2008.08.23(土)
08.21(木)
スリナムの地方の町ニューニッケリーから国境のサウス・ドレインへ行き、川をフェリーで渡る。
いよいよ南米最後の国ガイアナだ。
ガイアナ最初の町、モレソン・クリーク
イミグレで入国手続きを終え、ゲートをくぐると8人ぐらいのミニバスのドライバーが寄ってきてこちらに休むまもなく「俺の車に乗れ!」と客引きが凄まじい。
仏領ギアナ出国の際のカヌーもうっとおしかったがここも同じだ。私の状態など見てくれず、私がうるさいから少し落ち着かせてくれと言っても「俺の車だ、いや俺のだ」とまったくこちらの言う事もきこうともしない。
そういえばインドで10日ぐらい一緒に回っていた友人がこういう様子を見て「彼らには"俺が何々したい"という"I Want!"」があるだけだと言って「I Want Culture」と命名していたが上手い事をいう。
それにしても南米最後の国の始まりがこれではこの先が思いやられる・・・
そうは言っても目的地に着くには乗らないわけにはいかない、私が囲まれていると一台ミニバスが発進して「今から出るから乗れ!」とやってきたのでこの際だからと乗るとその車はバックしてまた駐車場へ・・・
へ・・・
「はぁぁ~・・・」
ため息しかでてこない、こういうやり方は嫌いだ・・・
10分まって発車せず、騙まし討ちのような彼の車からもう降りて他のをと思ったタイミングで他の客が来て出発。
しかし、泊まっていたミニバスのタイプは殆ど一緒だ。どうして彼等は組合なりなんなりつくって順番を決めて次はこの車両と客を集めていけば問題はないのにしないのだろうか?
途中もう一つの川を越えて首都のジョージタウンには1700時頃、最初目指していたホステルがフルで2番目に目指していた宿にチェックインしたのは1800時。
このジョージタウンは治安が悪いことでも知られており、その日は夕食を摂って宿で休憩する。
08.22(金)
南米で今回最後の首都、知人から「ジョージタウンはいいですよ、何泊かしてみて下さい」とメールが送られてきていた事もあって3泊する日程を組んでいる。
私はこのジョージタウンを楽しみに、散策を始めることにしたが・・・
中心の教会
中央広場とその前
一部栄えている所はあるもののたいしたこともなく・・・
市の中心からほんの少し外れた大通りは閑散とし・・・
ジョージタウンの通り
はっきりいってインフラの整備は立ち遅れて道は汚く、乞食のような連中も数多い・・・
そういえばガイアナはスリナムと違って黒人が中心となった国家だ・・・
黒人先導型になるとどうしてこうなのか・・・
私は街歩きをそれほど楽しめず、また治安も悪いのでここの街並に失望を覚えつつ宿に戻ることになった。
08.23(土)
私にとってここが南米最後の街だ。
このまま終わってしまっていいのだろうか??
しかし、もう見所らしい所は見てしまっているし・・・
そう思って地図を見ていると中心から少し離れた、といっても20分もあるけばつくような所に「革命広場」があり、そこにモニュメントがある事に気がついた。
いままでの観光の傾向から言って、こういった第三国になればなるほどご大層な名前の広場にその国の国力に見合わないような馬鹿でかいモニュメントを建てたりするのが常だ。
私は南米観光の締めくくりとして、この「革命広場」へ向かうことにした。
すべてにおいてしょぼいジョージタウンだが・・・
おおとりぐらいは・・・私にサプライズを用意してくれているに違いない・・・
道路を歩くこと20分
それらしき広場に・・・
んっ???
私は地図を見直してみる・・・間違いなくここだ、そしてここにあるのはこのしょぼいち彫ぞ・・・
んっ??
こっこれは・・・
この口は?そしてこのポーズは??
そして何故うしろにも顔がある・・・・
「・・・」
「・・・・・・・」
「なんだこのモニュメントは?何が言いたいんだ??」
ガイアナ・ジョージタウン・・・・
サプライズ、期待していたのとは違ったがこれは確かにあった。だが私にとって南米最後の首都、南米最後の観光の締め括りがこんな物になるとは・・・
この際だから私はプロフェッショナルとしてやけになってこう叫ぼう!
