謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

そしてジャパン(千葉・日本)

2007-10-30 17:05:23 | 日本一時帰国時
2007.10.30




 トルコを29日に出国・・・



 ドバイを経由して関西空港でさらに国内線に乗り換えて羽田へ・・・



 それから電車で1時間とちょっと・・・



 隠れ家・・・



 どちらかというと「いい年をして働きもせずに海外でブラブラと遊んでいる某息子をまっとうな世間の人様の目から隠すという意味」で


 「隠し家」


 ともいえるべき場所に到着・・・




 「セカンドミッションプラスワン」



 はこれで終了する事となった・・・




 今回の旅行の位置付けとしては「セカンドミッション時に行けなかった中央アジア・カフカスを訪れ、ヨーロッパに到着する」という事だから「イスタンブールに辿り着いた」段階でミッションとしては終了だった・・・




 「セカンドミッションプラスワン」を振り返ると・・・


 「エレガント・ヨーロッパ・ツーリスト」の名に恥じない見事な「ヨーロッパ旅行」であったと言う事が出来よう・・・




 しかし・・・


 私の「プロフェッショナリズム」に・・・



 まだ「休息の時」は来ない・・・



 次のミッション・・・「サードミッション」が・・・この後に控えている・・・




 2004年の12月に「ファーストミッション」を開始してから約3年・・・




 そろそろ「財布の紐」に幾分かの悩みを・・・



 大分深刻な悩みを抱え始めてはいるが・・・







 気力や体力は別にどうでもいい・・・




 「この限られた予算の続く限り・・・」




 「私の旅行」に・・・終わりは無いだろう・・・




 次回「サードミッション」!!



 名付けて「新ヨーロッパ紀行!」




 乞う?ご期待???

ヨーロッパの香り(イスタンブール・トルコ)

2007-10-26 17:03:44 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.26




 トビリシからのダイレクトバスの乗って約26時間・・・



 イスタンブールへ到着した・・・



 ここは・・・紛れも無いヨーロッパだ・・・



 トルコがヨーロッパかアラビアかという疑問も持つ者もいるだろうが・・・


 私はプロフェッショナルとして昨年末に訪れた時にその結論を記事に纏めている・・・参照記事「ヨーロッパorアラビア??(イスタンブール/トルコ)



 カフカスがヨーロッパだったとは・・・旅行の途中で気付いたのは「ヨーロッパ・ツーリスト」を名乗るこの私にしては不覚であったが・・・





 トルコは・・・最初からヨーロッパなのである・・・




 ふとイスタンブールの街並みを眺めると・・・


 これはガラタ橋付近からの眺め




 乱立するモスクに・・・

 ガラタ塔に登って眺めたイスタンブールの街並


 イスタンブール最大の売りブルー“モスク”



 そして礼拝の時間に流れ出る“アザーンの調べ”




 街中に溢れている「イスラムを象徴する星に三日月のトルコ国旗」・・・

 ちょうど共和国記念日が近かったので当社比で以前の10倍ぐらいの国旗が掲げられていたような気が・・・
 写真はなんかのデモ











 あぁ・・・








 深くヨーロッパを感じる・・・







 そんなトルコは・・・EU加盟に向け・・・奮闘中である・・・







 私「デューク東城」は・・・




 「プロフェッショナル」として・・・こう分析する・・・




 紛れも無い「ヨーロッパであるトルコ」・・・





 彼らがEUに加盟する日は・・・





 「100年たっても来ないだろう・・・」




 と・・・

アナザー・トビリシ(トビリシ・グルジア)

2007-10-24 16:39:44 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.24




 グルジアの首都トビリシ・・・




 ここで・・・アマチュアの旅行者なら何を思い浮かべるだろうか??


 せいぜい“ダヴィスプレバ広場”から続く旧市街の街並みやナリカラ要塞、

ダヴィスプレバの夜景


ナリカラ要塞の夜景



ナリカラ要塞から見た旧市街の全景


旧市街の入り口


ちょっと奥に入った旧市街の街並




グルジア正教の総本山スィオニ大聖堂・・・

スィオニ大聖堂


それにかつて旧ソビエトで最大と言われたツミンダ・サメバ大聖堂













 ・・・と言った所であろうか・・・???





 そんなグルジアは・・・EUでもある

 これが動かぬ証拠!グルジア政府が勝手にやっている訳じゃ・・・








 しかし・・・



 今回はこの私「デューク東城」が・・・



 トビリシの別の魅力・・・



 「アナザー・トビリシ」を・・・



 「プロフェッショナル」ならではの視点から皆にお見せしよう・・・




 鉄道駅からバスで一本・・・


 道中にはグルジア国旗で囲まれた噴水があり・・・





 そして終点の一個手前で降りて・・・



 窓ガラスが3割ぐらい抜け落ちた・・・趣のある・・・というかただ旧式のロープウエイに乗り換えて・・・




 途中にはバケ公園に建つ巨大なへんてこなモニュメントが眼下に眺められ・・・



 そして約5分



 到着するのは廃墟候補と言わんばかりの頂上駅・・・


 その横には本物の廃墟があるという凝りようで・・・


これがその本物の廃墟!駅はこれよりは・・・少しキレイ・・・!!





 ここからの景色は・・・



 トビリシの売りである「旧市街」が全く見えない「旧ソビエト式建築群」が立ち並ぶトビリシの全景が見え・・・


 これがその全景




 アップにすると・・・



 おぉ~!!ソ・ビ・エ・ティーック♪





 そして1分も歩かない内に・・・

先ずは湖畔のちょっとこ洒落たカフェが・・・




 「池と見間違えかねない雄大なクス湖」が貴方の目の前に・・・

コレッ!!



