謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

恐怖!メイヨーアタックの洗礼!(上海・中国)

2007-06-29 23:36:20 | 2ndミッション+1 東・中央アジア
2007.06.29


 中国を旅するものでこの「メイヨー」の一言を聞かないものはいないだろう。

 そして私もプロフェッショナルの他聞に漏れず、早速、最初の地の上海でその洗礼を浴びることとなった・・・




 上海には06.28の0800時に到着。狙っていたユースに首尾よくもぐりこみセカンド ミッション+1の足がかりとする・・・

次の目的地は・・・

 当初刻みながら(南京→洛陽→西安→等など)と考えていたが、フェリーの中で何もかも面倒になって一気にラサ行を決意する。

 そうと決まったらチケットだ!こいつを手に入れればもう終わったようなものだ・・・

 到着後の疲れた体・・・フェリーで2日間寝たきり老人のようになっていたので”移動による疲労でなく寝すぎによる疲労”というのが情けないような気もするが、まあとにかく到着後、すぐに動き出せるのは私がプロフェッショナルだからだろう・・・

 最初に宿で教えてもらったホテルの中にある発券所に行く・・・
 英語は微妙に通じる・・・早速ラサを聞いてみると・・・

 「メイヨー!(ないよ)」

 「・・・」


 まあいい、ここはほんの小手調べだ・・・まだ時間がある。
 
 次に宿の近くにある切符の発券所に行く・・・歩いて15分ほどだろうか、そして
列に並んで30分ほど待って・・・・いよいよ私の番だ!

 チケットを確認すると・・・

 「メイヨー!」

 「・・・」

 「・・・」



 うーん、こうなったら駅にでも行ってみるか・・・


 メトロを乗り継ぎ、まずは比較的すいていると言われている上海南駅へ・・・


 紙に書いたメモを見せると・・・


 「メイヨー!」


 「・・・」

 「・・・」



 うーむ、こうなったら大元の上海駅だ!


 さらにメトロを乗り継ぎ、上海駅へ。

 まずは外国人用のチケット売り場があると言われるホテルへむかう。

 そして受付に確認すると

 「(外国人用のオフィスは今は)メイヨー!!」


 「・・・」


 「・・・」



 うーん、外国人用のオフィスが無いとすると・・・


 やはり現地人に混ざってまた確認するしかないのか・・・


 とりあえず、現地人用のオフィスに行く、比較的すいている1等専用のチケット売
り場に行く。

 「おっ!英語が通じるぞ・・・!!」


 電光掲示板にも「空席あり」の表示が・・・


 期待を胸に確認すると・・・


 「メイヨー!」


 「・・・」


 「・・・」


 うーん、ソフト(対応する人)が変わっても・・・結果は変わらずか・・・



 この後さらに3箇所以上あたり、結局この日は断念。


 そして翌日・・・また5箇所以上発券所をあたるも・・・ラサ行きは購入できず、
結局諦めて西安行に切り替えた・・・




 しかし・・・ラサ行きのチケットを購入するのが難しいと聞いていたが・・・

 ここまで面倒だとは・・・


 そしてこの間、少なくとも聞いた「メイヨー」の数は100は下らないだろう・・・


 中国にプロフェッショナルとして一言、こう言いたい!

 お前らこそ

 「メイヨーだ!」

 と・・・

今、旅立ちの時・・・(千葉・日本)

2007-06-24 17:33:30 | 日本一時帰国時
2007.06.24



 セカンドミッション+1(長いので以下プラスワンと省略)・・・

 26の出立(千葉発は25)に向けて準備は万端だ・・・




 常に完璧な準備を行うこの「プロフェッショナル」に死角などあろう筈が無い・・・


 今回の装備の中身はいつもとそれ程変わらないが、一番大きな変化はキャリーパックではなくバックパックへと変更した事だろう・・・


 今回使用のバッグ、ちなみにミレーの製品、プロフェッショナルならではのチョイス・・・




 初代はイエメンにて半壊状態になり、結局日本に戻って破棄

写真は初代



 2代目はインドにて車輪が破壊され、日本に帰って入院・・・

 現在入院中の2代目

 車輪破壊以降はこうしてカートをつけていた




 今迄はキャリーパッカーとしてやってきたが・・・ここらでバックパックに変えるのも悪くは無い選択だ。


 決してまたキャリーパックを購入すると、入院中のキャリーパックとキャラがかぶってしまうからではない・・・




 しかし・・・毎回のミッションで毎回違ったバッグになっているとは・・・、


 そもそもバッグの大きさ(容量)や形状によって持ち物が決まるから毎回“ドラマチック”に装備が変わっているような気が・・・


 まあいいだろう・・・

 俺の“ビジネス(旅行)”とは関係の無い話だ・・・


 えっ?


 一番関係のある話じゃないかって???


 うむっ!

