきますので、時々のぞきに来て下さいませマセ!

それでは皆さん、良いお年を・・・・