そして全景は・・・





「・・・」






 「・・・・・・」






 トビリシのもう一つの魅力・・・



 「アナザー・トビリシのクス湖・・・」






 本当に・・・




 行かなくていい・・・


エースとの別れ(トビリシ・グルジア)

2007-10-22 16:53:28 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.22




 出会いあれば別れあり・・・



 エースは他の日本人と同行してメスティア(グルジア国内の世界遺産、塔状の家で有名)へ行く事に・・・

 私はLOHAsにストーカー先をスイッチしてイスタンブール(トルコ)へ向かうことに・・・


 私はイスタンブール到着後には日本へフライト、エースもトルコには入国するものの・・・トルコ東部を周遊してからイスタンブールを目指すので・・・今回のミッション「プラスワン」中に再会する事はもう出来ないだろう・・・




 エースと出会ったのはキルギスの首都ビシュケクにて・・・



 たまたまウズベキスタンのビザをほぼ同時期に取得しに来ていた我々はその後のルートもほぼかぶっている事が分かり、タシュケント(ウズベキスタン)で再会し、イランで一時的に別れた物のそれ以外の行程を共にし共同作戦日数合同で54日という私の持つ「ストーカー最長記録」の更新を果たす事に・・・



 エースは・・・恐るべき男だった・・・




 穏やかな外見で、常に冷静で寡黙でありながら・・・内に熱い物を秘めた漢・・・




 その熱き魂は・・・柔和な表情にも関わらず「狂犬」と仇名される一面を持つことからも・・・想像できるだろう・・・







 ここで別れを告げたエース・・・


 目を閉じると・・・



 エースと共に戦った日々が・・・



 脳裏に浮かんでは消えて行く・・・



 ウズベキスタンでは・・・特にサマルカンドで「メイド・コス」に燃え・・・

 これが・・・メイド・コス・・・



 きゃわいいのです・・・


 タジキスタンでは・・・これもまた「メイド・コス」に萌え・・・


 バリエーションは・・・かなり多く・・・見る者の目を楽しませる・・・


 愛らしいのでふぅ・・・
 
 
 トルクメニスタンでは・・・今度は「制服」に萌え・・・

 これが制服、ちなみにカラーリングはトルクメニスタンの国旗を基調としている。アップを取れなかったのが無念だが・・・



 清楚な感じがしてよひのでしゅぅ・・・





 イランでは・・・大半が別行動となったが・・・


 再会したカフカス・・・


 アルメニアでは・・・「ミス・アルメニア」に燃え・・・

 これが今年のトップスリー



 どのお方も・・・お美しい~!!!



 グルジアでは・・・「グルジア人女子高生」に萌え・・・

 ゴリとムツヘタで出会ったグルジアの女子高生の皆様方(含む男子生徒)



 この若さでこの美貌・・・恐るべきグルジア・・・






 彼と共にしたこの熱い「中央アジア・カフカス」の戦いを・・・



 私は・・・「プロフェッショナル」として忘れる事は無いだろう・・・




 エースは・・・トルコの次は中南米に飛ぶと言っていた・・・




 この先の旅の途上で・・・また再会する日も在るのかも知れない・・・



 しかし・・・今は・・・別れの時だ・・・




 さらばだエース・・・



 世界で巡り合う事が叶わなかったら・・・




 次は「池袋・東急ハンズ」で会おう・・・!!!


ミス・アルメニア(エレバン・アルメニア)

2007-10-18 22:15:54 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.18



 この一枚のチケットから・・・物語は始まる・・・





 話は少し前に遡るが・・・

 私が「エース」、転じてもはや「狂犬」と呼ばれるようになった男とエレバンの出発日について打ち合わせていた時の事だ・・・

 「LOHAs」の2人組みが・・・なにやらにやけながら我々に新情報を持ってきたのだった・・・





 「なんでも18日にミス・アルメニアのコンテストが国立オペラ・バレエ劇場で開催されるらしい・・・」



 「・・・」





 「・・・・・・」









 この私、「プロフェッショナル」は・・・



 そんな「出来レース」に興味などは全く無い・・・







 ここは・・・出発は予定通りで・・・











 と横のエースを眺めると・・・





 「エッエースが・・・!!」





 「くっ喰いついている・・・・!!!」




 『18日なら・・・ちょっと待つぐらいだから折角だから行ってもいいですよ・・・!!』




 エースにためらいは・・・無い・・・・




 いや・・・やる気満々だ・・・






 となると・・・私はいかにするべきか・・・






 それに残念な事に・・・喰いついたのは「エース」だけではなかった・・・





 その時アルメニアのエレバンの安宿「リダの家」には日本人旅行者が7人・・・


 私に「エース」、「LOHAsの2人」、そして遠くを見つめる視線が拳法の達人ブルースリーを髣髴させる「リー」、そして女の子とのツーショットで抜群の笑顔を見せる「ロック」、この6人は次はトビリシだがたった一人誘拐事件で日本を現在ホットに騒がせているイランに突入を試みる「スー」(文中の人物はプライバシー保護の為すべて匿名です)・・・