「ビバ・レボリューション!!」
と・・・・
08.21(木)
スリナムの地方の町ニューニッケリーから国境のサウス・ドレインへ行き、川をフェリーで渡る。
いよいよ南米最後の国ガイアナだ。
ガイアナ最初の町、モレソン・クリーク
イミグレで入国手続きを終え、ゲートをくぐると8人ぐらいのミニバスのドライバーが寄ってきてこちらに休むまもなく「俺の車に乗れ!」と客引きが凄まじい。
仏領ギアナ出国の際のカヌーもうっとおしかったがここも同じだ。私の状態など見てくれず、私がうるさいから少し落ち着かせてくれと言っても「俺の車だ、いや俺のだ」とまったくこちらの言う事もきこうともしない。
そういえばインドで10日ぐらい一緒に回っていた友人がこういう様子を見て「彼らには"俺が何々したい"という"I Want!"」があるだけだと言って「I Want Culture」と命名していたが上手い事をいう。
それにしても南米最後の国の始まりがこれではこの先が思いやられる・・・
そうは言っても目的地に着くには乗らないわけにはいかない、私が囲まれていると一台ミニバスが発進して「今から出るから乗れ!」とやってきたのでこの際だからと乗るとその車はバックしてまた駐車場へ・・・
へ・・・
「はぁぁ~・・・」
ため息しかでてこない、こういうやり方は嫌いだ・・・
10分まって発車せず、騙まし討ちのような彼の車からもう降りて他のをと思ったタイミングで他の客が来て出発。
しかし、泊まっていたミニバスのタイプは殆ど一緒だ。どうして彼等は組合なりなんなりつくって順番を決めて次はこの車両と客を集めていけば問題はないのにしないのだろうか?
途中もう一つの川を越えて首都のジョージタウンには1700時頃、最初目指していたホステルがフルで2番目に目指していた宿にチェックインしたのは1800時。
このジョージタウンは治安が悪いことでも知られており、その日は夕食を摂って宿で休憩する。
08.22(金)
南米で今回最後の首都、知人から「ジョージタウンはいいですよ、何泊かしてみて下さい」とメールが送られてきていた事もあって3泊する日程を組んでいる。
私はこのジョージタウンを楽しみに、散策を始めることにしたが・・・
中心の教会
中央広場とその前
一部栄えている所はあるもののたいしたこともなく・・・
市の中心からほんの少し外れた大通りは閑散とし・・・
ジョージタウンの通り
はっきりいってインフラの整備は立ち遅れて道は汚く、乞食のような連中も数多い・・・
そういえばガイアナはスリナムと違って黒人が中心となった国家だ・・・
黒人先導型になるとどうしてこうなのか・・・
私は街歩きをそれほど楽しめず、また治安も悪いのでここの街並に失望を覚えつつ宿に戻ることになった。
08.23(土)
私にとってここが南米最後の街だ。
このまま終わってしまっていいのだろうか??
しかし、もう見所らしい所は見てしまっているし・・・
そう思って地図を見ていると中心から少し離れた、といっても20分もあるけばつくような所に「革命広場」があり、そこにモニュメントがある事に気がついた。
いままでの観光の傾向から言って、こういった第三国になればなるほどご大層な名前の広場にその国の国力に見合わないような馬鹿でかいモニュメントを建てたりするのが常だ。
私は南米観光の締めくくりとして、この「革命広場」へ向かうことにした。
すべてにおいてしょぼいジョージタウンだが・・・
おおとりぐらいは・・・私にサプライズを用意してくれているに違いない・・・
道路を歩くこと20分
それらしき広場に・・・
んっ???
私は地図を見直してみる・・・間違いなくここだ、そしてここにあるのはこのしょぼいち彫ぞ・・・
んっ??
こっこれは・・・
この口は?そしてこのポーズは??
そして何故うしろにも顔がある・・・・
「・・・」
「・・・・・・・」
「なんだこのモニュメントは?何が言いたいんだ??」
ガイアナ・ジョージタウン・・・・
サプライズ、期待していたのとは違ったがこれは確かにあった。だが私にとって南米最後の首都、南米最後の観光の締め括りがこんな物になるとは・・・
この際だから私はプロフェッショナルとしてやけになってこう叫ぼう!
「ビバ・レボリューション!!」
と・・・・