ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

建築家を目指す若者像

2006年10月20日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も9月に斐川東中学校から、建築家を志す2名の生徒さんが、西工務店に職場体験学習にやって来てくれました。

デスクワークは昨年同様、弊社の木曽君に任せ、私はもっぱら現場体験・・・ところが工事中の現場が遠すぎて、断念!そこで、今年の「夏休み親子木工教室」のイス予備部品を取り出し、急きょ「中学生の工作教室」となりました。

そうそう、夏休みにはたくさんの木工教室参加、有難うございました。来年もやりますので、又来てくださーい!っと、話は戻って、さすが中学生!サンプルだけ置いて「よろしく」と放っても、それなりに作ってくれます。その後も、秋祭りのための展示台など作成して貰いました。

ただ、ちょっと気になったのは、コミュニケーションを取るのが余り上手ではないこと。

建築家を目指しているのなら、まずコミュニケーションの取り方を学ぶべきかも知れないと思いました。

例外はあるにせよ、殆どの建築物にはクライアント(注文主)が付いている。そのクライアントとコミュニケーションを図り、要求を理解し、それに添うよう、或いは要求以上の提案をし、建築物を制作し、満足して貰い、引き渡しを終える事こそが、建築家の業務なのです。

そのどの部分に関わるにせよ、土台になるのはコミュニケーションの必要性なのです。

それでも、彼らは突然,当社の秋祭りに顔を出してくれました。

「良かったら遊びにおいで」と誘っておいたのですが、まさか本当に来てくれるとは・・・

今時の若者も、まんざら捨てたモンじゃないなと思い、昨年同様2人を応援したくなったヒゲ専務でした。