 この7人の内・・・・私を除く6人が・・・


 あっという間に「ミスコン」を見に行く”固い決心”をしてしまっていたのだ・・・・








 ここでちょっと私は考えなければならないことがある・・・


 旅行者は個人商売だが・・・


 日本国籍のパスポートを所持する身としては・・・


 隠れ蓑として「日本人の習慣・風習」にもなじんでおかなければならない・・・・


 そして怖いのは日本人社会独特の「村8分」という風習である・・・


 私一人興味が無いからといって・・・・



 ミスコンを見に行かないと・・・


 他の日本人旅行者に「仲間はずれ」にされてしまい・・・


 ストーカー先を軒並み失うという非常事態にもなりかねない・・・








 熟考に熟考を重ねた1秒後・・・


 私はあくまでも「プロフェッショナルとして観光効率を完璧に計算した上」で・・・





 「LOHAs」の情報に・・・あくまでも”止むを得ず”乗ってやることにした・・・









 行くと決まったからにチケットだ・・・


 チケットは3種類・・・3000ドラム(約1000円)、4000ドラム(約1300円)、7000ドラム(約2300円)・・・

 皆が3000ドラムのチケットを買う中・・・








 『エースが4000ドラムのチケットに手を出した!!!』






 私は・・・別段3000ドラムのチケットで十分だが・・・




 ストーカー先のエースが・・・4000のチケットを買ってしまうのなら・・・



 この私はいかにするべきか・・・



 3000と4000のチケットの違いは2階席の正面か側面かの差だ・・・



 思いは乱れに乱れた0.5秒後・・・・



 4000のチケットを手にしている自分がいた・・・・




舞台となった国立オペラ・バレエ劇場
 





 ミスコンの幕が上がる30分前に劇場前に到着すると・・・



 戦いの舞台に上がる前のミスアルメニア候補達・・・
 




 『エフィイィ・・・・皆様おキレイなのです・・・・』






 『ハッ・・・違う違う・・・村八分を恐れ・・・ストーカー先のエースにただついて来ただけだ・・・・』





 そして中に入り・・・



 自分の席の前にカメラの3脚を立て・・・

 暗い中でもキレイな写真が取れるように「プロフェッショナル」として用心して・・・・


 ・・・


 ・・・・・・



 まあちなみに専門のカメラマン以外に腰の高さまで伸びるような3脚を使用していたのは・・・劇場広しと言えどもこの「プロフェッショナル」だけだったが・・・


 まああくまでも「いい写真が取れたら一緒に来た皆に分けてあげたいから」という心遣いだけで・・・


 決して自分が良い写真を撮りたいだけという訳ではない・・・





 そして・・・”普段から持ち歩いている単眼鏡”を取り出して・・・



 ・・・



 ・・・・・・





 いや、この日のために特別持っているわけでなく・・・


 いつも景色を見るために持ち歩いている単眼鏡を・・・




 出しただけで・・・・




 特に他意はない・・・





 ・・・・




 ・・・・・・




 まあ前振りが長くなったが・・・







 「ミスコン」の舞台の幕があけた・・・


 色々なイベント(歌やダンス)等があったような気がしたが・・・




 『始まると同時に最早女の子しか目に入ってなかったので』写真は自然と女の子が中心に・・・




 幕を開け、勢ぞろいしたミスアルメニア達・・・
 





 『おおおぉぉ!!中々の・・・強者揃いのような気が・・・』
 


 

 彼女たちが水着を着て勢ぞろい・・・
 




 『えふぅ~・・・・キレイな方が見れて・・・しわわせでふぅ~・・・・』




 そして・・・デジカメの性能の限界に挑戦
 




 『くぅぅ・・・12倍ズームさえあれば・・・・もっと美しくとれるのにぃ・・・・でもおキレイなのでしゅぅぅぅぅぅ~!!』





 そしてなんやかんやとやってから一段落して



 また・・・勢ぞろい
 






 このあとちょっと間をおいて・・・






 一次審査の結果発表が・・・・



 一次審査は・・・???
 


 この7人に・・・

 


 「・・・」



 「・・・・・・」





 『ガイドブックに世界一の美人の産地と謳われたアルメニア・・・その厳選された7人・・・・ドイツもコイツも・・・・この美しさ・・・やつ等はんぱじゃねぇ・・・!!』




 そして・・・2次審査では

 また水着~!

 



 『ゲヘッ!ゲヘヘヘッ!!でれでれでれ~・・・・!!』






 またなんやかやと審査やショーがあってから・・・





 3人が呼ばれ・・・
 




 そのうちの一人の彼女が・・・ミス・アルメニアに輝いた・・・



 今年のミス・アルメニア
 

 ちなみにこの右側の娘!!
 






 そして幕が降り始め・・・観客が三々五々と帰る中・・・


 今なら「接近戦を挑める」とばかりに・・・


 ここがチャンスとばかりに「エース」と私は猛ダッシュをして1階席に・・・





 そして・・・

 下に降りてグランドフィナーレを眺め・・・
 




 ミス・アルメニアを近くから眺め・・・


 ミス・アルメニア!遠くても近くても・・・美人は美人なのです・・・



 『うーん・・・グレィトなのでふぅ~・・・』



 「・・・」



 「・・・・・・」







 そして我々は・・・




 今迄の旅行人生最大最強の満足をして・・・




 会場を後にした・・・




 






 唯一つこのミスコンテストに難点があるとしたら・・・







 旅行界で常にヨーロッパを絡め、エレガントに旅行を続けたために、ここ数年で「ミスターエレガント」、通称旅行界の『ミスター』との異名まで頂戴するようになったこの「プロフェッショナル・デューク東城」を・・・



 この「ミス・アルメニア」の伴侶に選ばなかった事であろうか・・・
 

威信を賭けて(エレバン・アルメニア)

2007-10-15 20:01:30 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.15


 2007.10.14・・・


 アルメニア・・・


 アルメニア-アゼルバイジャン戦争の勝者に立つこの国は・・・
 アルメニア正教に培われた文化と伝統を持ち・・・

 その人の良さもさることながら街の趣にもグルジアやアゼルバイジャンと異なった趣がある・・・

 何故かマクドナルドがないのは減点だが・・・

 流石にこの国の奥は深い・・・


 夜景も・・・中心のレパブリック広場は・・・このプロフェッショナルを唸らせるほどの出来栄えだ・・・


 共和国広場。歴史博物館前での噴水ショー



 それに時計塔の夜景・・・


 さらには一流のマリオット・ホテル










 そんなアルメニアが・・・現在“国の威信を賭けて”取り組んでいる事業がある。

 カスカードと呼ばれる階段上のモニュメントで中はエスカレーターになっており、上がっていくと「復興アルメニアの碑」というオベリスク型のモニュメントがあり、エレバンの全景もそこから見えるのである・・・

