謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

旅・リセット論(松戸・千葉)

2007-11-29 17:02:47 | 日本一時帰国時
2007.11.29


 今日、ニューパスポートを受領した。


 5年もののパスポート・・・


 ページはすべて真っ白・・・



 誰も私の過去の旅行歴等、分かるわけもない・・・


 全てがこの“プロフェッショナル”の思惑通りに「リセット」されたようなものである・・・
 




これでこちらから言わない限り誰に対してでも


「ボクちゃん東城と申します!これが初めての海外旅行で~す!分からないことばかりで不安一杯ですので色々と教えて下さいね~!!」


 と堂々とビギナーをアピールして甘えたい放題が出来るし、

「初心者ならしょうがない。ここはいっちょこの俺(女性も可、と言うより熱望中!お金をいっぱいもっていて宿や移動費、それに観光から食事代まで全て奢ってくれる人が好みのタイプ!!)が一緒に連れてってやるか!!」

とストーカー先も見つけやすくなる事だろう・・・




 特に私の場合は日本に一度帰ってからの再出撃なので絶対にバレない自信もある・・・


 何といっても「キャリーバック」を引き摺って旅行する私は、外見から見ても「初心者マーク」全開の「ピッチピチツーリスト」であるのだから・・・



 リセットを完全に済ませた今の私は・・・


 「ピッカピカの1年生」以上に初心者オーラを見に纏い、光り輝いている事は言うまでもないだろう・・・



 「旅・リセット論」・・・



 この論理の正しさは・・・




 私の「サードミッション」で証明される事だろう・・・



 この先、出会う全ての旅行者が「私を若葉マーク付の旅行者」と思ってくれるのに間違いはないのだから・・・

神様がくれたアドバイス・・・(松戸・千葉)

2007-11-21 12:08:03 | 日本一時帰国時
2007.11.21


 「ゴッドウエスト」氏との出会いで彼はこんな事をいっていた・・・



 『アメリカはテロ以降入国審査がとても厳しくなっていて、ビザや出入国スタンプが多かったりしたら疑われてしまい入国拒否にあう事もある。それにアメリカがトランジットであっても入国審査を受けなければならず、ここで拒否されると自腹を切って日本までの帰国チケットを無理矢理買わされて日本に送り返される』


 と・・・



 そういえば凄腕の強敵(とも)「森田氏(当ホームページ激闘の記録、第4話 ファルコの殺られた夜に登場) )」がアメリカに入国した時の話だ・・・


 彼はそれまでの周った国数が多かったために疑われて入国審査に6時間もかかり、別室にまで連れて行かれ写真撮影だの指紋採種だのあたかも犯罪者に対するような取調べまで受けて何とか入国を果たしたが、その時にイミグレーションのブラックリストに載ってしまったそうである。
 彼は将来の職業のオプションとして旅行代理店で添乗員も考えていたそうだが、このブラックリストに載った事により毎回出入国審査に時間が掛かるようになってしまったために、そのオプションを放棄せざるを得なくなったと語っていた・・・




 神(ゴッドウエスト氏)もこの辺りの事情は百も承知で、まだ期限は残っているが、ICチップ入りのパスポートでは無いので、それを理由に切り替えるといっていた・・・。


 そして私にも


 「デュークさんのパスポートだと絶対別室行きですよ!絶対に更新しといた方がいいですよ!」


 とアドバイスをしてくれた・・・





 私のパスポートは去年の7月に作成・・・

 10年物なので・・・期限はまだ8年以上も残っている・・・

それにこのパスポートは同時増補で申請したためにまだ40ページ以上も査証欄が余っている・・・


 増補さえしていなければ、ページの残余は4ページ程度、次の旅行の為に十分に切り替える理由になるが・・・


増補してしまったことにより大量のページが残っている事が仇である・・・


 とはいっても・・・「パキスタンビザ2枚、イランビザ2枚、シリアビザ、アフガニスタンビザ、レバノン入国スタンプ、ロシアビザ」などなど「アメリカと事を構えていたり、疑われる理由が十分にありそうな国」に行っている今のパスポートでは・・



