謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

週の始まり・・・(東京某所)

2009-11-09 00:00:21 | 労働収容所・ただ今収監中
日本


2009.11.09(月)


 休みが日曜だけなので月曜日が来るのがやけに早い。

 会社に出勤して朝礼場(といいつつ社長室)の前に座ると新しく3人の女性が・・・

 流石我が社は日本人宿に匹敵する人員出入率を誇っていると言ってもいいだろう。



 新しい女性を目の前に、社長の話は今日も冴え渡っていた・・・


 中でも次の下りは秀逸であると言っていいだろう・・・


 「実は先週末に1人入社をご辞退して貰ったんだが・・・」


 「理由は彼が手に病気を持って熱を出して早退し、その翌日も休んだからなんだが・・・」


 まあここまではいいだろう。いやっ!そんな理由でと考えると馬鹿馬鹿しいがここは敢えて流そう・・・


 「私が辞めて欲しいと思った人間は不思議と出社出来なくなる」


 『???』


 「インフルエンザってあるだろう?」


 『・・・』


 「今に4人に1人かかるようになるそうだ・・・」


 『???本当か???』


 「うちはインフルエンザに罹ったら辞めてもらうから・・・」


 『・・・』


 『・・・・・・』


 『何?それ??』


 「うちは10人ぐらいしかいない会社だ。インフルエンザに1人かかったら皆にうつすかもしれない、そうなったら困るから辞めてもらうことになる。そう思うだろう??」


 『・・・』


 『・・・・・・』


 普通の会社なら多分病気に応じた療養期間が設けられ、その期間を過ぎたら減給、そして解雇、もしくは辞職と段階を踏むのが”常識的な考え”だが・・・


 流石は我が社長!主張が堂に入っている!!

 例え出鱈目でも・・・


 そんな社長の好きな言葉の一つに


 「私の為に命がけで働いて欲しい・・・!」


 と、いうのも確かあった筈だが・・・


 インフルエンザ程度で即座に首と判断されるのに、どうやって命がけで自分の為に働かせようとするのだろうか??


 うーん・・・


 今日もまた面白過ぎるぞ・・・


 これだからプチ・ブラック会社・・・もといネジの一本ぶっ飛んだ社長は面白い。


 もうちょっとこのショウを眺めるのも悪くは無い考えだろうか・・・


 ・・・


 ・・・・・・



 これにめげずに明日もまた今日の新人3人とも来ればいいなっ!


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