 工事は現在も続いており・・・完成まで後どのくらいかかるかは分からないが・・・

 その規模から言って国家のプロジェクトの中でも最重要の物の一つであることは疑う余地もない・・・




 夜景も含めて早速訪れることにした・・・




 入口からの全景は・・・


 おおっ!中々・・・






 そして入口の横には・・・








 「・・・!!!」




 「ヒィッ・・・!ばっ化け猫・・・!!!」











 少し驚いたが・・・


 まあこういう茶目っ気があるのも・・・・


 アルメニアならではだろう・・・








 中にはエスカレーターがあり・・・途中までいけるのでそれでいって・・・後は歩きだ・・・


 そして頂上からの景色は・・・








 んっ?モニュメントの前に・・・何か像があるが・・・




 「・・・記念碑の前に・・・何かが・・・???」


 まあ国家の一大事業の「カスカード」の頂点に立つ像と言えば・・・・すなわち「アルメニアの頂点に立つ彫像」と言い切っても良いだろう・・・




 近づいて・・・・確認してみようか・・・???







 こっ!これは・・・!!!





 「・・・」



 なんだ・・・???この像は・・・???何を意味している・・・???







 見間違いかもしれない!!

 ここは・・・一周して見るしかないだろう・・・


 







 「・・・」







 「・・・・・・」






 「今日は疲れているようだ・・・」






 国の威信を賭けた像が・・・



 あんなのであって・・・良い筈がない・・・


 真偽は・・・明日確かめるしかないだろう・・・・










 そして・・・明けて翌日・・・


 またしてもカスカードの前に立つ・・・




 カスカード全景



 やはり・・・かなりの出来栄えだ・・・


 昨日の化け猫は・・・


 入口付近の猫



 「よく見ると・・・まあイケてるんじゃ・・・」




階段を上っている途中に・・・

 ウサギ・・・



 ちょっとしなびてはいるが・・・まあアートと思えば・・・許せるだろう・・・


 しかしカスカード全体のつくりとしては・・・


 芝生は綺麗・・・



 こんな感じで近代的でありながらアルメニア人の矜持が感じられている・・・


 そして頂点へ・・・

 頂上付近・・・




 ここからの街の眺めは・・・流石である・・・
 街並みは・・・まあまあだが・・・アララット山が良いアクセントを沿え街の景観にゴージャスさを醸し出している・・・


 カスカード上からのアララット山






 しかし・・・



 これだけの場所に・・・昨日見たような彫像を・・・置いて良いのだろうか??

 私の見間違いに違いない・・・・








 まあ確かめて見ようか・・・???




 「んっ???」





  あっ!



  やっぱりいるのか・・・!!








 昨日のは・・・



 見間違えではなかったのか・・・


 ででーんと真正面から・・・


 斜め前から・・・


 斜め後ろから・・・



 そして横から・・・












 しかし・・・・



 少なくともエレバン一の景勝地にしようとしているこのカスカードで・・・・「何故か全裸のプリンプリンしたも彫像」を置く等とは・・・・


 国家の威信を賭けたプロジェクトのシンボルとして・・・・


 ふさわしいものなのだろうか・・・????










 んっ???



 そういえばこれは男性像だ・・・



 そして全裸と言うことは・・・



 国家の威信の巨大さはともかく・・・


 この彫像の男の威信は・・・???









 「・・・」









 「・・・」










 「・・・・・・」









 「ちっちいさっ!!!」









 アルメニア・・・



 国家の威信を賭けたこのプロジェクトに・・・



 
 こんな彫像を頂点に立たせるとは・・・・!



 これはこの「プロフェッショナル」をもってしても・・・




 「こりゃあビックリ仰天!!」



 と言うより他はないだろう・・・




 国立オペラ劇場付近のモニュメントまで「こりゃあビックリ仰天!!」

ゴッド・マザー対決!!(エレバン・アルメニア)

2007-10-14 18:11:53 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.14

 


 グルジアのトビリシに「グルジアの母の像」あればアルメニアのエレバンには「アルメニアの母の像」あり・・・




 旅行界では有名な話だ・・・













 多分・・・










 まあ、何はともあれガイドブックにも乗っているこの二つの巨大な彫像を「プロフェッショナルならではの冷徹な目」で持って・・・


 比較する価値はあるだろう・・・




 まずはグルジアの母の像にご登場願おう・・・


 まずは遠目から・・・
 

 そして横から・・・
 

 さらに真下からなめるように・・・
 








 そして一方のアルメニアの母の像はといえば・・・ 



 まずは遠目から・・・
 

 そして横から・・・
 

 さらに下からなめるように・・・
  







 顔の好みは・・・



 人それぞれだろうが・・・



 アルメニアの母に比して・・・・



 グルジアの母の方が・・・・  


 まず銀ピカに輝き、ドレスもくすんだアルメニアの母の像に比べて体にフィットし、ふくよかな胸や腰のくびれからピップにいたるまでの体のラインが強調され・・・ 




 魅力ある女性像となっていることは・・・・ 


 自明の理であるといって良いだろう・・・  



 この勝負は・・・・  



 グルジアの母の像の圧勝と言って・・・・  








 んっ???  





 アルメニアの母の像の台座の周りに何かが・・・??
   



 んんっ??
 



 これはっ!!
 



 せっ戦車??
 