 最悪の場合は最初の入国審査に通らずに

 「日本発日本へ」

 という意味不明の旅行になってしまう可能性もある・・・




 それはまずい・・・




 ここは「神様のアドバイス」に従って・・・パスポートを更新するべきだろう・・・




 そうなると


 戸籍抄本をとりよせて「パスポートを無くしちゃいました~!テヘッ!」という手もあるが・・・


 私の場合「仮の現住所と本籍地」が違うために取り寄せたりだの何だのと時間がかかるのでそれは避けたい・・・






 先ずは直接に行ってみよう・・・



 松戸にあるパスポートセンターへ行き、受付へ行く・・・


 パスポートを見せ・・・更新したいというと・・・


 「有効期限が12分に残っていて査証ページもこれだけありますので・・・更新はちょっと無理ですねぇ・・・」


 とのご回答・・・


 恐れていた通りに増補ページを事前にしてしまった事が・・・やっぱり仇になってしまったようだ・・・


 しかし、これは十分に予想できていたことだ・・・



 それに何と言っても私は「プロフェッショナル」である・・・


 このままおめおめと「引き下がる男」ではない・・・



 豊富な・・・“数だけこなせばいい”という過去のミッションの経験から・・・


 秘奥義

 「泣き落とし」

 を会得しているほどの男である・・・



 ここは・・・この技の見せ所だ・・・



 今のパスポートを開きながら、そして目にはうっすらと涙を浮かべながら・・・語りかける様に話し始める。


 『十分な更新の該当理由にならないということは承知しておりますが・・・、でもこのパスポートを見て下さい・・・。更新してからたった1年とちょっとでもう半分以上のページを使用してしまってますし・・・、今回もビザの多い地域を1年程度は旅行するつもりなので・・・途中で査証欄がなくなってしまうと思います・・・。それに海外でパスポートを更新して海外発行のパスポートを持つと何かと疑われる原因になりますし・・・、そもそも海外でパスポートの更新をするなんて・・・そんな事がこの私目に出来るかどうか・・・不安で仕方がありません・・・。それに増補ページをつけてなければ更新できていたというなら・・・お金を払って最初に増補してしまったことがかえって仇になってしまうなんて・・・こんな出来事は悲しくて仕方がありません・・・』





 「・・・」





 「・・・・・・」






 私の言葉とこの「うっすらと目に涙」をためてまでした演技力・・・



 受付の女性の心を溶かすのには十分であった・・・


 担当の人に私の事情を説明してもらい・・・


 無事にパスポートの更新が出きる様になったのだ・・・!!





 今迄は「10年物」だったが今回の轍を踏まないように増補ページもつけず、またページを少なくして次の更新のチャンスがなるべく早くくるようにと考えて「5年物」で申請・・・




 よくよく考えると5年物で増補を付けなければ「今持っている10年物のパスポートの方が査証用のページが明らかに多い」というどう考えても「論理的な矛盾(とはいっても5年物にそのうち増補をつければ今の10年物の残りページよりは多くなる)」は抱えてはいる物の・・・



 「サードミッション」は「ニューパスポート」で任務遂行する事ができるようになったのだ・・・!!



 思い返せばファーストミッションでは完全にパスポートを使い切り・・・セカンドミッションとプラスワンに使用したパスポートは今回でお蔵入りに・・・


 ミッションの開始にあわせて“パスポートを消毒”するというさながらどっかのプロフェッショナルの真似みたいな事になってしまったが・・・



 何はともあれ「アメリカ対策」ひとまず安心である・・・







 「サードミッション準備段階」



 先ずは「幸先好調」である・・・

神の声(新小岩・東京)