 そうかもしれないが・・・

 この辺りは大目に見ておいて貰おうか・・・




 それにカメラ・・・これは初回から使い続けているOptioだ・・・、
 買い換えようとも思ったが、丁度好みに合うものが無く、結局砂漠でも少々の雨でも全く壊れない頑健さと起動スピードがまあ満足いく速さなので引き続き使い続ける事にした・・・


 ちなみにこれがプロフェッショナルのカメラ・・・頑丈さだけが取り柄・・・だっていいもん・・・可愛いいんだもん!!



 服も医薬品もガイドブックや文具の準備も万端・・・


 床屋に行って髪も切り、ちょっとだけ”美しく”もなってきた・・・


 我ながら・・・そしていつもながら完璧な準備だ・・・





 しかし何か“一つ”欠けているような気が・・・







 あっ!!!!



 そうか!!!




 “やる気”が全く無かったのか・・・・






 まあいい、どうせ全てが“暇潰し”、“消化試合”だ・・・・






 それにプロフェッショナルであるからはビジネス(旅行)に余計な“感情”は無用な物だ・・・



 “感動”等といった余計な感情は任務遂行の弊害になる・・・



 あらゆる“感情を殺し”、ただ観光地を狙撃し続けるだけの“観光機械(マシーン)”・・・



 それこそが旅行界唯一の“プロフェッショナル”、この“デューク東城”の進む道に違いない・・・



 方向性は完全に見失っているような気がしないでもないが・・・





 今回のミッション“プラスワン”・・・




 この「プロフェッショナル・デューク東城」に一体何が待ち構えているのか・・・



 乞うご期待・・・!!













 しても無駄だと思う・・・・

セカンドミッション+1(プラス・ワン)

2007-06-18 15:13:33 | 日本一時帰国時
2007.06.18




長い雌伏の・・・


そして“短い至福の時”を経て・・・






 今、この“眠れるチキン”こと「デューク東城」が目覚め、新たな任務に立ち上がる…




 父上様・母上様の「あんたもういい加減に働いたら!!」の一言に大分後ろめたさを感じながら…


 某ジャパン国での快適な滞在に後ろ髪を引かれながら…


 予算の目減りにちょっとビビリながら…


 色々と冷静に考えると「旅行なんかしている場合じゃない」ような気もしながら…








 そう、次の「ヨーロッパ旅行」は…


 前回セカンドミッションで撃ち漏らした場所の一つ(前回ミッションの予定については2006年8月15日の記事「旅だちの時…」を参照)、シルクロードを突き抜けて“ヨーロッパに到達”することだ…


といったことで“前回分の残り”を片付けるので「サードミッション」ではなく…

 「セカンドミッション+1(プラス・ワン)」

 がミッションのコード名になる…



 フランス語で言うならば

 「マドモアゼル・ジュ・テーム・・・」


 だ…





 明らかに間違えている気もするが…



 まあそのあたりは良いだろう・・・



 エレガントな響きさえあれば…



 あとは本当にどうでもいい…





 ちなみに出発は6月26日…

 ヨーロッパに行く為に神戸から上海にフェリーで渡り、それから中央アジア、コーカサスを突き抜け、そしてメインのヨーロッパへ…







 くどいようだが・・・


 「3度目のヨーロッパ旅行である」


 「シルクロードやコーカサスはあくまでもヨーロッパに行く為に通過するだけ」

 である・・・



 「メインはあくまでもヨーロッパに行く事だ!!」






 それにしても私ほど「ヨーロッパが似合うツーリスト」はいない・・・




 なぜなら私は「ヨーロッパ・エレガント・ツーリスト」だから・・・である!!




 今回はそれほど長くかけようとも思っていないので恐らく3ヶ月から…長くても半年以内のミッションになるだろう・・・





 今の私は新たなミッションに対する「高揚感」と・・・




 それ以上に遥かに巨大な「面倒くさい」という気持ちに満ち溢れている…





 今度の旅行こそ…





 良いストーカー先に恵まれ続けますように…!!!





 乞う!ご期待??

日本沈没(千葉・日本)

2007-06-16 18:32:57 | 日本一時帰国時
2007.06.16


 小松左京氏の小説だと思ったが「日本沈没」という小説がある。映画化もされ名作に数えられている作品なので知っている者も多いかと思う。

 私が「プロフェッショナル」としてこれを知ったのはまだ幼少のみぎりで“所詮は夢物語”の話だと思っていたが…





 今にして思うとこの物語はあながち空想だけの産物では無いと考えるようになってきている…

 この「テリブル・ストリー」は徐々に実現しつつあるのだ…

 それも我々にも見える形で…




 例えば今回渡航した国の一つで「ウィーン旅行の帰り道のついでにアジア最大のハイライト」として訪れたモルジブという国は地球温暖化が進めば国土全てが海抜以下になり水没してしまうとの事だ…