 それに・・・  






 ミサイルや・・・






 なっなんと戦闘機まで・・・・!!!
 






 「・・・」  






 「・・・・・・」  








 母の像の魅力自体では・・・・  




 グルジアの母の方が上のような気がするが・・・・  





 引き連れている下僕達の数やその戦闘力を考えると・・・・  





 アルメニアの母の像も・・・・




 恐るべき力を秘めていることだろう・・・・  









 この勝負・・・・  







 どうやらこの護衛の数まで考えると・・・・  






 アルメニアの母に軍配を上げるより他はなさそうである・・・


死兆星落つる時・・・( エレバン・アルメニア)

2007-10-13 17:06:26 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.13



 南斗酔蝶拳の達人「レイ」・・・


 「エース」と共に現在の私の主要なストーカー先の一人だ・・・


 しかし・・・



 分かっていた事だが・・・


 彼の頭上には・・・


 「死兆星」が輝いていたのだ・・・



 話はイランの時にさかのぼる・・・



 「レイ」が私と「エース」こう話したのだ・・・



 「いやぁ~・・・トルコにはもう何回か行っていて見るところもないので・・・エレバンからフライトでアラビア半島に飛ぼうと思っているんですよ・・・!!」



 そして彼は格安の「エアー・アラビア」のチケットをネットで探し・・・


 エレバン(アルメニア)-シャルジャー(UAE)のフライトチケットを65㌦で入手していたのだ・・・・



 この時から・・・彼の頭上には・・・



 カフカスからの「別れの死兆星」が・・・





 ずっと輝き始めていたのだった・・・・






 別れは今日の朝・・・




 イランを抜けてカフカスに入ってから・・・・




 ワインやビールをゲットして自慢の「南斗酔蝶拳」に磨きを・・・どちらかというと久しぶりに飲んでいい気持ちになって「動きの鈍くなったレイ」は・・・・




 アジア横断を・・・「アジアおうだ・・・・」で・・・取りやめて・・・





 我々に爽やかに別れを告げ・・・





 遠く星の彼方へと飛び去っていったのだ・・・








 「さらばだレイ・・・」







 お前の事は・・・






 そしてお前の「熱き血潮」は・・・






 俺たちの中に・・・





 多分受け継がれていくだろう・・・







 「レイよ!!!次は・・・・松戸(千葉県)で会おう・・・!!!」

“自称”独立国へ・・・(ステパナケルト・ナゴルノカラバフ共和国)

2007-10-10 20:39:46 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.10






 “自称”独立国・・・


 こう聞いてピンと来る者は・・・


 旅行界広しと言えども・・・



 そうザラにはいない・・・





 しかし、ここカフカスの3カ国の中に・・・


 その“自称”独立国は存在する・・・





 名を“ナゴルノ・カラバフ共和国”と言う・・・

 ソビエト時代はアゼルバイジャン内の自治州だったが、独立を1991年に宣言し、その結果アルメニア-アゼルバイジャンが戦争となりアルメニア側が優勢に戦いを進めた結果、94年の停戦時にはこの元自治州の領土と隣接するアゼルバイジャン領の一部を制圧する形となり、現在に至っている・・・

 ちなみにこの国家を承認している国は唯ひとつアルメニアのみであり入国もアルメニアからだけである・・・




 また話はそれるが「ナゴルノ・カラバフ」のナゴルノの意味は「山がち」という意味であり・・・

 ナゴルノ・カラバフとは「やまがちなカラバフ」というなんとも直球な名称であることも付け加えておこう・・・




 ちなみに“このプロフェッショナル”がいままで訪れた“自称”独立国は「ソマリランド(ソマリ人の土地)」、「北キプロス」、「トランスドニエストル(沿ドニエストル)」の3カ国であり、北キプロスを除けば「何とも安直なネーミング」であったと言うことも・・・記憶にとどめて・・・



 まあどうでもいい話だった・・・忘れてもまったく問題ない・・・





 ちなみにこの国の首都「ステパナケルト」には「我らの山像」というのがあり独立後の新生共和国のシンボルとなり国章にも採用されているほどだ・・・






 これは・・・



 訪れるしかないだろう・・・





 グルジアのトビリシからアルメニアの首都エレバンに到着してその翌日には早速エレバンをたち・・・


 ナゴルノ・カラバフの首都、ステパナケルトへ一路向かう・・・


 ちなみにここに入国するには「ビザ」が必要だが・・・・


 私は持っていない・・・


 しかし・・・


 国境で「ステパナケルトの外務省で取得する」


 と言えば何故か問題なく入国・・・
 (翌日きちんと取得、ビザシールにも「我らが山像」が絵で入っている)





 道中の看板にも・・・



 早速国の象徴の「我らが山像」が・・・






 夜遅い到着だったので・・・到着日は市内の散歩のみにする


 街の中のレストランも・・・何となく「我らの山像」チックに見えてくる・・・

 スフィンクスだが・・・なんとなく絵で見た「我らが山像」に似ているような・・・


















 そして翌10日・・・


 市の北の外れにある「我らの山像」を・・・見に行くと・・・





 「おおっ!」
















 いっ意外に・・・










 「しょっしょぼいぞ・・・・」










 一応アップなど・・・



そして意味もなく記念撮影など・・・














 うーん・・・




 国の象徴と言うからには・・・かなり巨大なものを想像していたのだが・・・





 ちなみに大きさを比較しやすいように左側の像の鼻の下にタバコを置いてます・・・








 「・・・・」







 「・・・・・・・」







 「これが国の象徴か・・・???」





 切手にも採用されているぐらいだから・・・
 国で最重要なモニュメントに違いはないが・・・



 


