しばらく安定した天気が続き、先週末からスタートした基礎工事も順調そう・・・
なんて油断していたら、今朝の突然の雷雨!
一時的でしたが、何本もの稲妻が大地を突き刺す様を、しっかりと見させて頂きました。
やがて、ゆっくりと移動した雷雲が遠くに去っていくのを確認して、ホッと一息のヒゲ専務ですが、皆さん雷に打たれていませんか?
今朝のニュースでも、雷に打たれてなくなられた方や、全焼した家も有ったと悲しいニュースが流れていましたね。
そんなニュースを聞いて、5~6年前に私の家の近所にあった、牛舎を雷が直撃したことを思い出しましたよ。
その時は、積んであった藁が一気に燃えだし、中にいた5~6頭の黒牛達がステーキに・・・?
なんて、なるわけ有りませんからね。
ちゃんとひもを引きちぎって、屋外対待避をしていましたよ。
ちょっと期待しましたか?
でも、老夫婦で世話をしていた飼い主達は、新しい牛舎を建てることもなく、数年後には飼育をやめてしまわれました。
子供達が小さい頃は、足下の草をちぎっては、みんなで牛に餌やりをしていた物です。
黒く長い舌を、柵の間から思いっきり延ばし、子供達の持っている草を、その舌で絡め取るのです。
こわばった顔で、こわごわと手を差し出していた娘や息子達は、取られた瞬間「にこっ」と笑って私の顔を見るのです。
「やったよ、凄いでしょ!勇気有るでしょ!!」と言わんばかりに。
そんな動物との貴重なふれあい体験の記憶も、牛舎とともに消滅してしまったようで、その時とても残念で寂しい気持ちになった事を、今思い出しました・・・。
などなど、感傷に浸りながらこんな事書いていたら、ついつい長くなってしまいましたね。
それでは前回の続き「シロアリ被害の対処法其の二」を行ってみましょう。
それは、蟻害を受けた木材を取り替えるのではなく、現状維持にとどめる消極的な対処法だとお伝えしました。
それは、柱や土台の一部が食害を受けたとしても、基本的には芯の部分ではなく、周辺の辺材部分であることが多いからです。
木材の強度に関しては、辺材よりも心材部分が重要で、その部分はいわゆる赤身材となっていて、シロアリはほとんど食べることが有りません。
基本的な強度が不足していなければ、木材を取り替える必要が無いというのが、私の判断です。
なので現状維持とし、これ以上悪化するのを防ぐために行うのが、防蟻工事だという考え方です。
しかしこれには、強度が有る程度維持されているという条件が付いてくることを忘れないでください。
それでは又・・・
って、前置き長いくせに、本題が簡単すぎやしませんか?
というご意見をふまえて?次回は「蟻害に遭わないために」をお送りし、リベンジしたいと思います。
お楽しみにっ!!