2007-11-20 11:52:52 | 日本一時帰国時
2007.11.20


 私は悩んでいた・・・


 次の旅行のプランとしては2通り・・・


 もちろん旅先はいつも通りに「ヨーロッパ」なのだが


1.日本からカナダに飛び、アメリカを縦断してからカリブ海の島巡り、そして南米、中米と周って、という「ヨーロッパ旅行」・・・

2.日本からアメリカ経由でメキシコへ行き、中南米を周ってからカリブ海、そしてアメリカ、カナダと行って、という「ヨーロッパ旅行」・・・


 心の中では面倒なカリブ海を先に終わらせる為にファーストプランにするつもりではあったが・・・

 クリスマスや正月のハイシーズンに物価の高い国々を周遊するということがひっかかり、決めるに決めかねていたのだ・・・





 そんなある日にメッセージが入っていた・・・


 旅行界で知る人ぞ知る・・・ということは「知らない人はやっぱり知らない」ぐらいに有名な男からだった・・・


 彼の名前は「ゴッド・ウエスト(四国系日本人0世、仮名)」氏・・・



 私より年長の彼、大学卒業以降ずっとバックパッカーとして旅行に全てを捧げているこの男・・・



 彼の旅行歴やその経験は他の追随を決して許すものではなく、この旅行界において彼を知る者は崇め奉るかのようにして彼を「ゴッド(神)」と呼んでいるのだ!



 その身に纏うオーラは凄まじく、無神論者のこの「プロフェッショナル」をもってすら「彼という例外」を作らざるを得ないほどである・・・



一般社会人としては完全にドロップアウトしているような気もしないではないが・・・!




 「ゴッド」は、あの「インド」に合計6年・・・、そしてエジプトには2年半も費やしていることからもその凄さの一端は垣間見る事が出来よう・・・


 また同時期に同じドミトリーに泊まった人からのコメントでは、

 「ああ、ゴッドって“起きない方”ですよね~」

 ともいっていたが、私に言わせれば

 「ベッドに横になりながら世の中の森羅万象の全てを見通している」

 と付け加えておこう・・・




 その彼がたまたま東京に来ており、夜に新小岩で再会を果たしたのだが・・・


 『デュークさん、次中南米だよね。俺はもうロス行のチケット買ってるんだ。12月12日にロスから入ってメキシコシティーまで行こうと思うんだけどさぁ・・・』






 「・・・」






 「!!!」






 「こっこれは・・・!!!」





 聞けば今日チケットを買ったらしく、まだ座席に空きはあるそうだ。


 彼に併せてチケットを買えれば・・・少なくとも日本からメキシコシティーまでの間の「ストーカー先」も全く心配要らなくなる・・・











 開けて翌日・・・


 旅行代理店のカウンターに行って空き状況を確認するとチケットはまだ入手可能・・・


 しばし逡巡したものの・・・



【 ホワンホワンホワン・・・(回想シーンの効果音)


「ゴッドウエスト」氏の言葉・・・

『デュークさん、次中南米だよね。俺はもうロス行のチケット買ってるんだ。12月12日にロスから入ってメキシコシティーまで行こうと思うんだけどさぁ・・・』  】




 チケットを申し込み、入手している自分がいた・・・





 「プロフェッショナル・デューク東城・・・」



 この神の声に導かれるようにして・・・



 「サードミッション」開始決定・・・!!!




 そしてもれなく「日本発の国際ストーカー」としてデビューも決定・・・!!!





 今回は冒頭にも少し触れたが「あくまでも“ヨーロッパを中心”にした中南米旅行」である・・・



 減りゆく予算と見えない将来、それに中南米の治安の悪さに“不安”しか持っていないが・・・



 何はともあれこれで12月12日出発!!