 この程度の物で・・・国を象徴するようでは・・・








 ナゴルノ・カラバフ共和国


 アルメニア以外の国から・・・



 「国家としての承認を受ける日は・・・」


 「来ないだろう・・・・」










 このプロフェッショナルをもってしても・・・



 街のもう一つの見所、勝利公園に行って・・・



 「頭を抱える」しか打つべき手段はないようだ・・・


 勝利公園の「頭を抱える」モニュメント・・・


リアル・ステューデント!( エレバン・アルメニア)

2007-10-08 16:50:36 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.08



 夜行でエレバンに到着したのは朝・・・

 国際列車のくせに窓に隙間が開いて寒く、布団のクオリティーも何か棲息していそうなほどボロかったので疲労は取れていないが先に進むためにやることがあった・・・


 そう、学生証の作成である・・・


 トビリシで作成したのだが・・・有効期限は2008.12まで・・・

 それに最初を「TOKYO」にするつもりが・・・

 何故か「TOKIO」と間違えられてしまい・・・

 これではちょっと古いどこかのアイドルグループチックなものになってしまいあまり気に入らなかったからだ・・・




 噂ではエレバンでは有効期限が2006.12-2008.03と2007.12-2009.03の2枚の本物の学生証が難なく作れるということだ・・・



 これは・・・「いち学生」の身分のこの「プロフェッショナル」としては取得するより他に道はないだろう・・・




 早速メトロに乗って学生証の作れる旅行代理店へ・・・


 特にこちらから書類を見せることもなく・・・


 写真を渡して2000ドラム(約700円)支払い・・・

 有効期限の違う2枚の学生証をゲット・・・



 これにより・・・


 今の私はハンガリーで昨年作成した1枚に引き続きグルジアで1枚、そしてここで2枚・・・


 合計4枚の国際学生証を持つ身分となった・・・


 ちなみにタイなどで作る「偽造物」ではなく・・・「本物の国際学生証」である・・・!!!






 大学は3つ掛け持ちとなったので・・・


 勉学は忙しくなりそうだが・・・



 ”本物”の国際学生証を4枚ももって旅行している「ツーリスト」は・・・


 旅行界広しといえどもそうざらにはいないだろう・・・



 そして「本物の学生証を4枚」も持っているこの「プロフェッショナル」の職業が・・・



 これによって「本物の学生」であることは・・・



 何人たりとも疑う余地のない”事実”であることは・・・



 念を押すまでもない事は言うまでもなかろう・・・




 「P.S.E.E.T(プロフェッショナル・ステューデント・ヨーロッパ・エレガント・ツーリスト)デューク東城・・・」



 そして・・・




 「1989年生まれ、18才きゃぴきゃぴ!!(プロフィール参照の事)」




 これで今後は覚えておいてもらおうか・・・

エース再び!!( トビリシ・グルジア)

2007-10-07 22:49:43 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.07




 エースと別れたのはいつの日だろうか??




 決して忘れはしない・・・













 あっ・・・忘れた・・・






 まあブログを読む限り09/28日だから・・・もうかれこれ10日も会っていない勘定だ・・・













 彼は・・・私にとってはまさに「切り札(エース)」ともいうべき存在であり・・・


 ブハラ(ウズベキスタン)で犬に噛まれ、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イランとそのルート上の3カ国で狂犬病の注射を射ち、それ以降「狂犬」と呼ばれ、旅行者のみならず各国から恐れられる程の凄みを見せている”漢(おとこ)”である・・・




 その彼が・・・



 夜行便で朝にトビリシに到着した・・・







 これは・・・




 「再ストーカー」するしかない!!



 彼の今後の予定を聞くと・・・グルジアからアルメニアに入ってそれからまたグルジアに戻ってからトルコだ・・・


 私も・・・同じルートだ・・・分かっていたことだが・・・



 しかし問題はある・・・現在ストーカー中の南斗酔蝶拳の達人「レイ」も私も「今日トビリシ発エレバン(アルメニア)行」のチケットを買ってしまっていたのだ・・・


 トビリシに到着して・・・まだ要領の掴めないエースを我々の仲間に引き込むのは・・・

 容易ではないが・・・やるしかないだろう・・・





 エースに早速「今なら一緒にアルメニアに行けますよ!!」と2人がかりで炊きつけ・・・


 無理に鉄道の今日発のチケットを買いに行ってもらい・・・




 3人一緒にエレバンに出発することにする・・・・





 ”南斗酔蝶拳の達人”「レイ」・・・グルジアで酔に力を入れすぎで体調の芳しくない状態なのは悲しいことだが・・・

 それに”狂犬と呼ばれた男”「エース」を加え・・・アゼルバイジャンから夜行で移動して・・・シャワーも浴びれずそのままエレバンまで夜行で移動することになってお疲れ気味に見えるのは・・・微妙に申し訳ない気もするが・・・


 トルクメニスタンを駆け抜けた「3銃士」がここに再集結を果たし・・・



 今後のこの「プロフェッショナル」の旅行は・・・



 「かなり手の抜ける物」となるだろう・・・











 「エース」よ!!






 後は・・・・




 任せた・・・



















 んっ?





 無責任じゃないかって???