 まあモルジブのような小さい島国を例に挙げるとちょっと極端かも知れないが…

 同じ島国の一つ“日本”もこれを“他山の石”等と笑ってはいけないだろう…


 それに一つ重大な事はこれは自然災害ではなく“人為災害”といってもいいことなのである…


 地球上に増えすぎた人類という種…、それが快適に生きようと自然界のバランスを破壊し続けた結果が現在の温暖化につながり…、そしてそれがブーメランとなって人類に厄災となって跳ね返ってくる…


 このように全てが人類の行為から因果関係で巡り巡って人類の障壁として立ち塞がってくるのをどう防ぐのかこそが物質文明に侵された現代人類の最大の課題なのかもしれない…




 そして話を「日本沈没」と当初のテーマに戻って解析してみると…、もう既に“その事は始まっている”ということに「プロフェッショナルとしての明晰な頭脳」が告げてきた…


 



 それも恐ろしく…そして身近な所で…私はもう既に被害者となっていたことに気付いたのだった…









 おパパ上様・おママ上様に甘えて過ごす“実家”という名の蜜の味はあまりにも甘く…。ついつい昼頃まで寝てしまったり…、お菓子を出して頂いたり…、快適すぎて中々家から外に出る事もまま成らないし…

 外に出たら出たで整った交通網に豊富な物質…、大抵の場所で欲しい物が欲しいクオリティーで入手できるし…言葉も通じるし…困る事等一つもない…



 任務遂行中は…基本的に面倒くさい事から全てが始まるが…、



 ここでは全てが快適化から始まっている…



 このままここにいた方が楽なんじゃないのか…?


 そう思わせ、人をその場所に繋ぎ止める“魔力”をこの島国は有している……




 はっきり言おう!!


 この状態は…、小さい世界での話かもしれないが…



 「日本沈没」の“事実”を裏付ける好例では無いだろうか…??














 えっ????



 なになに…???






 それはお前が「日本で沈没」してるだけだって…????








 うむっ!!


 そういう解釈も…




 まあありとしておこうか……!!!





 しかしここは「プロフェッショナル」として敢えて警鐘を鳴らそう…


 
 油断をしていると…


 次の「沈没」という厄災は貴方の身の上に降りかかっていく、と……







 ちなみにこの「日本沈没」という作品…別に興味も無いから映画も小説も見た事が無く「プロフェッショナル」としてはストーリーなんて全く知らないよっ!

 と、いう事実も付け加えておこう…


早起きは3文の得・・・(千葉・日本)

2007-06-13 13:46:28 | 日本一時帰国時
2007.06.13

「早起きは3文の得」

という諺がある。


そもそも”諺”等とは時代の変遷と共に、現状とそぐわなくなり”事実”と”真実”がかけ離れていくものも多々あるが…

この諺は時代の流れに影響を受けない”真理”の一つだろう…

それを示す好例を私はいま「プロフェッショナル」として目の当たりにしている・・・




今いるネットカフェ…


通常は3時間1000円なのだが…

1200時までに入店すると…


なんと200円引きで800円に…


なんて「お得」なのでせうか・・・・・・


あぁ~・・・しあわせ~…




でもせっかく早起きしても(といっても起きたのは1000時くらいだったような気が…)こんな事をやっているようじゃ…



どんどん「駄目人間化」が加速していってるような気がする今日この頃の「プロフェッショナル」である・・・

ジャパンにて・・・(千葉・日本)

2007-06-05 20:14:23 | 日本一時帰国時
2007.06.05



 ミッション・ジャパンを開始して今の所順調に物事が進んでいる・・・





 しかし、久しぶりに訪れたこの国で嘆かわしい事態が発生していた。


 おそらく私などよりこの国にいるものの方が詳しいだろうが・・・


 「ネットカフェ難民」


 なるものが発生しているらしい・・・





 働きもせず、夜泊まる場所も無いのでネットカフェに避難して「サービスパック」を利用して低料金で宿泊費を浮かせているらしい・・・



 なんとも嘆かわしいことではないか!

 いい若者が・・・職にもつかずになんと贅沢な身分なのだろうか!!


 両親は心で泣いているに違いないのだ!!



 甘えてばかりで大人に年だけはなってそれでいて精神的には子供のまま・・・


 それでこの国の将来を担っていけるだろうか??


 この体たらくに私はいち「プロフェッショナル」として落胆を禁じえない・・・



 肥えた豚共とこんな奴等や一緒である!


 恥も外聞もあったものじゃない・・・・・・
















 えっ??


 私がどこでネットしてるかって???









 いや~・・・・・・・




 ・・・・・・・そのぅ~・・・・






 家にネットがないのでネットカフェに来てるのですが・・・・・・







 えっ??


 でも短時間でパッと切り上げて・・・・




 と行きたい所だけどお金も勿体なので「サービスパック」で・・・そのぅ・・・・





 今日何時間かって???






 いやいやそんなに・・・






 ほんの6時間ほどで・・・・








 ・・・・・・・・・・・・・・・





 ・・・・・・・・・・・・・・・・







 どうやらこの「プロフェッショナル」・・・


 旅行界からネットカフェ難民界に参入してしまったようである・・・