「微妙に期待!!」

困難と苦痛に満ちた日々・・・(セカンドミッション+1総括)

2007-11-12 14:19:01 | 日本一時帰国時
2007.11.12



 ミッション“プラスワン”が終了して約2週間・・・


 次の旅行先の航空券もまだ入手していない現在・・・前回の旅行を振り返るには少し早いかもしれないが・・・



 今回のミッションを・・・自分なりに思い返してみようか・・・





 普通「海外旅行」をしている、それも長期の旅行をしている等というと

 「結構なご身分ですよね」

 と思われたり

 「遊んでばかりいて楽しんでいる」

 と考えられがちだし、

それに私のブログの記事だけを読んでいると・・・

 私が大した苦労も無く、ただくだらない事ばかりしているような感じを受けるかもしれないが・・・


 この際だからはっきりと言っておこう・・・

 

 「旅行とはそれ程甘い物ではない!!」






 旅行とは毎日が真剣勝負だ!

 一瞬の油断それまでの過去を全て消し去り、拭い難い傷を心と体に負わせていく・・・。それも・・・甘ったるい日常とは違い時として致命的なダメージを負わせることもある!!


 私が旅行界に身を投じて3年近く・・・

 幸いにして「大きなダメージ」を負ったことは無いが・・・

 これも平々凡々とたた旅行をしていたからではなく、「常に周囲の状況に気を使い、安全に関しては細心の注意」を払ってきたからこそなのだ!!





 私が名乗る「プロフェッショナル」という称号は伊達ではないのである・・・




 私の過去の赫々たる旅行での実績が・・・その事を証明している・・・



 そしてその旅行上での苦労は・・・今までブログ上等では語られて来なかった部分ではあるが・・・

 「困難と苦痛に満ちた日々」

 であることは言うまでもないだろう・・・


 
 今回のセカンドミッションプラスワンも正直に言うなら

 謂わば

 「激闘の日々」



 であったのだ・・・







 「プロとして如何にこの苦行を乗り切っていったのか??」



 自慢げに語るつもり等は無い・・・



 しかし


 「乗り越えた壁の数々は男の顔の皺となり・・・深く刻み込まれる・・・」

 という言葉もある・・・



 私は自分自身の写真を多く撮る方ではないが・・・


 数少ない自分の入ったショットの顔、その”眉間に刻まれた皺の数”をみると・・・


 私の旅行が決して「遊びなどではない」事が・・・



 自ずから理解できる事だろう・・・




 これから見せる「私の写っている写真」を持って賢明なる読者諸君に判断をしてもらおうか・・・!!













 先ずは中国・・・



 敦煌の鳴沙山にて、休暇で観光旅行に来ていた「中国人女子大生達」とのショット



 「・・・にゃん!!」






 そして中央アジア・・・


 キルギスのオシュにて、スレイマン山山頂にて観光旅行に来ていた「キルギス人の家族連れ」と




 「・・・ウフッ!!」





 ウズベキスタンのサマルカンドにて、レギスタン広場付近のキオスクにて「キオスクの店の子」と・・・




 「・・・エヘッ!!」




 トルクメニスタンのアシュガバートにて、お世話になった「ドウラーノウ邸のお嬢さんと息子」と・・・



 「・・・デレェ~!!」





それにカフカスに於いては・・・




 アゼルバイジャンのバクーにて、スポーツ飲料の「キャンペーンガール」と・・・
この後「レッドブル(宣伝中のスポーツ飲料)」をご馳走になる・・・



 「・・・あうあうっ・・・!!」





 ナゴルノ・カラバフのステパナケルトで立ち寄ったスーパーマーケットにて「現地従業員」と・・・




 「・・・ふにゅ~ん!!」





 グルジアのトビリシで、ナリカラ要塞に観光にきた「グルジア人女子大生」と・・・



 「・・・ゲヘヘヘッ!!」






 最後にトルコ・・・


 イスタンブールにて、「家族連れの若い女の子」と




 「テヘッ・・・!!」











 「・・・」










 「・・・・・・」











 「コッ・・・コホン・・・・・・!!」







 これだけの実例をあげればもう十分に納得がいったことだろう・・・




 「私の旅行が・・・決しておちゃらけた遊び等ではなく、如何に困難と苦痛に満ちた物」であるかという事が・・・!!!