 お答えしよう・・・




 「旅行はストーカー!黙って俺が憑いて行く」



 「他力本願」






 のこの”デューク東城”にとっては・・・









 これこそが”旅行のスタイル”なのである・・・・









 「うーん、楽チーン!!」










 写真はトビリシにあるグルジア正教最大の「ツメンダ・サメバ大聖堂(注:グルジア正教の総本山ではない)」
 「エース」に「レイ」と行動を共にしている安心感は・・・この教会の巨大さ以上であろう・・・

ハイセンス!?(トビリシ・グルジア)

2007-10-06 22:08:11 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.06



 昨日「ゴリ」でスターリンを堪能したので本日はグルジアのもう一つの目玉・・・よく考えればまだ一杯目玉商品はありそうだが自分の中でのもう一つの目玉、「ムツヘタ」の町を訪れることにした。

 ここは「グルジアの京都」とも喩えられるべき、誰が喩えたか知らないしあってるかどうかも分からないがまあ世界遺産にも登録されている教会もあり、トビリシから簡単に日帰りできる事から訪れるに値する町であろう・・・










 ムツヘタは・・・まあまあに良かった。

 かつてのグルジア正教の総本山「スヴェティ・ツホヴォリ大聖堂」は中々のただずまいを見せ、

 これが「スヴェティ・ツホヴォリ大聖堂」



 街並みも殺伐とした感のあるトビリシに比べればのんびりムードで落ち着けた。

 残念だったのは丘の上の「ジュヴァリ大聖堂」まで行かなかった事だが・・・

 丘の上のジュヴァリ大聖堂




 それにしてもグルジアの過去の歴史から積み重ねられてきたその「センスの良さやその繊細さに感じ入る」には十分な経験となった事だろう・・・





 ムツヘタ自体は小さな町なので午前中には観光が終わり、トビリシに戻ることにする。










 トビリシ観光もまだ十分に済んでいないので・・・これを機会に見て回れば良いだろう。










 早速トビリシに戻りムタツミンダ山の中腹にある聖ダヴィド教会へ向かう。

 ここには19世紀と比較的新しく建てられた教会とパンテオン(名士の墓)があるからだ

 聖ダヴィドも小さい教会ながらもグルジア人のセンスの高さを表現し、何とも言えない趣である・・・

 聖ダヴィド教会



 もちろんパンテオンも・・・


 これがパンテオンの全景・・・










 
 「んっ???」











 「・・・」














 「・・・・・・」













 何が言いたい・・・・????











 まあいいたった一箇所で・・・変なものがあったからといって・・・グルジア人のセンスの高さは疑う余地はないだろう・・・









 メトロ(地下鉄)の駅の壁にさりげなく飾ってあった彫像だって・・・












 「・・・」












 何を表したい・・・?????













 まあこんなのは稀な例だ!ナリカラ要塞からみたトビリシ旧市街の趣は・・・本物だ!!



 ナリカラ要塞から旧市街を眺める。手前側の赤い屋根が密集している方が旧市街






 トビリシといえば・・・その旧市街に真髄がある!!




 モニュメント一つとはいえ・・・あだや疎かにしていないだろう・・・













 「・・・・」 












 「・・・」














 「・・・・・・」













 「おろそか・・・・!!」














 しかし・・・あれだけの教会の趣を作り出す民族が・・・何故こんな訳の分からないものを・・・








 旧市街の中のちょっとした広場で・・・考えに考えたが・・・



 私の気持ちはここで見た彫像と一緒だろう・・・



 彼らのセンスのバラつき加減を理解するには・・・



 私の「プロフェッショナル」な洞察力をもってしても・・・



 「お手上げ」である・・・


 お手上げ・・・・ 




亡霊の棲む町・・・(ゴリ・グルジア)

2007-10-05 23:59:27 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.05



 亡霊の棲む町・・・



 そう聞いて・・・心を動かさない旅行者は・・・居ないだろう・・・



 この私、デューク東城も・・・「プロフェッショナル」として・・・


 この「亡霊の町・ゴリ」を訪れることにした・・・



 旧ソビエト界にかつて君臨した怪物・・・



 本名「ヨサノヴィサリオノヴィチ・ジュガシビリ・・・」



 そう通称「赤いツアーリ(皇帝)こと・・・”スターリン”」



 その亡霊が・・・この町に残っているのだ・・・








 スターリンの死後・・・後を継いだフルシチョフによる「スターリン批判」を受け・・・


 生前に立てられていた彫像類が国内(旧ソビエト国内)は撤去されたが・・・



 彼の生家である「グルジアのゴリ(スターリンはグルジア人)」では・・・


 彼は英雄である・・・






 そしてここには


 「世界に唯一公の場に立つスターリンの彫像」


 が見れるのである!!






 ソビエトの祖とも言える「レーニン像」は・・・未だに旧共産圏でボコボコ見かけ・・・



 ある意味「バーゲン・セール」の商品のようにありがたみは無いが・・・





 アノ「スターリン」に会えるのは・・・





 世界でもここ”ゴリ”だけなのである!!




 それに私は「ヨーロッパ・ツーリスト」だ・・・



 かつてヨーロッパに君臨し・・・世界を2分したとも言える巨人の亡霊に・・・



 会わなければならないだろう・・・







 ゴリには絶対に行かねばなるまい!!



 

 そしてミニバスに乗りいざゴリへ・・・



 そして広場に到着・・・



 早速・・・御対面・・・!!




 おおっ!!これが・・・スターリン・・・!!!



 アップは・・・うむぅ・・・









 そして・・・スターリン博物館へ・・・


 ちなみに手前はスターリンの生家の再現、奥の立派な塔が付随しているのが博物館




 博物館の裏には・・・


 ホッホワイト・・・スターリン・・・




 博物館の中に入ると・・・


 いきなりスターリン・・・



 階段を登って2階につくと・・・


 こちらにも・・・



 あちらにも・・・



 部屋の中にも・・・



 おおおっ・・・・!!!


 スッ・スターリン・・・・






 デスマスクの部屋は・・・???

 中央にあるのが・・・スターリンのデスマスク・・・



 アップは・・・うむぅ~・・・スターリンとは・・・こんな感じだったのか・・・!!



