実は最近sigmarionⅡいじりに時間を費やしている。(それにともなって、このBLOGのタイトルの背景画像もsigmarionⅡに変更。)
色々な人のBLOGのsigmarionⅡの記事を見ていると、自分もsigmarionⅡで各種USB機器と接続してみようと思い始めた。
期待していたW-ZERO3のキーボードが個人的にイマイチ気に入らなくて、再びsigmarionⅡを復活させてみたが、やはりコンパクトフラッシュスロットが一つしかないという拡張性には限界を感じる。
無線LANでコンパクトフラッシュスロットを使ってしまうと、メモリー残量不足でファイルが保存できなくなったりするので、やはりもう一つメモリーカードが使いたくなる。その解決策として有力なのは、マルチカードリーダーをsigmarionⅡにUSB接続する方法だ。
sigmarionⅡには正式にはUSB端子はないが、FOMA端子にNECのPocketGear用オプション品のUSBインタフェース変換ケーブル「MC/PG-UK02」というケーブルを接続すればUSB機器が接続できるようになるというので昔、千円で購入しておいたのが手元にある。(おそらく今となってはほとんど入手困難のはず)
このケーブルがあれば、ハードウェア的にはUSB接続のための準備はOKだが、問題はUSB用のデバイスドライバだ。
sigmarionはUSBの夢を見るか
シグマリ2でUSB
調べてみると、usbclik.dllを使う方法とusbmsc.dllとusbdisk6.dllのセットを使う方法があるのがわかった。
usbmsc.dllとusbdisk6.dll(深夜にあちこち回ったので、どこでダウンロードしたか思い出せない・・・)を「Windows」フォルダーにコピーして、マルチカードリーダーを接続してみる。(苦労してNECサイトから入手したusbclik.dllではうまく動かなかった。)
すると、上記の写真のようにドライバ名を聞いてくるので、usbmsc.dllかusbdisk6.dllを入れてみた。(作業に疲れていたのか、どっちだったか記憶が曖昧)
そして、システムトレイの中にsigmarionⅡに携帯電話がつながったようなアイコンが表示される。これはFOMA端子をUSB端子として使っているためにFOMAがつながっているという意味のアイコンになっているようだ。
これで無事つながったのかと思うと、マルチカードリーダーに入れたコンパクトフラッシュを認識しない・・・。エクスプローラーを最新の状態に更新してみても、コンパクトフラッシュが見えない状態のままだ。
色々悩んだのだが、「リーダーにあらかじめカードを入れておいてから接続する」のがポイントらしい。私の場合、リーダーを接続してからコンパクトフラッシュを入れていたために認識しなかったようだ。翌日、この点に気付いて、やっとコンパクトフラッシュがUSB Diskとして認識された。
マルチカードリーダーなので、コンパクトフラッシュとSDメモリーカードも同時に認識するかと思って試してみたが、sigmarionⅡの場合は2種類以上のメモリーカードを同時には認識してくれないようで、同時に挿した場合はSDメモリーカードしか認識してくれなかった。せっかくのマルチカードリーダーなのに、とても残念だ。
しかし、これでsigmarionⅡはUSBホスト機能が使える事が確認できたので、USBホスト機能のないW-ZERO3よりも各種USB機器が利用できるという点で優位性を持っているのがわかった。
USBホスト機能が使えるのを確認したので、今度はデジカメ、マウス、キーボード、FDD、プリンター、Pasori、CD-ROMドライブなどを色々と試してみたくなってきた。