 壁にはスターリンの絵が・・・








 「・・・・・」







 「・・・・・・・」









 「おおおおおおおおお・・・・」






 

 それに・・・


 生前の写真も・・・


 正面に生前の写真・・・










 んっ???中国物が・・・多いような・・・

 博物館内部、中国からの贈答品らしき物が・・・ちょっと目につくが・・・









 あっ!この2人は・・・!!!


 世界の巨人・・・「スターリンと毛沢東」の会談・・・












 こんな場面まで・・・この博物館で見れるとは・・・











 おっおやっ??



 これはレバノン杉だが・・・


 彫って作られているのは・・・


 やっぱりスターリン・・・!!ちなみに木靴は左右でスターリンとレーニンというたまらなさ・・・







 「うっ・うぬぅぅぅぅぅぅぅぅ~・・・・・!!!」












 私は自然とある一節を口ずさむ・・・



 「スタァリン・スタァリン♪スターリン・スタァリン・・・♪」








 「・・・」






 「・・・・・・・」







 「亡霊の棲む町・ゴリ・・・」






 「一部の熱狂的なマニアには・・・・」




 「たまらない町であろう・・・」








 「えっ?それ以外の人にはって???」














 「それは俺には関係の無い話だ・・・」


違いの分かる男・・・(トビリシ・グルジア)

2007-10-04 22:47:34 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
2007.10.04


 グルジア・・・トビリシに到着・・・

 治安の悪さばかりがクローズアップされるが・・・


 グルジアはそれだけの国ではない!!


 ここは・・・英語ではグルジアではなく「ジョージア」と発音される・・・

 スペルでいくと「GEORGIA」・・・



 これでこの「プロフェッショナル」が何を言わんとしようとしているか・・・


 分かったものは私と同じ「違いの分かる男(女性も可です)」だろう・・・



 そう!ここは・・・知る人ぞ知るコーヒーの産地なのである・・・



 日本では缶コーヒーで御馴染みの・・・アレである・・・




 私は自分の博識をひけらかすのは趣味ではないが・・・


 知性を父に・・・教養を母に生まれついてしまったものだから・・・


 まあ「一般庶民のクズ共」に比べてしまうと・・・・


 圧倒的に知識に差が出てしまうのは・・・まあしょうがないだろう・・・




 分かったかな??



 「グルジアと言えばジョージア!ジョージアと言ったらコーヒー!!」



 この程度の初歩的な知識すらない人間が多くて・・・困り者だが・・・



 これで愚民の諸君にも少しは勉強になったかな????



 ふっふっふっふっ・・・・!!!








 まあ念の為・・・ちょっとネットで検索してみようか?


 自分の知識の豊富さと・・・その正しさを証明するだけの作業だが・・・






 「んっ???」








 「・・・・」






 「・・・・・・・」








 「えっ???」





 「缶コーヒーのジョージアってアメリカのジョージア州???」




 「それにコカコーラ社の本社がジョージア州に有ったという理由だけで日本コカコーラ社のコーヒーのブランド名になっているだけだって???」







 「・・・」





 「・・・・・・・」






 どうやらこの「東城」・・・




 「違いなどどうでもいい男」であったようだ・・・












 「ダバダ~・ダ~・ダバダ~♪」












 写真はトビリシで「夜間強盗多発地帯」とガイドブックに書いてあった駅近くのヒロスマニ通り、昼でもどんよりとした空に人通りの少なさ・・・うーむ・・・怖いのです・・・


バクー・トビリシエクスプレス(トビリシ・グルジア)

2007-10-04 22:23:13 | 2ndミッション+1 カフカス:中東
10/03の夜・・・



 バクーを出ることにした・・



 アゼルバイジャンのビザは・・・何故か90日間のシングルを持っていたので・・・別れた「エース」を待ってもよかったのだが滞在費の高いアゼルで耐久戦をやるのもつらく・・・そして現在ストーカー中の「レイ」は3日間のトランジットしか持っていなかったので・・・この決断はいた仕方無いだろう・・・



 ムスリム国の筈の、そしてラマダン中だが「ラマダン・ホワット?」と言わんばかりのこのアゼルバイジャンで久しぶりの酒にありついて「南斗酔蝶拳」を完全に復活させた「レイ」は完璧に私をガードする事だろう・・・

 久しぶりのアルコールで・・・逆に大分頼りなくなっているような気もするが・・・





 何はともあれ移動は「優雅に夜行列車」を取ることにする。

 トビリシ行きは豪華列車2次というのがありそれだと150㌦は楽に超えるので・・・まあここはノーマルに38次という列車を選択する。それでも一番安い寝台で28マナト(約4000円)もするのでまあそれなりに豪華だろう・・・





 夜、駅に行き列車に乗る・・・


写真はバクー駅




 出発20分前の到着。



これが列車の車両。トビリシ行!!






 寝台に横たわり・・・体を休めていると車両係がシーツを持ってくる・・・










 んっ????





 これは・・・どこかの国で見たような形の・・・???







 まあいいだろう・・・その内に思い出しそうだ・・・




 列車は夜、国境を通過し、そしてトビリシに到着。


 到着したトビリシ駅・・・



 しかし・・・列車はこんな感じだ・・・あのシーツの絵とは・・・似ても似つかないような・・・???







 それにしても・・・そうだっ!!チケットにも同じ絵が書いてあった!!







 
 「・・・」




 「・・・・・・」







 これって・・・「某日本国の新幹線の絵では・・・・・???」



 アゼルバイジャン・・・、何故この柄を・・・列車のチケットとシーツに採用したのか・・・???


 こんな列車走らせている訳では無いのに・・・



 この「プロフェッショナル」を持ってしても・・・


 どうやらこの謎は解けそうも無い・・・・












 一つだけ分かっているのは・・・


 「これぞまさに誇大広告」


 ということだけだろう・・・